sesinetd.options を使ったネットワーク

ライセンス IP マスクがお使いのネットワークのタイプ (class B、class C、あるいは指定したサブネットのリスト) と一致しているか確認してください。一致していない場合、担当代理店のテクニカルサポートにお問い合わせください。

ライセンスの取得は2つのプロセスによって構成されています。 ひとつはライセンスの実際の「チェックアウト」で、これはインストールされたライセンスのIPマスクによって処理されます。2つ目はライセンス サーバ自体から読込めるかどうかということです。 これはライセンス サーバにある sesinetd.options ファイルによって制御されています。

このファイルには以下を含む必要があります:

-V 2 -z 250000 -m

他のオプションの追加もできます(すべて一行に収めて)。

例: 192.168.*.*10.1.*.* の二つのサブネットを持つサイトの場合

ライセンス サーバの sesinetd.options ファイルには以下を含めます:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.*.*,10.1.*.*

これにより、両方のサブネット上のクライアントが (keystring の IP マスクを通じて) ライセンスをチェックアウトし、ライセンス サーバから (sesinetd.options ファイルを通じて) ライセンスの読み込みを可能にします。

sesinetd.options ファイルは以下にあります:

  • Linux: /usr/lib/sesi
  • Windows: H19 以降 C:\Program Files\Side Effects Software\License Server、(H19 以前は C:\Windows\System32)。 このファイルは新規に作成し配置する必要があることに注意してください。
  • Mac: /Applications/Houdini/Houdini19.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin

sesinetd の動作制御の詳細については、sesinetd ドキュメントを参照してください。