From Houdini 20.5
API キーによるライセンス設定

API キーによるライセンシングを設定すると、License Administrator 経由で手動のログインをせずとも、ログインベースのライセンシング ができるようになります。

ログインベースのライセンシングを行うと、お使いのマシンに直接ライセンスをインストールせずとも、SideFX ライセンスサーバから直接ライセンスにアクセスできるようになります。ただし、ログインベースのライセンシングによってライセンスにアクセスする際は、ネットへの接続を保つ必要があります。また、SideFX サーバ使用時にログインしないですむよう、ユーザにキーを配布することも可能です。レンダーノードにこのキーを配布することもできます。

API キーの生成

  1. お使いのライセンスのログイン情報を使って、SideFX ポータルにログインします。

  2. Services を選択し、Developers API セクション以下の Manage applications authentication に行きます。

  3. Register a new applicationを選択し、"My API Keys" など好きなアプリケーション名を Name に入力します。

  4. これにより、クライアントIDとシークレットキーが自動的に作成されます。

  5. 下記のような設定が行われているかご確認ください:

API Key Setup

License Administrator を使った API Keys の設定

License Administrator を起動し、 File->Login を選択、 Use API Keys ボタンをクリック、ここに client ID と clientSecret をペーストします。

hserver.ini に API Key を設定

License Administrator 経由での設定が望ましくない場合、 hserver.ini にAPI Keys を指定することも可能です。 hserver.ini の場所はお使いの Houdini (hserver) のバージョン、hserver をサービスとして使用しているかどうかによっても異なります。よって、正確な場所はドキュメントをご参照くださいs。

Windows

以下の例は hserver をサービスとして使用している場合 (デフォルト状態) の例です。 H20.5 以降の場合、C:/ProgramData/SideFX 内の hserver.ini ファイルを編集します。

APIkey 変数を探し出し、編集、 clientID と clientSecret をご自身の情報で置き換えてください。

APIKey= clientID clientSecret

services.msc の HoudiniServer サービスを再起動します。

Linux

$HOME/.local/share/sidefx/ にある hserver.ini ファイルを編集します。なければ作ります。

APIKey= clientID clientSecret

hserver がシステムのデーモンとして動いている場合、 hserver.ini を /user/lib/sesi/hserver に移動する必要があります。このディレクトリが存在しない場合は、sudo で作成が必要です。

OSX

OSX では License Administrator 経由で設定するのが無難です。

これで、License Administrator を起動すると API Key Login でログインしているのが確認できます。File>Logout に行くと (Using API Key) の文字がグレーアウトされています。

詳しくはこちらの ドキュメンテーション を参照してください。 こちらもご参照ください。