Labs ユーザのみなさん、こんにちは!
今月は、新しいツールやユーティリティ、ワークフローの改善に加え、ガウシアンスプラット向けの新しいツール群も登場しました。作業効率を高めるシェルフツールから、新しい SOP や LOP ノードまで、8 月のアップデートにはアーティスト、TD、パイプライン開発者といったさまざまな部門で役立つ機能が盛り込まれています。
新ツール
標準的な USD ライトと物理ベースのシェーディングを用いて、ガウシアンスプラットをリライトできるノードです。イメージベースライティングやシャドウの有効化にも対応しており、リライト後の結果を元のキャプチャ時の見た目とブレンドすることで、反射素材の質感をより自然に維持できます。
ガウシアンスプラットには通常、信頼性の高い法線情報が含まれていません。このノードでは、元となるサーフェスを再構築し、生成した法線をスプラットポイントに転送することで、後工程でのシェーディングや各種処理に活用できるようにします。
ガウシアンスプラットに記録されたライティング情報を推定して除去し、おおよその拡散反射率(ディフューズアルベド)を復元するノードです。スプラットのサイズに応じて処理を最適化しながら、局所的なディテールを保持し、色のにじみを最小限に抑えます。
パックプリミティブを別のパックプリミティブへコピーできるノードです。複雑になりがちな Copy to Points ネットワークを整理できるため、大規模なインスタンスワークフローでもすっきりと容易に管理できます。
Delete Mismatched Attributes and Groups SOP
ジオメトリを整理するためのノードです。1 番目の入力に存在し、2 番目の入力には存在しないアトリビュートやグループを削除でき、マージやエクスポートの前にジオメトリをクリーンアップしたい場合に最適です。
Rename Attributes and Groups (シェルフツール)
アトリビュートやグループのリネーム時に、パラメータ、VEX スニペット、Python コード、選択したノード内の参照をまとめて更新できるシェルフツールで、手作業による煩雑な修正の手間を省けます。
Select Node (シェルフツール)
ビューポートから、ジオメトリの生成に使用したノードへすばやく移動できます。ノードパス情報が保存されたプリミティブをクリックするだけで、対応するノードが選択され、そのまま編集を開始できます。
Reload Python Modules (ウィジェット)
Python ツールの反復作業をさらに手軽に行えます。このウィジェットを使えば、現在の Houdini セッション内で Python モジュールを直接リロードできます。Houdini を再起動することなく、ワンクリックで変更内容をすぐにテストできます。
ツールアップデート
Labs Vertex Animation Texture 3.1 ROP
新しい Skeletal Mesh エクスポートモードが追加されました。これにより、各フレームの頂点位置を個別にベイクすることなく、ベイク済みのスケルトルアニメーションを直接テクスチャとしてエクスポートできるようになりました。
Labs Sticker Placer
Sticker Placer が SVG ファイルに対応し、Houdini に標準搭載されているノードアイコンを、ネットワークエディタ内のステッカーとして利用できるようになりました。抽出したアイコンフォルダを新しい $STICKER_PATH 環境変数に設定するだけで、すぐにネットワークの見た目を自由にカスタマイズできます。$STICKER_PATH 変数の設定方法についての詳細は こちらを参照してください。

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