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チャンネルノード(CHOP)ネットワーク ¶
CHOPネットワークには、アニメーションカーブや音声などの時間ベースのチャンネルデータを制御するためのチャンネルノード(CHOPs)を格納します。
Houdiniは、/chにデフォルトのCHOPネットワークを作成します。
また、シーンレベルで、あなた独自のCHOPネットワークを作成することもできます(例えば、キャラクタの中にキネマティクスを制御するためのCHOPネットワークを作成することができます)。
CHOPsを接続することで、チャンネルデータを読み込んだり取りに行ったりするノードから始めて、そのチャンネルを修正するといったチャンネルデータの流れを制御します。
CHOPネットワークによって生成されたデータをMotion FX Viewタブで確認することができます。
    
CHOPのフラグ ¶
| アイコン | キー | 説明 | 
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                 | Q または B | Bypass はノードを無効にし、そのチャンネルを未変更のまま出力に渡します。これは、CHOPビューア内でそのノードの効果をテストして可視化するのに役立ちます。 このBypassフラグがオンの時は、そのノードの左側のフラグが黄色に点灯します。 | 
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                 | E | Export は、このノードのデータのチャンネル名に相当するチャンネルを上書きします。 例えば、ノードが生成したチャンネルに 通常では、ノードのExportフラグをクリックすると、それ以外の他のノードすべてのExportフラグが無効になります。 Exportフラグを⇧ Shiftクリックすることで、一度に複数のノードをエクスポートすることができます。 このExportフラグがオンの時は、そのノードの左から2番目のフラグが明るいオレンジ色に点灯します。 | 
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                 | T | Output は、このノードの出力をCHOPネットワークの出力として設定します。 このOutputフラグがオンの時は、そのノードの左から2番目のフラグが暗いオレンジ色に点灯します。 | 
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                 | R | Display は、CHOPビューアに表示させるチャンネルのノードをマークします。複数のノードにこのフラグを設定/クリアすることで、ビューア内でそれらのチャンネルを同時に表示することができます。 通常では、ノードのDisplayフラグをクリックすると、そのノードのDisplayフラグのみが有効になります。 Displayフラグを⌃ Ctrlクリックすることで、排他的にDisplayフラグが設定されて、それ以外の他のノードすべてのDisplayフラグが無効になります。 このDisplayフラグがオンの時は、そのノードの右側のフラグが青色に点灯します。 | 
他のCHOPのフラグ ¶
ノードをクリックして Flags サブメニューを開くことで、このフラグを設定することができます。
| アイコン | キー | 説明 | 
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                 | None | Lock はノードの出力チャンネルを“フリーズ”してキャッシュ化します。このノードは、ロックされると、クックせずに“フリーズした”チャンネルを使用します。これは通常では必須ではなく、(このフラグはノード上でクリックできず、ホットキーもないので)混乱を招く可能性がありますが、以下の2つのメリットがあります: 
 ノードをロックすると、バッジがノード上に表示されます。 この“ロック”とロックされたデジタルアセットを混同しないでください。 |