Houdini 17.5 ノード TOPノード

Perforce TOP node

PDG経由でPerforceコマンドを実行します。

On this page

このノードは、Perforce機能のラッパーとして動作します。 このノードには、p4コマンドを実行するためのインターフェースが備わっています。

Installation

このノードを使用するには、そのノードがジョブを実行するシステム上にPerforceがインストールされている必要があります。

さらに、Perforceノードがそのp4実行ファイルを見つけることができなければなりません。 このノードは、まず最初にPDG_PERFORCEという環境変数を探します。 この変数が定義されていれば、その値をPerforceの実行ファイルのパスとして使用します。 PDG_PERFORCE環境変数が未定義であれば、このノードはp4実行ファイルがシステムのPath環境変数から利用可能なものだと想定します。

TOP Attributes

perforceop

string

実行されるPerforceオペレーション(update, sync, edit, submit, add, change, test)。

overridebin

integer

P4実行ファイルの位置を決定するデフォルトの挙動をユーザが上書きするかどうかを指定します。 これを1に設定すると、ワークスクリプトは、ユーザが指定した独自のバイナリパスを使用するようになります。

perforcebin

string

ここには、ユーザが設定した独自のP4実行パスを設定します。 このパスは、overridebinを1に設定した時にP4実行ファイルのパスとして使用されます。

usefilepattern

integer

update, sync, edit, addのオペレーション用: これを1に設定すると、ワークスクリプトは、fileのタグが付いた入力のリストの代わりにfilepatternで指定されたファイルパターンをP4コマンドで使用するようになります。

filepattern

string

update, sync, edit, addのオペレーション用: usefilepatternを1に設定すると、ワークスクリプトは、fileのタグが付いた入力のリストの代わりに、このファイルパターンをP4コマンドで使用するようになります。

changelistnum

integer

edit, submit, addのオペレーション用: オペレーションに対してchangelist番号を指定します。

changelistchoice

string

デフォルトのchangelistまたは番号付きのchangelistのどちらを使用するかどうかを指定します。

changelistdescription

string

submit, changeのオペレーション用:changelistの説明を指定します。

p4configfile

string

P4コンフィグファイルの場所を指定します。

forcesync

integer

syncオペレーション用:force syncを実行するかどうか指定します。

パラメータ

Node

Operation

Perforce Operation

このメニューから、実行するPerforceコマンドを選択します。

Use File Pattern

Perforceコマンドでファイル入力が必要な場合、このパラメータを使用することで、ファイルパターンを指定することができます。 このパラメータを無効にすると、fileタグが付いた上流のワークアイテムには必ず結果が存在していなければなりません。 このノードは、fileタグが付いたそれらの結果を入力ファイルとしてPerforceコマンドに使用します。

Force Sync

syncコマンドを実行する場合、ここではforce syncを有効または無効にします。

Changelist

Perforceコマンドにchangelistが必要な場合、ここでは、デフォルトのchangelistを使用するか、番号付きのchangelistを使用するのか選択することができます。

Changelist Number

Perforceコマンドにchangelistが必要で、 Changelist オプションをNumberedに設定した場合、ここではchangelist番号を指定することができます。

Description

このパラメータは、changelist説明を必要とするPerforceコマンド用の説明を作成することができます。

Common

P4 Config File

P4コンフィグファイルの場所を指定します。 これは、ジョブの環境内でP4CONFIG環境変数を設定します。

Override Perforce Path

これは、p4実行ファイルのパスを独自のパスで完全に上書きすることを許可します。

Examples

example_top_perforce Example for Perforce TOP node

このサンプルでは、複数のPerforceオペレーションを実行する方法について説明しています。

The following examples include this node.

example_top_perforce Example for Perforce TOP node

このサンプルでは、複数のPerforceオペレーションを実行する方法について説明しています。

TOPノード

  • Attribute Copy

    あるブランチのワークアイテムのアトリビュートを他のブランチのワークアイテムにコピーします。

  • Attribute Create

    入力のワークアイテムすべてに対してアトリビュートを作成または設定します。

  • Attribute Delete

    ワークアイテムからアトリビュートを削除します。

  • Attribute from String

    ファイル名などの文字列からアトリビュート値を解析します。

  • Block Begin Feedback

    For-Loop with Feedbackブロックを開始します。このブロック内のTOPノードは直列で実行され、オプションで入力のワークアイテム毎にループさせることができます。

  • Block End Feedback

    For-Loop with Feedbackブロックを終了します。このブロック内のTOPノードは直列で実行され、オプションで入力のワークアイテム毎にループさせることができます。

  • CSV Input

    CSVファイルのデータをワークアイテムのアトリビュートにコピーします。

  • CSV Output

    ワークアイテムのアトリビュートをCSVファイルに書き出します。

  • Command Send

    実行させたいコードを共有サーバーに送信します。

  • Command Server End

    サーバーブロックを終了します。

  • Deadline Scheduler

    Thinkbox社のDeadlineソフトウェア用PDGスケジューラ。

  • Download File

    1つ以上のURLの内容をファイルにダウンロードします。

  • Environment Edit

    ワークアイテムのコマンドラインが実行する環境下で設定する変数を編集します。

  • Error Handler

    失敗したワークアイテムのエラーハンドル。

  • FFmpeg Encode Video

    静止画像シーケンスを動画に変換します。

  • FFmpeg Extract Images

    動画ファイルから静止画像シーケンスを抽出します。

  • File Compress

    ファイルをアーカイブに圧縮します。

  • File Copy

    実行時またはノードがファイルを生成した時に、ファイルをある場所から別の場所にコピーします。

  • File Decompress

    入力のワークアイテムで指定されたアーカイブファイルを個々のファイルに解凍します。

  • File Pattern

    特定のパターンに合致したファイルに基づいてワークアイテムを生成します。

  • File Remove

    指定したパスのファイルを削除します。

  • File Rename

    ファイルを名前変更または移動させます。

  • Filter By Expression

    上流のワークアイテムを条件付きでフィルタリングします。

  • Generic Generator

    アトリビュートなしでコマンドラインを実行するワークアイテムを生成します。

  • Generic Server Begin

    汎用コマンドサーバーを起動します。

  • Geometry Import

    SOPまたはファイルジオメトリのポイントまたはプリミティブをワークアイテムアトリビュートまたは一時ファイルに読み込みます。

  • HDA Processor

    デジタルアセットをクックするワークアイテムを生成します。

  • HQueue Scheduler

    HQueueを使用してワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • Houdini Server Begin

    持続型Houdiniコマンドサーバーを起動します。

  • ImageMagick

    一括で画像変換、サイズ変更、画像モザイクなどのImageMagickの機能に簡単にアクセスすることができます。

  • Invoke

    入力ジオメトリに対してコンパイルブロックを呼び出します。

  • Json Input

    JSONファイルからデータを抽出してアトリビュートを作成します。

  • Json Output

    JSON出力を生成する色々なオペレーションを実行します。

  • Local Scheduler

    ローカルマシン上でワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • Make Directory

    ディレクトリを作成します。

  • Map All

    上流のすべてのワークアイテムを下流のワークアイテムにマップします。

  • Map by Expression

    エクスプレッションを使って、上流のワークアイテムを下流のワークアイテムにマップします。

  • Map by Index

    上流のワークアイテムをインデックスに基づいて下流のワークアイテムにマップします。

  • Map by Range

    範囲を使って上流のワークアイテムを下流のワークアイテムにマップします。

  • Maya Server Begin

    持続型Mayaコマンドサーバーを起動します。

  • Merge

    上流のすべてのワークアイテムを結合します。

  • Null

    何もしません。

  • OP Notify

    何かしらのTOPワークが完了したことを通知します。

  • Output

    サブネット出力。

  • Partition by Attribute

    アトリビュートに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Bounds

    境界アイテムを使って、ソースアイテムを空間的に区分けします。

  • Partition by Combination

    ワークアイテムを2個毎、3個毎などに区分けします。

  • Partition by Comparison

    既存の比較を使ってワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Expression

    エクスプレッションに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Frame

    フレームに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Index

    インデックスに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Node

    ノードに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Range

    範囲に基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Tile

    軸に平行な境界ボックスを使ってワークアイテムを空間的に区分けします。

  • Perforce

    PDG経由でPerforceコマンドを実行します。

  • Python Mapper

    Pythonスクリプトを使ってワークアイテムをマップします。

  • Python Partitioner

    Pythonスクリプトを使ってワークアイテムを区分けします。

  • Python Processor

    Pythonスクリプトを使ってワークアイテムを生成します。

  • Python Scheduler

    Pythonベースでプログラミング可能なPDG用スケジューラ。

  • Python Script

    スクリプトを実行するワークアイテムを生成します。

  • ROP Alembic Output

    埋め込まれたROP Alembicノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Composite Output

    埋め込まれたROP Compositeノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Fetch

    ROPノードまたはROPネットワークをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Geometry Output

    埋め込まれたROP Geometryノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Mantra Render

    埋め込まれたROP Mantraノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • Render IFD

    Mantraを使ってIFDをレンダリングするワークアイテムを生成します。

  • SQL Input

    SQLクエリの作成と行毎にワークアイテムを生成する入力ノードです。

  • SQL Output

    SQL INSERTクエリを生成する出力ノードです。

  • Send Email

    電子メールを送信します。

  • Shotgun Create

    Shotgunエンティティを作成します。

  • Shotgun Download

    ShotgunからAttachmentをダウンロードします。

  • Shotgun Find

    Shotgunエンティティを検索します。

  • Shotgun New Version

    Attachmentと一緒に新しいVersionを作成します。

  • Shotgun Session

    Shotgunインスタンスに接続するセッションを開始します。

  • Shotgun Update

    既存のShotgunエンティティのフィールドを更新します。

  • Shotgun Upload

    ShotgunでAttachmentを作成します。

  • Sort

    アトリビュートのリストからワークアイテムを並べ替えます。

  • Split

    上流のワークアイテムを2つのグループに分けます。

  • Switch

    ネットワーク分岐を切り替えます。

  • TOP Fetch

    他のTOPネットワークをクックします。

  • TOP Fetch Input

    TOP Fetchで取得したネットワークの入力。

  • Text to CSV

    プレーンテキストをCSVに変換します。

  • Tractor Scheduler

    PixarのTractorを使ってワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • Wait for All

    上流のワークアイテムすべてが完了するのを待ちます。

  • Wedge

    アトリビュート値を色々と変えながらワークアイテムを生成します。

  • Work Item Expand

    ファイルリストまたはパーティションを複数のワークアイテムに展開します。

  • Xml Input

    XMLファイルからデータを抽出し、そのデータを含んだ文字列アトリビュートを生成します。