Houdini 18.5 リファレンス スタンドアローンのユーティリティ

husk

Karmaまたは一部の他のHydraクライアントを使ってUSDファイルをレンダリングするためのコマンドラインユーティリティ。

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husk [options] usd_file [-o image_file]

Tips

  • LinuxとMacOSでは、コマンドラインでhuskプロセスにSIGUSR1シグナルを送信(kill -USR1 pid)することで、現在のレンダリングの スナップショット 画像を強制的に書き出せることができます。

オプション

情報

--help

このヘルプを表示します。

--version

レンダラーのバージョン文字列をプリントします。

Karma

--properties

Karmaが理解するすべてのレンダリングプロパティの名前とそれらのデフォルト値をプリントします。

--property-definition

Karmaが理解するすべてのレンダリングプロパティに関する全情報をプリントします。

--property-definition-file filename

Karmaが理解するすべてのレンダリングプロパティに関する全情報をファイルに保存します。 filename-を指定すると、その情報が標準出力に書き出されます。

--procedurals

すべてのプロシージャル定義をプリントします。

--filters

Karmaが理解するフィルターとOraclesに関する情報をプリントします。

-p/--pixel-samples samples

ピクセルあたりのサンプル数。 デフォルトは128です。コマンドラインにこれを指定することで、USDファイル内のすべてのレンダリング設定がオーバーライドされます。

--bucket-size pixels

レンダーバケットのサイズ(単位はピクセル)。 デフォルトは128です。コマンドラインにこれを指定することで、USDファイル内のすべてのレンダリング設定がオーバーライドされます。

--tile-count xcount ycount

huskは大きな画像を複数のタイルでレンダリングすることができます。 このオプションには、X方向とY方向のタイル数を指定します。 --tile-indexオプションと併用してください。

--tile-index index

単一画像をタイルに分けてレンダリングする時、このオプションにはレンダリングしたいタイルのインデックスを指定します。 このインデックスは0から始まります。 タイルの数は--tile-countオプションで決まります。

--tile-suffix suffix

単一画像をタイルに分けてレンダリングする時、このオプションには--tile-indexを使用して展開される画像ファイル名の接尾辞を指定します。 このオプションは-oオプションと同じルール(例えば、_tile%02d)を使用します。 タイルインデックスを展開するエクスプレッション内のF変数はタイルインデックスを表現し、N変数は(0ではなく1から始まる)1ベースのタイルインデックスを表現します。

--disable-lighting

すべてのライティングを無効にします。

--ao-samples samples

アンビエントオクルージョンのサンプル数(ヘッドライトシェーディング)。 デフォルトは0です。

--ao-distance n

アンビエントオクルージョンのカットオフ距離。デフォルトは1です。

--lock-random seed

乱数シードとしてフレーム番号の代わりにseedを使用します。

--dicingcamera prim_path

指定したPrimパスのカメラを使ってDicing(賽の目化)します。これを指定しなかった場合、Karmaはレンダーカメラを使ってDicing(賽の目化)します。

--optimize-offline level

現在のところ、このオプションは無効で何の効果もありません。

USD

--usd-input filepath

レンダリングするUSDシーンファイル。

--list-settings

シーン内のRender Settings Primに関する情報をプリントします。

--list-cameras

シーン内のカメラに関する情報をプリントします。

--purpose tokens

レンダリングするPurpose(s)。 ここには、Purposeをカンマで区切ったリストを指定します。デフォルトはgeometry,renderです。

--complexity token

レンダリングするジオメトリの複雑さ。選択肢はlowmediumhighveryhighです。

--disable-motionblur

instantaneousShutterレンダー設定を上書きして、強制的にシャッターの閉時間をシャッターの開時間と同じにします。 これによって、実質的にモーションブラーが無効になります。

-s/--settings prim_path

指定したPrimパスのRenderSettingsを使ってレンダリングします。

--prerender-script python_file

レンダリングする前に、指定したPythonスクリプトを実行します。 このスクリプト内でstage変数を使用することで、レンダリングされるUSDステージを参照することができます。 このスクリプトは、USDファイルが読み込まれた後からSettings Primを読み込む前/レンダリング前の間で実行されます。 python_file引数は複数の引数に解析されます。 スペースを含んだ引数を適切に引用符で閉じるように注意してください。 hou.frame()関数はレンダリングされる最初のフレーム小数点を返します。

--preframe-script python_file

各フレームがレンダリングされる前に、指定したPythonスクリプトを実行します。 このスクリプト内でstage変数を使用することで、レンダリングされるUSDステージを参照することができます。 このスクリプトは、USDファイルが読み込まれた後からSettings Primを読み込む前/レンダリング前の間で実行されます。 python_file引数は複数の引数に解析されます。 スペースを含んだ引数を適切に引用符で閉じるように注意してください。 hou.frame()関数はレンダリングされる最初のフレーム小数点を返します。

--postframe-script python_file

各フレームがレンダリングされた後に、指定したPythonスクリプトを実行します。 stage変数が利用可能であり、hou.frame()はレンダリングされたフレーム小数点を返します。

--postrender-script python_file

すべてのフレームがレンダリングされた後に、指定したPythonスクリプトを実行します。 stage変数が利用可能であり、hou.frame()は最後にレンダリングされたフレーム小数点を返します。

--usd-trace method

USDのトレース関数を有効にします。 methodは、そのレポートの方法を決めます: report – 各関数の時間とサンプル数をプリントします。

timing – 各関数の経過した時間をプリントします。

chrome – Chromeトレースフォーマットでの閲覧に適したJSON出力を生成します。このオプションには、ログファイルの出力を指定する--usd-chrome-fileオプションが必要です。

このオプションを有効にするとパフォーマンスに大きく影響を与えることに注意してください。

--usd-chrome-file filename

--usd-trace methodオプションとこのオプションの両方でUSDのトレース関数が有効になり、このオプションでは、JSONトレース情報が保存されるファイル名を指定します。

RenderSettingsオーバーライド

コマンドラインに以下のオプションを指定することで、USDファイル内のすべてのレンダー設定がオーバーライドされます。

-c/--camera prim_path

レンダリングするカメラのPrimパス。

-o/--output file_path

出力画像ファイルのパス。ここには特定のローカル変数を含めることができます:

$F

現行フレーム番号。

$FN

桁数固定の現行フレーム番号。この桁数はFの後に指定します。例えば、$F4は現行フレーム番号を4桁に広げます(例えば、0001)。

$FF

浮動小数点フレーム。これは、(モーションブラーやシミュレーションのように)フレーム間で評価されるエクスプレッションに関して$Fと値が異なります。

$N

現在レンダリングされているフレームの"順序"番号です(例えば、フレーム範囲の最初のフレーム番号が40だったとしても、1枚目のフレームをレンダリングすると$Nは必ず1になり、2枚目のフレームをレンダリングすると$Nは必ず2になります)。

<F>, <FF>, <F4>

$F, $FF, $F4と同じです。

%d, %g, %04d

$F, $FF, $F4と同じです。

-r/--res width height

レンダリング画像の幅と高さ(単位はピクセル。例えば、--res 1280 720)。

--pixel-aspect float

ピクセルのアスペクト比(ピクセル高さに対するピクセル幅の比率)、デフォルトは1(正方形ピクセル)。

--make-output-path

出力画像の親ディレクトリがまだ存在しなければ、そのディレクトリを作成します。

-f/--frame n

開始フレーム番号。デフォルトは1

-n/--frame-count n

レンダリングするフレームの数(開始フレームを含む)。デフォルトは1

-i/--frame-inc n

フレーム増分。デフォルトは1

レンダリング

-R/--renderer token

代替のHydraクライアントを使ってレンダリングします。

j/--threads n

スレッド数。0は、すべてのプロセッサを使用し、-1は、1個を除くすべてのプロセッサを使用することを意味します。

--fast-exit 0|1

これを0に設定すると、USDシーンとHydraインターフェースが完全に切り離されます。

--snapshot sec

sec秒おきに、レンダリングされた現行状態の画像のスナップショットを保存します。-1は、スナップショットを無効にします。デフォルトは-1

--exrmode mode

-1

HOUDINI_OIIO_EXR変数を使用します。

0

クラシックドライバを使用します。

1

改良されたドライバを使用します。

--mplay-monitor aovs

このレンダリングのMPlayモニターを自動的に起動します。 このモニターを使用することで、画像がレンダリングされていく時の進捗状況を観察することができます。 aovsには、MPlayに表示したいAOVをカンマで区切ったリストを指定します。 例えば、--mplay-monitor Cは(ディスクに書き出される画像が複数のAOVを含んでいたとしても)カラー平面のみを表示します。 --mplay-monitor C,N,diffuseオプションは、検査用にC, N, diffuseの平面をMPlayに送信します。 選択したAOVsをモニターに表示するには、ディスクに保存される画像の中にそれらのAOVsが必ず存在している必要があります。

aovsに単一のハイフンを指定すると(例えば、--mplay-monitor -)、すべてのAOVsがモニターに送信されます。

Warning

モニターを閉じるとレンダリングが終了します。

--no-mplay

MPlayへのレンダリングを無効にします。 このオプションは、ディスプレイが付いていないマシン上(ファーム上)でレンダリングする時に役立ちます。

--mplay-scale scale

MPlayでのレンダリングのスケールを指定します。 これは、モニターもMPlayレンダープロダクトも含みます。 現在のところ、scale引数の値はディスクにレンダリングされる画像の10から100パーセントに制限されています。 MPlay画像はポイントフィルターがかかります。 つまり、ソースピクセルのブラーがなくなります。

--mplay-update seconds

MPlay画像を更新する秒数。

--mplay-session label

labelで指定されたセッションにMPlayレンダリングを送信します。

--mplay-bgimage image

MPlayの背景に表示する画像を指定します。

--mplay-gamma gamma

gammaの値が0より大きければ、MPlayにディスプレイガンマが設定されます。

--mplay-lut lut

MPlayのディスプレイLUTを指定します。

--timelimit sec

sec秒を過ぎるとレンダリングがキャンセルされます。デフォルトの-1は、時間制限なしです。

--timelimit-image

--timelimit-nosave-partial

レンダリングが時間制限を超えると、部分画像を保存しません。

--stdout filename

指定したファイルに標準出力を送信します。

Windowsでは、ファイル名の代わりにconsolewaitまたはconsolenowaitを使用することができます。 consolewaitは出力用のコンソールウィンドウを開き、このウィンドウを閉じないと次のフレームがレンダリングされません。 これによって、高速で流れる出力を読むことができるようになりますが、コンソールウィンドウの面倒を見続ける必要があります。 consolenowaitはコンソールウィンドウを開いて、フレームのレンダリングが終わるとすぐにそのウィンドウを閉じます。 レンダリングが遅ければ出力を読むことはできるでしょうが、これは毎フレームでクリックしてウィンドウを閉じる必要がありません。

--stderr filename:

指定したファイルに標準エラーを送信します。 このファイルは--stdoutで指定するファイルと同じで構いません。

--append-stdout filename

指定したファイルに標準出力を送信し、置換するのではなくてファイルに足します。

--append-stderr filename

指定したファイルに標準エラーを送信し、置換するのではなくてファイルに足します。

--windows-console mode

Windowsでは、このオプションは、リダイレクトオプションを上書きし、出力を表示するコンソールを開きます。 modeにはwaitまたはnowaitのどちらかを指定します。

-V/--verbose level

レンダリング中に何かの情報をプリントします。デフォルトは2

0-9

レンダリング統計の詳細度。 詳細度レベルが8以上だとレンダリングパフォーマンスに影響を与える場合がありますので、問題シーンをデバッグする場合にのみ使用してください。

p

VEXプロファイリングを有効にします(パフォーマンスに影響します)。

P

VEXプロファイリングとNANチェックを有効にします(パフォーマンスに大きく影響します)。

a/A

Alfredスタイルの進捗を有効/無効にします。

e/E

経過時間のメッセージを有効/無効にします。

t/T

タイムスタンプのメッセージを有効/無効にします。

スタンドアローンのユーティリティ

  • abcconvert

    Alembicフォーマット間を変換します。

  • abcecho

    Alembicファイルに関する情報を出力します。

  • abcinfo

    Alembicファイルに関する情報を出力します。

  • chchan

    チャンネルコレクションをアクションチャンネルフォーマットへ(から)コピーします。

  • chcp

    チャンネルコレクションファイルを他のフォーマットにコピーします。

  • chinfo

    チャンネルコレクションファイルに関する情報を出力します。

  • claudio

    CHOPデータ(clip)をオーディオフォーマットへ(から)コピーします。

  • clchan

    CHOPデータ(clip)をアクションチャンネルフォーマットへ(から)コピーします。

  • clchn

    CHOPデータ(clip)をチャンネルコレクションフォーマットへ(から)コピーします。

  • clcp

    CHOPデータ(clip)を他のフォーマットにコピーします。

  • clinfo

    CHOPデータ(clip)ファイルに関する情報を出力します。

  • dsmconvert

    ディープシャドウ/カメラマップをあるフォーマットから別のフォーマットへ変換します。

  • dsmmerge

    2つ以上のディープシャドウ/カメラマップファイルを結合します。

  • dsparse

    ダイアログスクリプトを解析して表示します。

  • gabc

    AlembicとHoudiniのジオメトリ間を変換します。

  • gconvert

    Houdiniポリゴンフォーマット間を変換します。

  • gdxf

    DXFポリゴンをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • geodiff

    ジオメトリの差分を表示します。

  • geps

    EPSファイルをHoudiniポリゴンフォーマットへ変換します。

  • giges

    IGESジオメトリファイルを変換します。トリムNURBSパッチとカーブを扱います。

  • ginfo

    ポリゴンファイルの統計情報を出力します。

  • glightwave

    LightWaveファイルをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • gpdb

    .pdbファイルとHoudiniフォーマットを双方向に変換します。

  • gplay

    ジオメトリビューア。

  • gply

    .plyファイルとHoudiniフォーマットを双方向に変換します。

  • gptex

    ジオメトリファイルからPtexture画像ファイルを作成します。

  • greduce

    ファイルのポリゴンを削減します。

  • gwavefront

    .objファイルをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • hbrickmap

    i3dファイルまたはボリュームプリミティブgeo/bgeoファイルをPixar Brickmapファイルに変換します。

  • hcollapse

    ディレクトリ構造を折り畳みます。

  • hcpio

    CPIOアーカイブコマンドのサブセットコマンドでhipファイルの抽出/折り畳みができます。

  • hexpand

    hipファイルをディレクトリ構造に展開します。

  • hkey / License Administrator

    ライセンスとライセンスサーバーオプションを表示/管理するためのグラフィカルユーザインターフェースを開きます。

  • hrender

  • hsc

    Bloscファイル(.sc)の圧縮または解凍をします。

  • hscript

    コマンドラインのHScriptインタプリタ。

  • hserver

    Houdiniは、このプロキシサーバーを介してsesinetdライセンスデーモンと通信します。

  • husk

    Karmaまたは一部の他のHydraクライアントを使ってUSDファイルをレンダリングするためのコマンドラインユーティリティ。

  • i3dconvert

    3DテクスチャファイルフォーマットをHoudiniジオメトリへ(から)変換します。

  • iautocrop

    ピクセル値に基づいて画像をクロップします。

  • icineon

    10ビットCineonフォーマット画像を8ビットフォーマットへ変換します。

  • icomposite

    画像をレイヤーでコンポジットします。

  • iconvert

    画像フォーマットを変換します。

  • icp

    画像のある領域を新しい画像に分離します。

  • idenoise

    画像ファイルからノイズを除去します。

  • idiff

    画像の差分を表示します。

  • iflip

    画像の向きを反転します。

  • iinfo

    画像に関する情報を出力します。

  • ilut

    標準チャンネルフォーマットまたは他のLUTからLookup Table(.lut)を生成します。

  • ilutcomp

    2つのLUTから1つのLookup Table(.lut)を生成します。

  • ilutinfo

    Lookup Table(LUT)ファイルの情報をプリントします。

  • imaketx

    画像ファイルから.exrまたは.ratのmipmapテクスチャを生成します。

  • imdisplay

    画像をMPlayウィンドウで開きます。

  • iprint

    画像のRGBA値をテキストとして出力します。

  • iquantize

    画像の色数を減らします。

  • isixpack

    立方体の6面を意味する6枚の画像または十字展開した画像から環境/反射マップを生成します。

  • itilestitch

    クロップウィンドウを含んだ一連の画像ファイルを一枚の画像にまとめます。

  • izg

    Z深度画像を8ビットのグレースケールに変換します。

  • Launcher

    Houdini Launcherは、Houdiniとそのコンポーネントをダウンロード、インストール、アップグレード、アンインストールします。

  • mcacclaim

    AcclaimモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcbiovision

    BioVisionモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcmotanal

    Motion Analysis TRCモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcp

    画像シーケンスを動画ファイルに変換します。

  • minfo

    動画ファイルに関する情報を出力します。

  • mqserver

    PDG/TOPs用メッセージキューサーバー

  • sesictrl

    コマンドラインからHoudiniライセンスサーバーオプションを設定します。

  • sesinetd

    Houdiniライセンスサーバー。このプログラムはバックグラウンドで実行されてHoudiniライセンスを管理します。

  • siminfo

    シミュレーションキャッシュファイルの統計をプリントします。

  • spiff

    テキストの差分を表示します。

  • spy

    UNIXファイルシステムを操作するシェルユーティリティ。

  • vexcache

    VEXコンパイルキャッシュを照会または編集します。

  • vexexec

    CVEXシェーダを実行します。