このオペレータは、いろいろな周波数でうねる波をシミュレーションして、位置や法線の変位のほか、変位量も出力します。
波の変位にはアンチエイリアスがかかっていますが、choppiness(うねり)には、細かい揺れをシミュレーションするために意図的にエイリアスが適用されています。
このオペレータは、主に湖やプールの水のシミュレーションに使用されますが、砂丘や、なだらかな起伏のある地形にも適用できます。 水に使用する場合、考えられるサーフェスシェーダとしてWater Surfaceオペレータを確認して、このオペレータと連携して使用してください。
Displacement Scale(scale)入力は、うねった波や波立つ要素の全体的な変位量を決定します。Chop Amount(camount)入力を使用して、波立った変位のみを制御します。
通常、このオペレータはDisplacementシェーダで使用されます。
その場合、両方のdisp出力をOutput Variablesオペレータの一致する入力に接続します。
また、サーフェスシェーダで表示されることもあり、その場合は、変位した法線を正規化して、
Lighting Modelオペレータの
nN入力に接続します。
Position(P)入力およびNormal (N)入力を接続しない場合、同じ名前のグローバル変数が代わりに使用されます。
通常は、Rest PositionやUV Space Changeを
Pの入力として使用しますので、Nは扱いませんが、
Bump Noiseのようなオペレータにより表面に追加の変位を適用したい場合は例外です。
グローバル変数に直接アクセスする必要がある場合は、
Global Variablesオペレータの一致する入力に接続します。
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