Houdini および Unreal Engine 5 によるツール作成の基礎を学びましょう。Project Skylark では、ゲームレベル内に配置するためのプロシージャルアセットを用いて、スタイライズされたルックが生成されています。 テクスチャの多くは、Copernicus ツールセットを使って作成されています。

Unreal 上で、これらのツールを使って家屋や植栽、橋を含む印象的なシーンを構築できます。 

こちらは、Project Skylark の開発で使用されたツールを紹介する短いデモ集です。 

これらはすべて Houdini Digital Asset として作成され、Houdini Engine プラグインで Unreal 5 に取り込まれています。

建物のジェネレータ

鳥の巣箱

ボトル

植物

トリムシート

本ページには、プロジェクトをより深く理解するためのチュートリアルやその他の資料が今後も追加されていく予定です。

UNREAL プロジェクトファイル

Unreal プロジェクトファイルを使って Project Skylark の世界を探索します。家屋や植栽、橋を含むシーンを構築する際に用いられたツールを見ていきましょう。Unreal ファイル内でプロシージャルアセットを扱えるよう、Houdini Engine を適切にセットアップすることを忘れないでください。


橋のチュートリアル

June 26 | Unreal Engine でそのまま使用できる、高い適用性を備えた Wooden Bridge Tool を Houdini 内で構築する方法を学びます。スプラインとベクトル、方向に関するロジックを活用し、設置環境に応じて変化する柔軟な構造を作り、ダイナミックな橋脚や欄干、ロープ、さらにはインスタンスによる釘などの細部を加えて完成させます。また、作成したセットアップを応用して2種類の派生ツールを作成し、すべてを Houdini Digital Asset (HDA) にパッケージ化して、ゲームエンジンとのシームレスな統合を実現します。


ビルジェネレータのチュートリアル

June 24 | シーン内に中世風の家屋を生成する際に直面する、主な課題への対処方法を学んでいきます。ここでは、ユーザが用意したブロックアウトを元に、HDA がすべての窓や柱を自動で配置します。プロジェクトの要件に応じて拡張可能な、堅牢なツールの基盤を構築することが目標です。ツール制作中によく起こる問題への代替的なソリューションも紹介しており、ここで学んだ内容は、今後のツール開発においても活用できるでしょう。


植木鉢のチュートリアル

6月19日公開 | 植木鉢の制作過程について詳しく学びましょう。ユーザはカーブを使って主要な形状を制御でき、それに応じてツールが上部の葉、側面のハンドル、ベース UV の配置を行います。また、Copernicus を用いて植木鉢や花瓶のベースカラーテクスチャを作成します。Copernicus を初めて使う方にとっては、タイリング可能なテクスチャの作成方法や、モデル上でのプレビュー方法を理解する機会になるでしょう。


トリムシートのチュートリアル

6月18日公開 | プロシージャルなトリムシートについて詳しく学びましょう。Project Skylark では、テクスチャを随所に再利用できる手法が求められ、トリムシートがその要件に最適でした。このセットアップでは、まずジオメトリのレイアウトを作成します。それが自動的に Copernicus に渡されると、テクスチャリング工程に進み、トリムシートとそのディテールを作成します。最後のビデオでは、完成したシートを 3D モデルに自動適用する方法を紹介します。


ボトルのチュートリアル

6月18日公開 | プロシージャルなモデリングとスケーリングによるアセット生成について詳しく学びましょう。まずはボトルのジェネレータを作成します。これには、ジオメトリのセットアップ、UV、頂点カラーの処理が含まれます。プロシージャルなセットアップが完成したら、スケーリングによる大量のボトルの生成が可能になります。理論上は数千本超のボトルも生成可能です。Houdini の PDG を活用すれば、ほんの数ステップで、プロジェクトで使用する大量のモデルを生成できます。


岩のチュートリアル

6月18日公開 | Houdini でスタイライズされた岩を作成する方法を詳しく学びましょう。球体に様々なノイズや変形を重ねて、より岩らしい形状に仕上げていきます。


鳥の巣箱のチュートリアル

6月17日公開 | 鳥の巣箱の作成を通じて、プロシージャルモデリングについて詳しく学んでいきましょう。この手法は Project Skylark において、様々な鳥箱アセットを生成するのに用いられました。まずは家の形のジオメトリを作成し、シェイプの減算によって最終的なアセットを完成させます。


雲のチュートリアル

6月17日公開 | Houdini の雲ツールについて詳しく学んでいきましょう。このセットアップの狙いは、ユーザが自分の望む大まかな形を描いたら、ツールがきれいなもこもこした雲を自動生成することです。これを実現するため、いくつかの雲ツールと SOPs を活用します。雲が完成したら、次の課題は、それをゲームエンジンに取り込むことです、 


近日中に、さらなるチュートリアルが追加されます。

Simon Verstraete
プロジェクトリード

Lea Kronenberger
アートリード

Julian Bragagna
テックアーティスト

Marn Schokker
テックアーティスト

Sinai Arias

テックアーティスト

George Hulm
Natsura | 植栽