Karma Renderer FAQs
- Karma と Mantra の主な違いは?
- Karma は本番制作に使用できる状態ですか?
- H19.5 の Karma CPU、 Karma XPU と Mantra の比較は?
- Mantra はいつまでサポートされますか?
- H20 の Karma XPU および CPU と Mantra との比較
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Karma と Mantra の主な違いは?
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Mantra は Houdini から出力する ifd ファイルフォーマットを使ってレンダリングを行いますが、ifd は Solaris の LOP での対応予定はありません。 Karma は USD ファイルフォーマットを使ってレンダリングを行い、Solaris の LOP コンテクストからのみ使用できます。
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Karma は本番制作に使用できる状態ですか?
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H19 以降、Karma CPU は実制作に対応、新Karma XPU は H19.5 でベータ版となっています。
Solaris をライティングに使用する場合、ビューポートでのインタラクティブレンダリングには Karma XPU を使用し、最終レンダリングに Karma CPU の使用が考えられます。
二つのレンダーエンジンの比較はこちらをご参照ください。
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H19.5 の Karma CPU、 Karma XPU と Mantra の比較は?
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機能 Mantra H19.5 Karma CPU H19.5 Karma XPU 状態 実制作対応 実制作対応 Beta CPU レンダラ 対応 対応 対応 [ハイブリッド] GPU レンダラ 未対応 未対応 対応 [Nvidia] USD/Solaris 対応 未対応 対応 対応 IFD Support 対応 未対応 未対応 Open Image IO 対応 | 環境変数で設定 対応 対応 標準サーフェスシェーダ Principled - VEX Principled - VEX/USD Preview / MaterialX USD Preview/MaterialX VEX シェーディング 対応 trace() 関数などに対応 未対応 CVEX: レンズシェーダ 対応 対応 Karma Physical Lens CVEX: ボリュームプロシージャル 対応 今後のリリースで計画中 未対応 トゥーンシェーディング VEX シェーディング VEX シェーディング 未対応 ラウンデッド・エッジ/ダートマスクのレンダリング 対応 対応 未対応 テクスチャベイキング 対応 一部サポート 未対応 MaterialX サーフェスシェーダ 未対応 Mtlx Standard Surface/USD Preview Mtlx Standard Surface/USD Preview MaterialX Disney 2012/2015 未対応 未対応 未対応 カスタム MaterialX PBR シェーダ 未対応 対応 今後のリリースで計画中 MaterialX SSS 未対応 対応 対応 MaterialX カラーマネジメント 未対応 今後のリリースで計画中 今後のリリースで計画中 MaterialX ディスプレイスメント 未対応 対応 対応 マテリアルオーバーライド マテリアルスタイルシートを使用 [USD] | マテリアルのアサイン後、Material Variation LOP を使用 [USD] | マテリアルのアサイン後、Material Variation LOP を使用 アダプティブサンプリング 対応 対応 未対応 モーションブラー 対応 対応 対応 被写界深度 対応 対応 対応 物理的 Sub Surface Scattering 対応 対応 未対応 ランダムウォーク サブサーフェススキャッタリング 未対応 対応 対応 ボリューム 対応 対応 対応 [Pyro Preview Shader] ハイトフィールド 対応 Solaris 経由で対応 Solaris 経由で対応 インスタンシング 対応 対応 対応 ネスト化インスタンシング 未対応 対応 対応 [固定値レベルのみ] Deferred Geometry Load 対応 今後のリリースで計画中 今後のリリースで計画中 サブディビジョン HoudiniSubdiv/OpenSubdiv OpenSubdiv OpenSubdiv ディスプレイスメントシェーディング 対応 対応 対応 群衆対応 対応 一部対応 | USDSkel に対応も最適化は今後 一部対応 | USDSkel に対応も最適化は今後 NURBS 対応 固定値でのテセレーション 固定値でのテセレーション レンズシェーダ 対応 カスタム VEX レンズシェーダ Karma Physical Lens Absorption and Nested Dielectrics 対応 Nested Dielectrics 未対応 Pyro Shader for Volumes 対応 対応 簡易的な制限付きのバージョン HdCoordSystem support for shaders No 対応 未対応 Uniform Volume Geometry 対応 対応 未対応 デノイズ Optix | Intel Optix | Intel Optix | Intel AOVs 対応 対応 対応 [LPE 無] Deep Images 対応 対応 未対応 Cryptomatte 対応 対応 未対応 Light type: Point Point Light 対応 対応 Light type: Dome Environment Light 対応 対応 Portals on Dome Light Portal Light 対応 今後のリリースで計画中 Light type: Distant Distant Light 対応 対応 Light type: Disk Area Light 対応 対応 Light type: Rectangle Area Light 対応 対応 Light type: Sphere Area Light 対応 対応 Light type: Cylinder Area Light 対応 対応 Light type: Geometry Geometry/Volume Light 対応 (points, curves, meshes, volumes) 今後のリリースで計画中 Light type: Portal 対応 対応 (points, curves, meshes, volumes) 未対応 Shaping Control: Cone Spot light 対応 対応 Shaping Control: Focus 対応 対応 対応 Shaping Control: Barn Doors 対応 対応 対応 Shaping Control: IES マッピング 対応 対応 今後のリリースで計画中 ライトフィルタ 未対応 対応 対応 [固定セット] ライトリンキング 対応 対応 [ジオメトリライト以外] 対応 [ジオメトリライト以外] ジオメトリライト 対応 対応 [ポイント, カーブ, メッシュ,ボリューム] 未対応 Hair & Fur 対応 対応 対応 カーブレンダリング 対応 対応 [チューブ、リボン、方向付きのリボン] 対応 [チューブ] ポイントのレンダリング 対応 対応 未対応 ビューポートレンダリング 対応 対応 対応 Render View 対応 Solaris Viewport/Render Gallery Solaris Viewport/Render Gallery Interactive Mplay 対応 対応 対応 [クリックによるレンダリングには未対応] レンダースナップショットギャラリー 対応 対応 対応 ディスクへのレンダリング出力 対応 対応 対応 HQueue - 分散レンダリング 対応 対応 対応 スタンドアロン、コマンドラインレンダリング 対応 Husk 経由で対応 Husk 経由で対応 チェックポイントレンダリング 対応 Husk 経由で対応 未対応 VEX 関数 - gather loops 対応 Simple Trace のみ (シェーディング無) 未対応 - illuminance loops 対応 対応予定なし 未対応 - trace 対応 Simple Trace のみ (シェーディング無) 未対応 Path Guiding 対応 Simple Trace のみ (シェーディング無) 未対応 Frustrum VBDs 未対応 対応 対応 Light Shaping 対応 対応 対応 Per Instance Property Overrides 対応 対応 未対応
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Mantra はいつまでサポートされますか?
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Mantraの開発は重要なバグ修正のみに限定され、このサポート体制は 2024 年末 (Karma XPUのリリースから2年後)まで継続予定であり、その時点で Karma が Houdini の唯一のサポート対象のビルトインレンダラとして引き継がれる予定です。AUP に加入していれば、少なくとも2025年までは、サポート対象外となったMantra ライセンスも運用可能になる予定です。
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H20 の Karma XPU および CPU と Mantra との比較
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主要領域の機能が Karma CPU と同等化し、Solaris のルック開発およびライティング環境との親和性も高いことから、本番制作での Karma XPU の使用が可能になりました。
Karma XPU および CPU と、レガシーレンダラである Mantra との機能を比較をする際は、以下のリンク先にアクセスしてください。 なお、今後行われる開発はすべて Karma が対象となりますのでご注意ください。