On this page |
このノードは、Houdiniに同梱されているHDAProcessor実行ファイルを使ってクックされるワークアイテムを生成します、 このワークアイテムのアトリビュートは、アセットのパラメータとして適用されます。
TOP Attributes
HDA Processorは、このノードの HDA Parameters フォルダに追加されたすべてのSpareパラメータからワークアイテム上にアトリビュートを作成します。 さらに、以下のビルトインのアトリビュートを作成します:
|
string |
ワークアイテムでクックされるデジタルアセットのパス。 |
|
string |
デジタルアセット内のオペレータタイプ。 Operator Type パラメータを使ってオペレータタイプを指定しなかった場合、このアトリビュートには空っぽの文字列が設定され、そのワークアイテムは.hda内の最初のオペレータを使用するようになります。 |
|
integer |
Number of Inputs パラメータで指定された入力ファイルの数。 |
|
string array |
.hdaに接続されたFile SOP入力に渡される入力ファイル(s)。
この文字列配列の長さは、 Number of Inputs パラメータと |
|
integer |
Write Geometry が有効であれば1、無効であれば0に設定されます。 |
|
string |
Write Geometry が有効な時のそのジオメトリの書き出し先の出力パス。 |
|
string |
出力パスに関連付けられたResult Dataタグ。 |
|
integer |
Save Debug .hip File が有効であれば1、無効であれば0に設定されます。 |
パラメータ
Generation
Asset
Template Node
現行Houdiniセッション内のデジタルアセットのインスタンス。 HDA Processorは、そのアセットのインスタンスをクックし、そのパラメータ値をデフォルトとして使用します。
HDA File
クックするHDAのパス。このパスには、絶対パスまたはHOUDINI_PATHを基準とした相対パスを指定することができます。
例えば、myasset.hda
アセットがhou.homeHoudiniDirectory()
のotls
サブディレクトリ下にあった場合、このパラメータやFile Dependencies
フォルダには、そのアセットをotls/myasset.hda
として指定することができます。
HDA Processorの実行前にそのアセットを作業ディレクトリにコピーする必要がある場合には、 File Dependencies にもこのパスを追加してください。
Operator Type
デジタルアセットから選択するオペレータタイプ。 Operator Type を指定しなかった場合、HDA Processorはアセットをクックした時に最初に見つかったタイプを取得します。
Update HDA Parameters
このボタンを押すと、 HDA Parameters セクションが更新されます。
Filter HDA Parameters
このノード上にプロモートさせたいアセットのパラメータを設定するダイアログが開きます。
Auto Enabled HDA Parameter Expressions
このパラメータを有効にすると、 HDA Parameters に空っぽのエクスプレッションが自動的に設定されます。
Work Items
Work Item Generation
このノードが静的または動的なワークアイテムのどちらを生成するかどうか。 このノードのワークアイテムが静的に計算可能かどうか、もしくは、動的に生成させる必要があるかどうか分からないのであれば、通常では、これを"Automatic"のままに設定してください。
Dynamic
このノードが常に動的なワークアイテムを生成します。つまり、上流のワークアイテムが判明するまで待機し、その上流のワークアイテムから新しいワークアイテムを生成します。
Static
このノードが常に静的なワークアイテムを生成します。つまり、ネットワークを実行する前にパラメータ(と上流の静的なワークアイテム)に基づいて必要だと思われるだけの数のワークアイテムを生成します。
Automatic
入力が静的(静的なプロセッサ、静的な入力のみを使ったパーティショナー、マッパー)な場合、このノードは静的なワークアイテムを生成し、そうでない場合、動的なワークアイテムを生成します。
Cache Mode
ワークアイテムから目的のファイル結果がレポートされるように、プロセッサノードがそのワークアイテムを制御する方法。
Automatic
目的の結果ファイルがディスク上に存在すれば、そのワークアイテムはスケジュールに組まれずにクック済みとマークされます。 そのファイルが存在しなければ、そのワークアイテムは通常どおりにスケジュールに組まれます。
Read Files
目的の結果ファイルがディスク上に存在すれば、そのワークアイテムはスケジュールに組まれずにクック済みとマークされます。 そのファイルが存在しなければ、そのワークアイテムは失敗とマークされます。
Write Files
目的の結果ファイルがディスク上に存在していても、ワークアイテムが常にスケジュールに組まれ、その目的の結果ファイルを無視します。
Iterations
生成するワークアイテムの数。
Priority
有効な時、このノードから生成されたワークアイテムの優先度を設定します。デフォルトの優先度は0です。
Sequential
このトグルを有効にすると、このノードから生成されたワークアイテムは、順々にお互いに依存するようになります。
Asset Input
Create File SOP Inputs
このパラメータを有効にすると、複数のFile SOPsがインスタンス化され、それらが入力としてアセットに接続されます。 これを使用することで、複数のHDA Processorノードを簡単にチェーン接続することができます。
Number of Inputs
作成する入力のFile SOPsの数。デフォルトでは、ワークアイテムのn番目の入力ファイルを使用します。
Custom Input File #
デフォルトでは、このファイルの番号に相当する入力ファイルがFile SOPの入力として使用されます。 このパラメータを有効にすることで、カスタムの入力ファイルパスを用意することができます。
Asset Output
Write Geometry
このトグルを有効にすると、HDA Processorはアセット内のディスプレイノードからジオメトリをディスクに出力するようになります。 アセットにCOPネットワークまたはROPネットワークが含めれば、これを無効にするのに役立ちます。
Output File Name
ジオメトリを書き出す時に出力されるファイルの名前を指定します。
Output Tag
ジオメトリを書き出す時にその結果ファイルに割り当てるタグを指定します。
Save Debug .hip File
このトグルを有効にすると、インスタンス化されたアセット、File SOP、すべてのパラメータ値を含んだデバッグ.hipファイルがディスクに書き出されます。 これは、アセットによる問題を追跡するのに役立ちます。 これを有効にすると実行が極端に遅くなってしまうので、ずっと有効のままにしないように注意してください。
HDA Parameters
このノードのセクションは、選択したデジタルアセットのパラメータインターフェースに基づいて自動的に入力されます。 ここで設定したパラメータは、ワークアイテムアトリビュートにコピーされ、アセットがクックされた時にそのアセットに適用されます。
Files
File Dependencies
このノード内の最初のワークアイテムが実行される前にPDG作業ディレクトリにコピーしておきたいファイルのリスト。 これを使用することで、デジタルアセットやカスタムスクリプトなどのサポートファイルをワークアイテムジョブで利用可能にすることができます。
指定可能なパスは、絶対パスまたはHOUDINI_PATHを基準とした相対パスです。
Examples
example_top_hdaprocessor Example for HDA Processor TOP node
このサンプルでは、PDG/TOPでHDA Processorノードを使ってHDAを分布させる方法について説明しています。
The following examples include this node.
example_top_errorhandler Example for Error Handler TOP node
このサンプルでは、PDG/TOPのError Handleノードの使い方について説明しています。
example_top_hdaprocessor Example for HDA Processor TOP node
このサンプルでは、PDG/TOPでHDA Processorノードを使ってHDAを分布させる方法について説明しています。
example_top_topfetch Example for TOP Fetch TOP node
このサンプルでは、Top Fetchノードを使って、他のTOPネットワークの結果を取得する方法について説明しています。
example_top_topfetchinput Example for TOP Fetch Input TOP node
このサンプルでは、Top Fetch Inputノードを使って、他のTOPネットワークの結果を取得する方法について説明してます。
See also |