これは、Parameter VOPに似た高レベルの"meta-parameter"として設計され、フィールドやアトリビュートから取得した値を処理します。 しかし、Houdiniは、Parameterノードを扱うようにこのノードを特別に扱わないため、このノードのUIをプロモートするには、 Promote Interface ▸ UI + Links + Inputs を選択してノードのスクリプトを起動させ、 親ノードまでパラメータをプロモートして作成する必要があります。
パラメータ
Field name
density
のようなフィールド名、P
やv
のような(Global Variables VOPでの)ローカルグローバル変数名、
またはset(P.x, v.y, Pz)
のような(Hscriptエクスプレッションではなく) VEXエクスプレッション の名前です。
Field Type
入力となるフィールドの必要なタイプです。
Promote to type
入力となる値をフィールドから別のデータタイプに変換します。 変換先のデータタイプについては、 Output Type パラメータで参照してください。
Method
例えばベクトルをvector4に変換するなど、入力となるタイプより多いコンポーネントを使ってデータタイプを変換する場合に、 予備のコンポーネントを書き込む方法です。または、変換する時に使用する値を書き込む方法です。
下記のオプションは上位への変換時に使用することができます。
Repeat last comp
入力の最後のコンポーネントを繰り返します。例えば、浮動小数点4.0
をベクトルに変換すると、4.0, 4.0, 4.0
になります。
Pad with 0s
0
で予備のコンポーネントを書き込みます。例えば、浮動小数点4.0
をベクトルに変換すると、4.0, 0.0, 0.0
になります。
Pad with 0s
1
で予備のコンポーネントを書き込みます。例えば、浮動小数点4.0
をベクトルに変換すると、4.0, 1.0, 1.0
になります。
Pad with constant
Padding Constant パラメータの値を使って予備のコンポーネントを書き込みます。
下記のオプションはベクトルから浮動小数点へ変換する場合に使用することができます。
Component n
ベクトルの指定されたコンポーネントの値を使用します。
Min/Max/Average/Sum/Length
ベクトルのいくつかのコンポーネントを単一の値へ結合する指定された関数を使用します。
下記のオプションはvector4からベクトルへ変換する場合に使用することができます。
Truncate
vector4の最後のコンポーネントを省略して、ベクトルを作成します。
Dehomogonize
4番目の(W)コンポーネントにより最初の3つのコンポーネントを分割します。
Fit to Range (unclamped)
結果をクランプ(制限)せずにフィールドの値をターゲット値にストレートに再マッピングします。
Use lookup ramp
浮動小数点やカラーランプにしたがって、フィールドの値を再マッピングします。
Contour
入力範囲の 一番下 にある値に対するコントラストを増減します。ボリュームフィールドでぼかしを制御するときに役立つことがあります。
Soft Clip
入力範囲の 一番上 にある値に対するコントラストを増減します。ボリュームフィールドでぼかしを制御するときに役立つことがあります。
Clamp to Min
出力値をこの最小値にクランプ(制限)します。
Clamp to Max
出力値をこの最大値にクランプ(制限)します。
Final amplitude
この値により上記の操作の出力をスケールします。
Filter
出力に対して行なうフィルタリングのタイプです。"Point"はフィルタリングなしです。
Scale
Filter が"Box"または"Gaussian"の場合のフィルターエフェクトのスケール。
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