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概要
このノードを使用するには、ImageMagickをインストールしてください。
このノードは、画像を制御するImageMagickライブラリの関数をコールするワークアイテムを生成します。 Operation パラメータで、画像の編集または合成を行なう色々なビルトインメソッドを選択します。
Tipsとメモ
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このノードは、 オペレーションにモンタージュまたはコンポジットを選択した時でさえも 入力の各ワークアイテムの出力結果ファイルのリストに対して、指定したオペレーションを実行します。
モンタージュまたはコンポジットしたいファイルを表現した入力ワークアイテムが複数ある場合(例えば、File Patternを使って複数のファイルからワークアイテムを生成してから、それらのファイルを画像モザイクに結合したい場合)、このノードの前にWait for Allノードを挿入することで、それらのワークアイテムを1個のワークアイテムに結合することができます。
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画像のサイズ変更/変換を行なう時に 、ファイルを表現した入力ワークアイテムが複数ある場合、デフォルト(Wait for Allノードなし)だと、このノードはそれらのオペレーションを並列で実行します。しかし、(ImageMagickノードの前にWait for Allノードを配置して)1つのプロセスですべてのファイルを変換した方が 非常に 高速です。こうすることで、ファイル毎に別々のスケジューリングと実行によるオーバーヘッドを回避することができます。
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モンタージュ(画像モザイク)は、すべての入力画像が同じサイズの時に非常に上手く動作します。2個のImageMagickノードを繋げれば、片方のノードですべての入力画像を同じサイズに変更し、もう片方のノードでモンタージュを作成することができます。
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モンタージュのオペレーションには、セル毎にエクスプレッションの結果をオーバーレイするためのオプションがあります。これを使用すればWedgeノードによって色々な設定をオーバーレイできるのでは思うかもしれませんが、このノードはまず最初に個々のファイルを表現したワークアイテムを結合する必要があるので、それらのWedgeアトリビュートは消えてしまいます。回避策は、このノードでワークアイテムを結合する前に、ROP Composite Outputを使って、それぞれの入力画像のWedge設定を別々にオーバーレイすることです。
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独自のコマンドラインを記述することで、ImageMagickオプションのフルセットにアクセスすることができます。例えば、背景の黒を透明にオーバーレイ(
-background 'rgba(0,0,0,0)'
)したり、サイズ変更する際に使用するピクセルフィルターを変更することができます。
インストール
このノードを使用するには、(Mac/Windowsなら)ウェブサイトから、(Linuxなら)パッケージマネージャを使ってImageMagickソフトウェアをインストールしてください。
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ワークアイテムが実行する各マシンに手動でImageMagickをインストールしてください (ローカルスケジューラを使用する場合、そのローカルマシンにImageMagickをインストールしてください。レンダーファームを使用する場合、ファーム上のすべてのホストマシンにImageMagickをインストールしてください)。
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ワークアイテムは、そのImageMagick実行ファイルを見つけることができなければなりません。
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imagemagick
実行ファイルは、リモートユーザのコマンドパスから見えるようにしてください。または
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PDG_IMAGEMAGICK
環境変数を定義することができます。ここには、imagemagick
実行ファイルのパスを含めてください。または
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ImageMagick Path パラメータに手動で実行ファイルのパスを入力することができます。
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TOP Attributes
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string |
実行されるImageMagickオペレーション( |
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string |
Result Dataのファイルタグ。 |
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integer |
このノードが |
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string |
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integer |
このノードが |
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string |
実行する独自のコマンドライン。これは、 |
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string |
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integer |
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string |
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integer |
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string |
出力の生成に使用する画像のリスト。 |
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integer |
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string |
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string |
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パラメータ
Operation
このノードが入力画像を制御する方法。オペレーション毎にパラメータが異なります。
Montage
画像をサムネイルサイズに縮小し、それらのサムネイルを矩形グリッド内に並べます。 これによって、一度に複数の画像を一覧化することができます。 一般的には、このような画像のことを モザイク と呼びますが、ImageMagic用語ではモンタージュと呼びます。
Convert
画像を色々なフォーマットに変換したり、サイズを変更します。
Composite
複数の画像を上に合成します。これは、類似画像を比較するのにも役立ちます。
Order By
入力の画像を出力画像グリッド内に並べる順番(左から右、上から下)。
ワークアイテムのindex
アトリビュートまたは入力画像のファイル名の順番で並べることができます。
Overlay
このノードは、画像グリッドの各"セル"上にテキストをオーバーレイすることができます。 例えばレンダリング結果を比較する際に、画像ファイル名をオーバーレイすれば、元の画像ファイルが見つけやすくなります。 Wedgeさせた設定をオーバーレイさせる方法に関しては、Tipsとメモのセクションを参照してください。
None
セル上にテキストをオーバーレイしません。
Filename
セル上に画像ファイル名をオーバーレイします。
Custom Expression
エクスプレッションの出力をオーバーレイします。
Expression
Overlay Mode が"Custom Expression"の時、このエクスプレッションが評価されて、セル上にその結果がオーバーレイされます。
Width
出力画像(s)の幅。
Height
出力画像(s)の高さ。
Preserve Aspect Ratio
これを有効にすると、ImageMagickは、指定した幅と高さの範囲内でアスペクト比を維持しつつオリジナル画像のサイズを変更します(空っぽの空間が残ってしまう可能性があります)。 これを無効にすると、ImageMagickは、指定した幅と高さの通りのサイズで画像を 伸縮 させます。
Image Quality
JPEGファイルを出力する時に使用する画像品質。
Output Filename
出力ファイル名。
このファイル名に{attributename}
文字列を埋め込むと、このノードはその文字列を画像毎に適切な値に置換します。
他にも{inputfilename}
文字列を使用すれば、ファイル変換時にその文字列が ベースファイル名 (拡張子なし)に置換されます。
Split Results into New Tasks
入力のワークアイテムを変換する際に複数の結果が出力される場合(例えば、このノードの前にWait for Allノードを配置して、すべての画像を一括で変換する場合)、これを有効にすることで、出力ファイル毎に別々のワークアイテムに分けることができます。
Composite Operation
入力の画像をコンポジットする方法。
Overlay
前の画像の上に、その画像が表示されるようにアルファ透明度を使って画像をコピーします。
Soft Light
明るいピクセルを明るく、暗いピクセルを暗くしつつ、ピクセル間のグラデーションを滑らかにします。
Multiply
各画像のピクセル値で既存ピクセル値を乗算するので、暗いカラーほど画像が暗くなり、白のピクセルは何の影響もありません。 場合によっては、これは差分、テキストのオーバーレイで役立ちます。
Command Line
これを有効にすると、独自のコマンドラインを記述することができます。
コマンドラインの文字列に特定の{キーワード}
を埋め込むことで、このノードはその文字列を適切な値に置換します。
このノードのパラメータで用意されていない特別なImageMagickオプションにアクセスできるようにコマンドラインを書き換えることができます。
例えば、サイズ変更時に別のピクセルフィルターを適用したり、別のコンポジットメソッドを使用することができます。
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{imagemagick}
–imagemagick
実行ファイルのパス。 -
{input_images}
– 入力画像の文字列をスペースで区切ったリスト(パラメータに応じて並べられます)。 -
{output_image}
– 出力画像のファイルパス。
File Tag
結果ファイルのファイルタグを指定します。
Output Filename
モンタージュ画像とコンポジット画像の出力ファイルパス。
このパスには__PDG_DIR__
を基準としたパスを設定します。
中間結果に関しては、この名前に`@pdg_name`
エクスプレッションを入れてください。
これは、ワークアイテムの名前を出力ファイル名の一部に入れます。
これによって、そのワークアイテムがTOPネットワークで固有の名前になります。
ImageMagick Path
これを有効にすると、ImageMagick実行ファイルのパスを明示的に指定することができます。上記のインストールを参照してください。
Examples
example_top_imagemagick Example for ImageMagick TOP node
このサンプルでは、Image Magickノードを使って、画像からサムネイル一覧画像(モンタージュ)を生成したり、画像変換する方法について説明しています。
The following examples include this node.
example_top_imagemagick Example for ImageMagick TOP node
このサンプルでは、Image Magickノードを使って、画像からサムネイル一覧画像(モンタージュ)を生成したり、画像変換する方法について説明しています。