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このノードは、Houdini Serverワークアイテムを生成できるように汎用Command Serverノードをカスタマイズしたノードです。 このノード内のセッションワークアイテムは、長時間実行型のHoudiniプロセスに関連付けられ、Command Sendノードを使ってHOM Pythonコードを実行することができます。
コマンドチェーンの使い方に関する詳細は、コマンドサーバーを参照してください。
TOP Attributes
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str |
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[int] |
このアトリビュートは、Feedback Beginノードから継承されます。 これは、ループに関連付けられた一連のワークアイテムをループさせる反復回数です。
入れ子のフィードバックループを使用する時は、レベル毎に反復回数を指定したいので、このアトリビュートには配列値を指定することができます。
一番外側のループのループ反復値は |
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int |
このアトリビュートは、Feedback Beginノードから継承されます。 ワークアイテムがどのループに関連しているのかを追跡します。 このアトリビュートは、同じFeedback Beginノード内で複数の独立したループを生成させる時に関係します。 例えば、Wedgeノードを使ってFeedback Beginノードを駆動させる時です。 |
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int |
このアトリビュートは、Feedback Beginノードから継承されます。 このアトリビュートは、ループの合計の反復回数です。 |
パラメータ
Work Item Generation
このノードが静的または動的なワークアイテムのどちらを生成するかどうか。 このノードのワークアイテムが静的に計算可能かどうか、もしくは、動的に生成させる必要があるかどうか分からないのであれば、通常では、これを"Automatic"のままに設定してください。
Dynamic
このノードが常に動的なワークアイテムを生成します。つまり、上流のワークアイテムが判明するまで待機し、その上流のワークアイテムから新しいワークアイテムを生成します。
Static
このノードが常に静的なワークアイテムを生成します。つまり、ネットワークを実行する前にパラメータ(と上流の静的なワークアイテム)に基づいて必要だと思われるだけの数のワークアイテムを生成します。
Automatic
入力が静的(静的なプロセッサ、静的な入力のみを使ったパーティショナー、マッパー)な場合、このノードは静的なワークアイテムを生成し、そうでない場合、動的なワークアイテムを生成します。
Session Count from Upstream Items
このトグルを有効にすると、このノードは、単一のサーバーワークアイテムと、上流のワークアイテム毎にそのサーバーと一緒にセッションを生成します。 無効にすると、上流のワークアイテム毎にサーバーアイテムが生成されます。
Number of Sessions
サーバーと一緒に作成するセッションの数。 各セッションワークアイテムは、同じサーバーを使用した他のセッションと直列でクックされます。 このセッションからCommand Server Endノードまでの一連のワークアイテムのクックが完了した後に、次のセッションが開始されます。
Copy Inputs For
入力ファイルをループアイテムにコピーさせる方法を決定します。 デフォルトでは、上流のファイルがすべての入力ファイルにコピーされますが、1回目のループだけ入力ファイルをコピーすることも何もコピーしないこともできます。
No Iterations
上流の入力ファイルをどのループ反復アイテムの出力にもコピーしません。
First Iteration
上流の入力ファイルを1回目のループの出力ファイルリストにのみコピーします。
All Iterations
上流の入力ファイルをすべてのループの出力ファイルリストにコピーします。
Append Index to Server Name
サーバーを登録する時に、 Shared Server Name の最後にワークアイテムインデックスを追加します。 これは、このノード内で複数の共有サーバーワークアイテムを生成する時に役立ちます。
Server Port
サーバーと通信するTCPポート番号( Connect To Existing Server が無効な時)、 または 、既存サーバーに接続する際に使用するポート番号( Connect To Existing Server が有効な時)。
デフォルト値の0
は、システム側に未使用ポートを動的に選択するように伝えます。
通常では、これがあなたの求めている挙動でしょう。
そのポート番号を特定の範囲内に維持したい(ポート番号が利用できることを保証したい)場合、ここには9000 + @pdg_index
のようなエクスプレッションを使用することができます。
Connect to Existing Server
このトグルを有効にすると、ワークアイテムは新しくサーバーを生成せずに既存のサーバーに接続されます。
Server Address
Connect to Existing Server が有効な時に使用する既存サーバーのアドレス。
Load Timeout
共有サーバーインスタンスに到達可能であるかどうかを初期検証する時に使用するタイムアウト。 通信に成功せずにこのタイムアウトが過ぎると、そのサーバーのワークアイテムが失敗としてマークされます。
Hython Executable
起動させたいhython
実行ファイルのパス。デフォルト値の__PDG_HYTHON__
は、タスクを実行しているマシンの$HFS
のHython実行ファイルを設定します。
ローカルスケジューラに関しては、これは現在起動しているHoudiniセッションの$HFS
に相当します。
以下のパラメータを使用することで、このノードで作成されるワークアイテムのアトリビュートの名前をカスタマイズすることができます。
Iteration
ワークアイテムの反復回数を格納するアトリビュートの名前。
Number of Iterations
合計の反復回数を格納するアトリビュートの名前。
Loop Number
ループ番号を格納するアトリビュートの名前。
See also |