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APEXパスパターン構文は、APEXグラフおよびパックキャラクタフォーマット内の特定の要素をフィルタリングして選択できるルールセットです:
APEXグラフ
APEXパスパターンは、graph::FindNodesやgraph::FindPortsなどのグラフ系ノードで使用して、ノードおよびポートの特定のグループを検索します。 また、APEXパスパターンは、グラフ系ノード上のタグやプロパティなどのメタデータをフィルタリングするのにも使用することができます。 タグは、事前構築済みリグコンポーネントでリグ内のノードにラベルを付けたり検索するのに広く使用されています。
パックキャラクタフォーマット
APEXパスパターンをUnpack Folder SOP内で使用して、パックキャラクタフォーマットのネストされたフォルダ構造から特定の要素を抽出できます。
APEXパスパターン構文 ¶
以下の表に、APEXパスパターン構文のルールを示します。表内の“階層レベル”とは、ネスト(入れ子)化したサブネット(APEXグラフの場合)およびネスト化したフォルダ構造(パックキャラクタフォーマットの場合)を指します。
構文 |
説明 |
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名前内の任意の数の文字に一致します。 例えば、 |
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任意の数の階層レベルに一致します。 例えば、 |
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任意の1文字に一致します。 |
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角括弧内の任意の1文字に一致します。 例えば、 |
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グループとアトリビュートは、中括弧内に配置されます。 例えば、 Note グループおよびアトリビュートとのパターンマッチは、パックキャラクタフォーマットでのみサポートされ、グラフ要素ではサポートされていません。 |
パターンと |
複数のパターンは
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丸括弧は、組み合わされたパターンの実行順を示します。 例えば、 |
ポート構文 ¶
graph::FindPortsノードは、以下の構文を使用してグラフポートをフィルタリングすることができます:
<node_path>:<port_name>[in|out][<subport_name>]
-
オプションの
[in]
/[out]
は、ポートがノードの入力ポートか出力ポートかを指定します。 -
オプションの
[<subport_name>]
は、可変長ポート<port_name>
のサブポート名を指定します。
例えば、joint_*:xform[in][leg]
は、joint_
で始まる名前を持つノードの xform 入力可変長ポートのleg
という名前のサブポートに一致します。
関数 ¶
APEXパスパターン関数は、グラフ、グラフノード、ポートに対して特定のフィルタリング処理を実行します。関数はパックキャラクタフォーマットでは使用されていません。
APEXパスパターン構文では、関数は頭に%
が付き、複数の引数を受け取ることができます:
%<function>(<argument1>, <argument2>, ...)
関数 |
説明 |
---|---|
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ノードに対して動作します。
短縮形だと、 例:
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ノードに対して動作します。
コールバック名
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ノードに対して動作します。
短縮形だと、 例:
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ノードとポートに対して動作します。 コネクションを持つすべてのノード/ポートを検索します。 |
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ノードとポートに対して動作します。 入力または出力としてプロモートされる(グラフの入力/出力ノードに接続されている)すべてのノード/ポートを検索します。 また、トップレベルのグラフ入力/出力ノードまで遡ってプロモートされる、ネスト化されたサブネット内のノードとポートも検索します。 |
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ノードに対して動作します。
Propertiesは、ノード上の プロパティの値は、オプションの2つ目の引数として指定することができます。 |
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ノードとポートに対して動作します。
タグは、ノード上の ポートタグは、グラフノード上に
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ポートに対して動作します。
値の型が
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