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クラウド (Cloud) コンピューティング
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もっとも考慮すべきことは:
- 現在、社屋内のインフラをクラウドに拡張しようとお考えですか?
- 完全にクラウドに移行しようとお考えですか?
- 社屋内とクラウドにどのように接続したいですか? VPN またはファイバーリンクで直接?
- 社屋内とクラウドの間でアセットをどのように管理しようとお考えですか?
- 社屋内またはクラウドのどちらにも設置可能な Houdini ライセンスサーバにどうアクセスしたいとお考えですか?
Houdini ライセンスサーバ
Houdini ライセンスサーバは、社屋施設内またはクラウドのいずれにも配置できます。ライセンス供給コンピュータ、そしてレンダリングノードとして機能するコンピュータがともに システム環境 を満たす必要があります。
デフォルトで、 Houdini ライセンスは次のプライベートネットワークに関連付けられています。
LAL:
+.+.*.*,192.168.*.*,10.*.*.*,172.*.*.*.
そのうち+.+.*.*
はライセンスサーバのネットワーク
GAL:+.*.*.*,192.168.*.*,10.*.*.*,172.*.*.*.
そのうち+.*.*.*
はライセンスサーバのネットワークCloud プロバイダ
AWS
AWS をレンダリングパイプラインに統合すると、分単位のレンダリングワークロードを数千から数万コアまでスケール可能です。スケールアップと同様、スケールダウンも迅速に可能で、信じられないほどの演算の弾力性とコスト管理が可能です。
- AWS Portal (小規模スタジオ)
- Direct Connect (大規模スタジオ)
AWS Portal は、EC2 Spot Instance と呼ばれる AWS EC2 スペア容量を使用し、レンダーファームの作成または、既存のレンダーファームとのブリッジを行います。 AWS Portal は、社内と AWS 間の安全な通信を促進、アセットの送受信とソフトウェアライセンスを処理します。 AWS Portal は、初めて使うのに最も簡単な方法で、必要に応じて社内ストレージからクラウドにデータを自動的にコピーします。 Deadline プラグインを使用してHoudini から実行すると、AWS はすべての外部ファイルの依存関係を取得し、レンダリング (またはシミュレーション) を開始する前にクラウドにアップロードします。 AWS Portal は Deadline の機能で、小中規模スタジオに適したツールです。
クラウドで使用する実制作データ容量の最適化には、 AWS Direct Connect (DX) など、専用ネットワーク接続を使用した利用可能な帯域幅の増加とレイテンシを削減をお勧めします。 DXを使用すると、直前の申請であっても、ダイレクトネットワーク接続を最大40GBまで拡張できます。
数百から数千のマシンがファームに必要な場合、EC2 Spot Instances によるコスト効率化と AWS FSx ファイルシステムなどの使用の検討が考えられます。アセットをクラウドにコピーする必要があり、社内ファイルサーバによって何らかの自動同期ツールが検討できます。AWS DataSyncを使用した利用ごとのデータ同期、または時間に余裕がある場合、AWS Snowball が検討出来ます。
この Quick Start 参照導入ガイドは、VFX のバーストレンダリング用 Linux フレームワークの例を AWS クラウド上に配備する際の手順を段階的で説明し、VFX業界で採用されているコンテンツセキュリティの最良の実践方法や推奨事項を紹介しています。