Inheritance |
このクラスは、Houdiniネットワークノードではなくて、 ディペンデンシーグラフノード を参照していることに注意してください。
Nodeオブジェクトには、ワークアイテムにアクセスしたり、ノードをDirty(変更あり)としてマークしたり、ノードを実行したり、ノードグラフを走査するためのメソッドが備わっています。
メソッド ¶
addEventHandler(handle, filter=pdg.EventType.All, pass_handler=False)
→ pdg.PyEventHandler
受信するイベントのタイプの値を使って、ノードにイベントハンドラーを追加します。
handler
引数には、pdg.Eventタイプの引数を受け取るコール可能オブジェクトを指定します。
pass_handler
がTrueの場合、ハンドラー自体が1番目の引数として関数に渡されます。
Falseの場合、イベントオブジェクトのみが関数に渡されます。
addEventHandler(handle, event_types:
pdg.EventType, pass_handler=False)
→ pdg.PyEventHandler
受信するイベントのタイプのリストを使って、ノードにイベントハンドラーを追加します。
handler
引数には、pdg.Eventタイプの引数を受け取るコール可能オブジェクトを指定します。
pass_handler
がTrueの場合、ハンドラー自体が1番目の引数として関数に渡されます。
Falseの場合、イベントオブジェクトのみが関数に渡されます。
cancel()
#cppname PDG_Node::cancel
このノード内でクック中のワークアイテムとまだスケジュールに組まれていない今後のワークアイテムをキャンセルします。 同じノードグラフ内の他のノードは影響を受けませんが、このノード内のワークアイテムに依存する下流のワークアイテムも間接的にキャンセルされます。
cook(block)
→ bool
ノードをクックします。block
は、そのクックがCallerをブロックするのか、そのクックを非同期にするのか決定します。
成功するとTrue
を返します。
cookError(message)
このノードのクックエラーを発生させます。
cookWarning(message)
このノードのクック警告を発生させます。
dirty(remove_outputs)
ノードをDirty(変更あり)としてマークし、そのすべてのワークアイテムを削除します。
remove_outputs
をTrue
にすると、ワークアイテムの出力ファイルがディスク上から削除されます。
PDGグラフがアクティブにクックされている時にノードをDirtyにするのは無効です。
nodeOptions(force_update)
ノードの現行pdg.NodeOptionsを返します。
force_update
がTrue
の場合、それらのオプションは、ノードのonConfigureNode
コールバックを使って再生成されます。
outputFiles(localize)
→ list
of pdg.File
ノードのすべてのワークアイテムから集約した出力ファイルリストをpdg.Fileオブジェクトのリストとして返します。
prepareDirty()
→ pdg.WorkItemDirty
ノードのワークアイテムとその依存関係をDirty(変更あり)にする準備をしますが、その操作をそのノードに適用しません。 代わりに、そのDirty操作は後でそのノードに適用できるようにpdg.WorkItemDirtyインスタンスに格納されます。
removeEventHandler(handler)
ノードからイベントハンドラーを削除します。
removeAllEventHandlers()
ノードからすべてのイベントハンドラーを削除します。
resultData(localize)
→ list
of pdg.File
このメソッドは廃止されました。代わりにpdg.Node.outputFilesを使用してください。
reserveIndexBlock(num_indices)
→ int
num_indices
の数だけ連続するワークアイテムインデックスを確保し、そのリスト内の最初のインデックスを返します。
このメソッドは、上流のワークアイテムデータに基づいてワークアイテム数が可変する動的ノードを実装する時に役立ちます。
このメソッドは、すべてのインデックスが生成された場合にのみ動作します。
つまり、ワークアイテムを追加するコールが実際にその確保された範囲内の値を使用するかどうかはノード作成者次第です。
isCooked
: bool
Property
ノードがクックされるとTrue
に設定されます。
loopDepth
: int
Property
このノードがループブロックの中にある場合、その入れ子ループの深さを返します。そうでない場合、-1を返します。
partitions
: list
of pdg.WorkItem
Property
ノードがパーティショナーの場合、そのノードに保存されているパーティションのリスト。
regenerateReason
: pdg.regenerateReason
Property
このノードがワークアイテムを再生成している場合、このプロパティは、それが再生成された理由を示した列挙値を返します。
scheduler
: pdg.SchedulerBase
Property
ノードのカスタムスケジューラ。このノードにカスタムスケジューラがない場合、pdg.GraphContextのデフォルトのスケジューラが返されます。
workItems
: list
of pdg.WorkItem
Property
このノード上の静的ワークアイテムと動的アイテムの両方の通常のワークアイテムすべてのリスト。
Methods from pdg.NodeInterface ¶
default(parameter_name)
→ int
, float
or str
指定したパラメータのデフォルト値を返します。
inputsForNode(other_node)
→ list
of pdg.Port
指定したノードに接続されているこのノードのポート(s)を返します。何も接続されていない場合、空っぽのリストを返します。
inputsForWorkItem(work_item)
→ list
of pdg.Port
指定したワークアイテムを所有しているノードに接続されているこのノードのポート(s)を返します。 何も接続されていない場合、空っぽのリストを返します。
port(port_type, number)
→ pdg.Port
指定したpdg.portTypeとポート番号のポートを返します。
portCount()
→ int
インターフェース上のポイントの数を返します。
value(parameter_name)
→ int
, float
or str
指定したパラメータの定数値を返します。
attributeInfo
: pdg.AttributeInfo
Property
このPDGノードのアトリビュート情報オブジェクトを返します。
scriptInfo
: pdg.JobScriptInfo
Property
このPDGノードで使用されているジョブスクリプトに関する情報を返します。
topNodeId
: int
Property
このPDGノードに関連付けられているhou.TopNodeの固有セッションID。