このCHOPは、入力チャンネルの周波数スペクトルやそれらのチャンネルの配分を計算します。 そのスペクトルを操作して信号に戻すことで、フィルタリングされた信号を取得することができます。
信号をスペクトルに変換する時は、信号を含んだチャンネルから2つのチャンネルが作成されます。 その1つのチャンネルは周波数成分の大きさを含み、もう1つのチャンネルは位相を含みます。 チャンネルの名前は、 <channel name><suffix> で、 <suffix> の部分は大きさまたは位相の接尾辞です。
信号に戻すには、両方のチャンネルが必要です。その接尾辞は、以前のSpectrum CHOPで使用したものと同じでなければいけません。
パラメータ
Spectrum
Convert
信号から周波数スペクトルを計算するか、周波数スペクトルから信号を再構築するかを決定します。
Analyze Segment
有効の場合、チャンネルの小さいセグメントのみが分析されます。 無効の場合、分布はチャンネル全体から計算されます。
Unit Values
Start/Endパラメータをどのように解釈するかを決定します。
Absolute
セグメントは、開始/終了値です。
Relative to Start/End
セグメントは、入力の開始/終了の古い位置からのシフトです。
Relative to Current Frame
セグメントは、現行フレームからのシフトです。
Start
(Unitsで)分析されるセグメントの開始を決定します。
End
(Unitsで)分析されるセグメントの終了を決定します。
Magnitude Suffix
スペクトルへ変換する時に、大きさを含んだチャンネルであると識別するチャンネル名に付加される文字列。
Phase Suffix
Magnitude Suffixと同様ですが、位相チャンネル用です。
Common
これらのパラメータのいくつかは、すべてのCHOPノードで利用できない場合があります。
Scope
影響を受けるチャンネルを決めるために、いくつかのCHOPにはスコープ文字列があります。パターン(例えば、*(すべてに一致)、?(1文字に一致))は、スコープで使用可能です。
以下に可能なチャンネル名マッチングオプションの例を載せます:
chan2
単一チャンネル名に一致します。
chan3 tx ty tz
スペース区切りで4つのチャンネル名に一致します。
chan*
chanで始まる各チャンネルに一致します。
*foot*
チャンネル名にfootが含まれる各チャンネルに一致します。
t?
?は1文字に一致します。t?はtで始まる2文字のチャンネルに一致します。
r[xyz]
rx、ry、rzのチャンネルに一致します。
blend[3-7:2]
指定した範囲の番号のチャンネルblend3、blend5、blend7に一致します。
blend[2-3,5,13]
チャンネルblend2、blend3、blend5、blend13に一致します。
t[xyz]
[xyz]はチャンネルtx、ty、tzに一致します。
Sample Rate Match
Sample Rate Matchオプションは、複数の入力CHOPのサンプルレートが異なる場合を処理します。
Resample At First Input’s Rate
1番目の入力のレートを使って他の入力を再サンプリングします。
Resample At Maximum Rate
一番高いサンプルレートに再サンプリングします。
Resample At Minimum Rate
一番低いサンプルレートに再サンプリングします。
Error if Rates Differ
異なるサンプルレートを受け入れません。
Units
指定したTimeパラメータの単位。
例えば、秒(デフォルト)、フレーム(HoudiniのFPS)、サンプル(CHOPのサンプルレート)の単位で持続する遅延の時間の長さを指定することができます。
Note
Unitsパラメータを変更する時、既存のパラメータを新しい単位に変換しません。
Time Slice
Time Slicingはクッキングパフォーマンスを良くしメモリ使用量を少なくする機能です。慣例上、CHOPは全体のフレーム範囲のチャンネルを計算します。チャンネルをフレーム毎に評価する必要がないなら、全体のチャンネル範囲をクッキングするのは不必要です。必要なチャンネルの部分だけを計算するほうが効率的です。この部分のことをTime Sliceと呼びます。
Unload
CHOPで使われるメモリをそのCHOPのクックが終わったあとにリリースして、次のCHOPにデータを渡します。
Export Prefix
ExportプリフィックスをCHOPチャンネル名の前に追加することで、エクスポートする場所を決めることができます。
例えば、CHOPチャンネル名がgeo1:txで、プリフィックスが/objなら、チャンネルは、/obj/geo1/txにエクスポートされます。
Note
Export Prefix を空白のままにすることができますが、CHOPトラック名をobj:geo1:txのように絶対パスの名前にする必要があります。
Graph Color
すべてのCHOPには、このオプションがあります。各CHOPはGraphポートの表示で割り当てられたデフォルトのカラーを取得しますが、Graph Color下のCommonぺージ内のカラーを上書きすることができます。Paletteには36個のRGBカラーの組み合わせがあります。
Graph Color Step
グラフがアニメーションカーブを表示し、CHOPに2つ以上のチャンネルがある時、これは、虹色のカラースペクトルを指定して、あるチャンネルから次のチャンネルへカラーを別のカラーに定義します。