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このノードは、ディレクトリ(とオプションですべてのサブディレクトリ)内のパターンに合致したファイル名毎に(またはディレクトリ名毎に)ワークアイテムを生成します。
このパターンフィールドには、合致させたいパターンだけでなく、検索を開始するパスを指定することもできます。
例えば、$PDG_DIR/geo/*.bgeo
は、プロジェクト作業ディレクトリ内のgeo
ディレクトリ内にある.bgeo
で終わるすべてのファイルを検索します。
Note
このパターンは、レンダーファーム上のリモートホストではなくて、そのネットワークをクックしたマシン上で常に展開されます。 展開されたファイル名は、必ず共有ネットワークファイルシステム内の作業ディレクトリ下になければなりません。 このノードは、合致したローカルのファイルパスを自動的に作業ディレクトリを基準としたパスに変換します。
パターン構文の説明は、パターンパラメータを参照してください。
このノードには、ワークアイテムを生成するのに2つのモードがあります:
-
Split Results into Separate Items が有効(デフォルト)な時、合致した名前毎に、アトリビュートにそのファイル名のデータが入った別々のワークアイテムを生成します。
-
Split Results into Separate Items が無効な時、合致したファイルパス群をワークアイテムの出力結果として設定された 1個 のワークアイテムを生成します。
これは、このノードの接続先のノードがResult Dataを操作する場合で役立ちます。
このノードがワークアイテムを生成するように指示される度に(このノードをクックした時、このノードから静的ワークアイテムを事前に生成した時)、 このノードは、そのパターンが最後のクックの時とは別のファイルに合致するかどうか、さらにファイル変更時間が変わっているかどうかをチェックします。 もしそうであれば、変更のあったワークアイテムを更新してDirtyとしてマークします。 そのため、ディレクトリの内容が変わると、通常ではその変更されたワークアイテムのみを再クックする必要があります。
TOP Attributes
Split Results into Separate Items を有効にすると、このノードは、ワークアイテム毎に以下のアトリビュートを設定します。
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string |
ワークアイテムに関連付けられたファイルからファイル名と拡張子を除いたディレクトリ。 |
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string |
ワークアイテムに関連付けられたファイルの拡張子。 File Types を Directories Only に設定した場合、または、パターン定義のパスがディレクトリの時は、設定されません。 |
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string |
拡張子を含んだファイル名。 File Types を Directories Only に設定した場合、または、パターン定義のパスがディレクトリの時は、設定されません。 |
パラメータ
Work Item Generation
このノードが静的または動的なワークアイテムのどちらを生成するかどうか。 このノードのワークアイテムが静的に計算可能かどうか、もしくは、動的に生成させる必要があるかどうか分からないのであれば、通常では、これを"Automatic"のままに設定してください。
Dynamic
このノードが常に動的なワークアイテムを生成します。つまり、上流のワークアイテムが判明するまで待機し、その上流のワークアイテムから新しいワークアイテムを生成します。
Static
このノードが常に静的なワークアイテムを生成します。つまり、ネットワークを実行する前にパラメータ(と上流の静的なワークアイテム)に基づいて必要だと思われるだけの数のワークアイテムを生成します。
Automatic
入力が静的(静的なプロセッサ、静的な入力のみを使ったパーティショナー、マッパー)な場合、このノードは静的なワークアイテムを生成し、そうでない場合、動的なワークアイテムを生成します。
File Types
合致させるタイプ。 Files Only, Directories Only, All (ファイルとディレクトリの両方)を指定することができます。
Pattern
ファイルパスのマッチングに使用するパターン。
このパターンには、ファイルを検索する場所(例えば、$PDG_DIR/geo/*.bego
)を指定します。
パターンには?
(どれかの文字に合致),*
(任意の文字列に合致),[abc]
(大括弧内の文字のどれかに合致)などのワイルドカードを使用することができます。
例えば、*.png
は.png
で終わるすべてのファイルに合致します。
Recursive
Glob Patternパラメータで指定したパスのサブディレクトリに対してもファイル名のマッチングを行ないます。
Result Data Tag
これを有効にして、 Split Results into Separate Items を無効にすると、その出力ファイルパスには、このファイルタグが割り当てられます。 これを無効にすると、このノードは、ファイル名の拡張子に基づいて適切なファイルタグを推測します。
Index From File Sequence
合致したファイル名(例えば、frame001.exr
)から最後の連番を検索し、その値を各ワークアイテムのindex
として使用します。
Split Results into Separate Items
これを有効(デフォルト)にすると、このノードは、合致した名前毎に、アトリビュートにそのファイル名のデータが入った別々のワークアイテムを生成します。 これを無効にすると、このノードは、合致したファイルパス群をワークアイテムの出力結果として設定された 1個 のワークアイテムを生成します。 これを無効にすれば、このノードの接続先のノードがResult Dataを操作する場合で役立ちます。
Error on No Matches
パターンがどのファイルにも合致しなかった場合、このノードはエラーをレポートします。 デフォルトは無効になっていますが、少なくともネットワークの構築とデバッグをしている最中、または、必ず何かに合致させたい場合(例えば、必須のコンフィグファイルを収集したい場合)、これを有効にすると良いでしょう。
Examples
example_top_filepattern Example for File Pattern TOP node
このサンプルでは、File Patternノードでパターンマッチ表現を使ってファイルを読み込む方法について説明しています。
The following examples include this node.
このサンプルでは、2つのCSVファイルを連結する方法について説明しています。
example_top_csvinput Example for CSV Input TOP node
このサンプルでは、CSVファイルからデータを読み込む方法について説明しています。 CSV Inputノードは、CSVファイルを読み込んで、行毎に1個のワークアイテムを生成します。
このサンプルでは、CSV Modifyノードを使ってCSVファイルを制御する方法について説明しています。
example_top_filecompress Example for File Compress TOP node
このサンプルでは、TOP/PDGを使ってファイルを圧縮する方法について説明しています。
example_top_filecopy Example for File Copy TOP node
このサンプルでは、TOP/PDGを使ってファイルをコピーする方法について説明しています。
example_top_filedecompress Example for File Decompress TOP node
このサンプルでは、TOP/PDGを使ってファイルを解凍する方法について説明しています。
example_top_filepattern Example for File Pattern TOP node
このサンプルでは、File Patternノードでパターンマッチ表現を使ってファイルを読み込む方法について説明しています。
example_top_fileremove Example for File Remove TOP node
このサンプルでは、Remove Fileノードを使ってファイルを削除する方法について説明しています。
example_top_filerename Example for File Rename TOP node
このサンプルでは、File Renameノードを使ってファイルグループの名前を変更する方法について説明しています。
example_top_imagemagick Example for ImageMagick TOP node
このサンプルでは、Image Magickノードを使って、画像からサムネイル一覧画像(モンタージュ)を生成したり、画像変換する方法について説明しています。
example_top_jsoninput Example for Json Input TOP node
このサンプルでは、Json Inputノードを使って、JSONファイルに含まれている情報に基づいてワークアイテムを生成する方法について説明しています。
example_top_jsonoutput Example for Json Output TOP node
このサンプルでは、Json Outputノードを使って、ワークアイテムのデータをJSON形式で書き出したり、既存のJSONファイルを再初期化する方法について説明しています。
example_top_renderifd Example for Render IFD TOP node
このサンプルでは、Render Ifdノードを使ってIFDファイルを書き出す方法について説明しています。
example_top_texttocsv Example for Text to CSV TOP node
このサンプルでは、PDG/TOPのText to CSVノードの使い方について説明しています。
example_top_xmlinput Example for Xml Input TOP node
このサンプルでは、PDG/TOPのXML Inputノードの使い方について説明しています。