Houdini ライセンス管理 FAQs


Houdini 製品のライセンス文字列

下記のテーブルがそれぞれの Houdini 製品タイプとそれに関連するライセンス文字列を示しています。
*注: 以下の "Renderer" は Mantra レンダラーです。

ライセンスカテゴリ 製品名 ライセンス文字列 デフォルト数量
商用ライセンス Houdini FX Houdini FX 1
Renderer 5
Karma Renderer 5
Houdini Core Houdini 1
Renderer 5
Karma Renderer 5
Houdini Engine Houdini Engine 1
Renderer 1
Karma Renderer 1
限定商用ライセンス Houdini Indie Houdini Indie 2
Renderer (Non-Commercial) 2
Karma Renderer (Non-Commercial) 2
Houdini Engine Indie Houdini Engine Indie 1
Renderer (Non-Commercial) 1
Karma Renderer (Non-Commercial) 1
教育用 Houdini Education Houdini Education 1
Houdini FX (Non-Commercial) 1
Renderer (Non-Commercial) 10
Karma Renderer (Non-Commercial) 10
Houdini Engine Education 10
非商用 Houdini Apprentice Houdini FX (Non-Commercial) 1
Renderer (Non-Commercial) 1
Karma Renderer (Non-Commercial) 1

Houdini 製品キー文字列に関して

各キー文字列は次のキーワードで始まります: SERVER, LICENSE, UPGRADE または EXTEND.

SERVERキー文字列はそのコンピュータでの Houdini を実行を可能にするキー文字列です。

各 Houdini 製品キー文字列は LICENSE という単語で始まります。LICENSE キー文字列には License ID というID が含まれています。この IDで、製品名、本数、バージョン、有効期間、サポートの有無が確認されます。

あるライセンスへの追加となるキー文字列は UPGRADE または EXTEND または CHANGEIP で始まり、既存ライセンス ID または 製品文字列に対して適用されます。

ライセンスを返却する場合、関連するライセンス文字列をすべて返却する必要があります。

Houdini ライセンスの仕組み

Houdini のライセンスシステムは、 クライアント・サーバモデル であり、一台のライセンスサーバと一台以上のクライアントで構成されます。ネットワークライセンスの場合、サーバとクライアントは通常別々のワークステーションですが、ワークステーション (ノードロック) ライセンスでは、ライセンスサーバとクライアントのプロセスが同一ワークステーション上で走ります。

ライセンスサーバ (プロセス) は sesinetd と呼ばれ、ライセンスのチェックイン・チェックアウトを管理します。ユーザが Houdini 製品を起動、ライセンスが必要となる場合、クライアントライセンスプログラムである hserver に通信を行い、hserver が ライセンスサーバ (sesinetd) と交信を行います。sesinetd は、ライセンスの状態を確認し、有効なクライアントに対しライセンスを許可し、クライアントが終了すればライセンスを引き上げます。 hserver がクライアントワークステーション上で走っていない場合、Houdini を起動することはできません。 Linux と Mac OSX 上では、Houdini 起動時に hserver も起動します。また、コマンドラインから実行することも可能です。 Windows 上では、hserver も sesinetd もサービス (それぞれ HoudiniServer と HoudiniLicenseServer) として実行されます。

ネットワークライセンスでのライセンス通信図:

Remote License

ワークステーションライセンスでの通信図:

Local License

ライセンスの取得・更新・返却には、License Administrator ("hkey") を使用します。

sesictrl の使用方法

sesictrl は、GUI 無しライセンスユーティリティプログラムで、コマンドラインで起動します。seictrl は、ローカルの hserver あるいはリモート(の可能性あり) sesinetd ライセンス デーモンのいずれかと通信を行います。sesictrl を「-h hostname」で実行すると、sesictrl はライセンス情報を指定されたホストに問い合わせます。指定がなければ、 hserver のプロセスが稼動している限り、ローカルの hserver に問い合わせます。

Usage: sesictrl [-h host] -I key_info
            手動でライセンスをインストール

Usage: sesictrl [-h host] [-p host -P port] [-A <email> <password>] -L [<entitlement name> <quantity>]...
            Email アドレスとパスワードは -A で指定可能。
            そうしない場合、ログインプロンプトが表示される。
            エンタイトルメント名と数量もオプションで指定可能。
            指定しなければ、プロンプトで指定可能。例えば
            エンタイトルメント名は:
                "Houdini FX" "1"
                "Houdini Core 18.0" "5"
                "Render 18.0" "all"
                "Houdini Core" "all"
           などと出来る。

Usage: sesictrl [-p host -P port] [-A <email> <password>] -d id
            ライセンス権利の返却
            (sesictrl -s によって表示される 8文字のライセンス ID を指定)
            Email アドレスとパスワードは -A で指定可能。
            そうしない場合、ログインプロンプトが表示される。

Usage: sesictrl [-h host] -r server_name server_id
            ライセンスファイルからのサーバの削除

Usage: sesictrl [-h host] [options]
  -q        既存ライセンスマネージャの終了
  -Q        プロンプト無しにライセンスマネージャを終了
  -e days   キーのリスト表示の際、N日間で終了するキーのみ表示
  -a        キーの表示の際、期限切れのキーの表示
  -i        ライセンスのロングリスト
  -n        サーバキーの生成
  -s        ライセンスのショートリスト
  -p host   ライセンス返却用 http プロキシホスト名の指定
            $HTTP_PROXY が設定されている場合、このオプションは不要。
  -P port   ライセンス返却用 http プロキシポート番号の指定
  -R id     ライセンスのプールへの返却
  -l file   ログ ファイルの指定
  -v        sesinetd バージョンの表示
  -f        診断情報の生成
  -V level  ログ レベルの指定
                 0 = ログ無し
                 1 = エラー
                 2 = メッセージ
                 3 = 情報
                 4 = デバッグ
  -z size   ログファイル最大サイズの指定
  -u file   ライセンスログファイルの指定
  -W level  ライセンスログレベルの指定
               0 = off
               1 = on
  -y size   ライセンスログファイルの最大サイズの指定

sesictrl は通常、リモートホスト上の sesinetd と交信を行います。
-h オプションにより交信するホストを指定可能です。
このオプションを使わない場合、hserver (が実行されている場合) 
を使ってライセンスホストがどれを検索します。

オプションの詳細は sesictrl --help でも表示可能です。

hserver (クライアントプログラム)

hserver はライセンスクライアントのヘルパープログラムで、ローカルまたはリモートの sesinetd (ライセンスサーバ) プログラムと通信してライセンスを取得します。 クライアント/サーバモデルでは、hserver がクライアントで sesientd がサーバです。

通信には以下のポートが使用されます:
hserver: TCP port 1714
sesinetd: TCP port 1715

hserver 設定ファイル

ファイルにオプションを記述して hserver の動作を制御可能です。
Linux/Mac OSX 上では hserver.opt
Windows 上では hserver.ini 。

Windows

hserver.ini ファイル は、デフォルトでは C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 18.0.xxx\houdini\hserver.ini. にあります。 実行する hserver に影響させるには、このファイルを C:\Windows\System32 に移動させる必要があります。

Houdini Command Line ツールなどのコマンドラインから hserver を起動しようとする場合、単に hserver と入力しても起動しません。 必要な権限が有した上で "net start"と "net stop" コマンドを使用します。したがって、hserver の場合、それぞれ "net start HoudiniServer" および "net stop HoudiniServer" となります。

Linux

hserver.opt ファイルは /opt/hfs18.0.xxx/houdini/hserver.opt にあります。

Mac hserver.opt ファイルは以下の場所にあります。
/Applications/Houdini/Houdini18.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/hserver.opt

hserver の使用法

注: Windows の場合、上記のWindowsの項を参照してください。それから通常通りオプションを渡すことができます。

Usage: hserver [options]

以下のオプション付きで (あるいは無しで) hserver を実行すると、
他の (リモートホスト上からも) Houdini セッションからの
リモート アクセスが許可されます。

  Options:
    -d      デーモン プロセスとしては実行しない (デバッグ用)
    -r N    N個のリモート レンダーの実行のみ許可
    -t N    通信のために使用するスレッド数 N (デフォルト 6)
    -a pct  リモート タスクの拒絶のロード平均値 (0-101)
    -n      非 GUI ライセンスのみ許可
    -G      GUI ライセンスのみ許可
    -m mask 読み込み許可マスクの設定
    -M mask 書き込み許可マスクの設定
    -T N    ソケット読み込みのタイムアウト (ミリ秒)
            負の値であれば、タイムアウトなし

 以下のオプションは、実行中のバージョンの hserver (リモート マシン 
 上の可能性あり) のコントロールもしくはクエリのメカニズムを提供します。

  Options:
    -h host クエリ/コントロールするリモート ホストの指定
    -q      hserver デーモンの終了
    -l      hserver のロード情報を取得
    -g      非 GUI ライセンスの分布の厳密性の緩和
    -p      hserver.opt オプション ファイルの再読み込み
    -V      指定したバージョンの Mantra のコマンドをすべて表示
    -S host ライセンス サーバ ホスト名の変更
    -K <id> サーバ タスクの強制終了。「all」が指定された場合、
            サーバ上で実行中のすべてのタスクが強制終了されます。
    -P <id> サーバ上のタスクの一時停止
    -R <id> サーバ上の一時停止タスクの再開
    -H type N    N 秒だけライセンスのホールド。
                 N に -1 を指定した場合、ライセンスは無期限ホールド。

オプション構成の詳細は、hserver.opt ファイルを参照してください (Windows の場合、 hserver.ini)。

sesinetd (ライセンスサーバプログラム)

sesinetd の動作の制御には:

sesinetd.options ファイルに以下のオプションを挿入します。

  • Linux では /usr/lib/sesi にファイルがあります。
  • Windows ではC:\Windows\System32 にあります。
  • Mac では、ファイルは /Applications/Houdini/Houdini18.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin にあります。
Usage: sesinetd [options]
To query information from a running license server process, use the
sesictrl application.
  Options:
    -v        バージョン情報のプリント
    -n count  処理に使用するスレッド数の指定
    -l file   ログファイルの指定
    -d        Append the current year and month to the log filename
    -V level  ログ レベルの指定
                 0 = ログ無し
                 1 = エラー
                 2 = メッセージ
                 3 = 情報
                 4 = デバッグ
    -z size    最大ログファイル サイズの指定 [デフォルト: 1M]
               例 0.5M = .5 Mb
                    32k  = 32 Kb
                    5000 = 5000 bytes
                    0 = 0 bytes (no maximum size)
    -u file   Specify license log file
    -W level  Specify license log level
                 0 = off
                 1 = on
    -y size    Specify maximum license log file size  [default: 1M]
               e.g. 0.5M = .5 Mb
                    32k  = 32 Kb
                    5000 = 5000 bytes
                    0 = 0 bytes (no maximum size)
    -m ipmask  読み込み IP マスクの指定。
           アドレスが一致するクライアントのみサーバへのクエリを許可。
    -M ipmask  書き込み IP マスクの指定。
           アドレスが一致するクライアントのみサーバへの書込みを許可。
    -p port    代替ポートの指定
    -R pidfile 開始時の pid を書き込むファイルの指定
    -U interval 使用量ログ出力用の interval (間隔) を指定します。
    -i file    ピーク使用量のログファイル書き出しのファイル名を指定します。
    -G         ピーク使用量書き出し時にユーザ情報も含めます。
    -B         HTTPS 接続を拒否します。
    -b         HTTP 接続を拒否します (HTTPS 接続は拒否しません)。


注:  書き込み/読み込み IP マスクは sesinetd を開始後は設定できません。
     デフォルト読込マスクは「+.*.*.*,192.168.*.*,10.*.*.*,172.*.*.*」です。
     デフォルト書込マスクは「+.+.+.+」です。
GUI 無し License Administrator

License Administrator (hkey) はGUI付きのユーティリティで、非グラフィック環境で使うことはできないため、代わりに sesictrl が使用できます。主な操作は次の通りです:

非 GUI 環境でライセンス entitlements をインストールする簡単な方法は以下の通りです:

sesictrl redeem

ライセンス用のログインメールアドレスとパスワードを入力するようプロンプトが表示されます。ログイン後は表示される手順に従います。

すでに取得したキー文字列を手動でインストールしたい場合は:

sesictrl install keystring

各キー文字列は、以下のキーワードからはじまります: SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE あるいは EXTEND.

キー文字列取得方法は、 インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法 を参照してください。

sesictrlの詳細は 下記を参照してください。

ライセンス サーバの開始・終了方法

ライセンス サーバは sesinetdという名前です。

ライセンス サーバを開始/終了するには「管理者」権限 (Administrator, Admin, root または sudo) が必要です。

もし最初に Houdini を Apprentice (Local) Licensing モードでインストールした場合、インストーラを再実行し、 Commercial Licensing をインストールすることで必要なサーバツールがインストールされます。

Windows:

Windows の Services で Houdini License Server を開始/終了できます。

  1. コントロール パネル -> Administrative Tools -> Services に行きます。
  2. HoudiniLicenseServer という名のサービスがあり、開始/終了/再起動可能です。

Linux:

  1. /etc/init.d にある sesinetd スタートアップ スクリプトを実行します。
  2. 使用法: /etc/init.d/sesinetd {start|stop}

Mac:

Applications > Utilities > Terminal でターミナルを開き次のコマンドを入力します

  • 開始するには (すべて一行で): sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist
  • 終了するには(すべて一行で): sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist

もし "/Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist: No such file or directory" というようなエラーがでた場合は、Houdini インストーラを再実行して Commercial Licensing をインストールしてください。これにより必要なファイルがインストールされます。

ライセンスサーバプロセスを再起動してもリモートクライアントは5分ほどはセッションを失いません。

ライセンス取得順

以下のライセンス取得テーブルは、Houdini アプリケーション起動時にクライアントヘルパープログラム hserver 経由でどのライセンスがチェックされるかを一覧表示しています。

以下の表は、クライアントでどのように hserverを起動しているかによって異なります。 一番左の列は、ライセンスサーバから要求される製品またはライセンスの種類を示します。 右側の列は、 (コマンドに基づき) クライアントが要求している製品を示します。

製品名 キー文字列名 実行ファイル名(s)
Houdini FX Houdini-Master houdini, houdinifx
Houdini Core Houdini-Escape houdinicore
Houdini Engine [バッチ] Houdini-Engine hbatch,hython
Houdini Engine [プラグイン] Houdini-Engine N/A [プラグインとして開く]

hbatch -R は、非グラフィックトーケンを要求し、グラフィックトークンをチェックアウトしません。

括弧の中の数字は、各アプリケーション実行時にライセンスがチェックアウトされる順番を示しています。

hserver 実行に関する詳細は、hserver で利用可能なオプションとは? を参照してください。

クライアントで hserver 実行時:

ライセンス houdinifx houdinicore hbatch hbatch -R Engine Plug-in
Houdini FX yes no yes (4) no yes (3)
Houdini Core no yes yes (3) no yes (2)
Houdini Engine no no yes (1) yes yes (1)

クライアントで hserver -n 実行時 (i.e. 非グラフィックのみ):

ライセンス houdinifx houdinicore hbatch hbatch -R Engine Plug-in
Houdini FX no no no no yes (3)
Houdini Core no no no no yes (2)
Houdini Engine no no yes yes yes (1)

クライアントで hserver -n -g 実行時 (i.e. 緩和非グラフィックのみ):

ライセンス houdinifx houdinicore hbatch hbatch -R Engine Plug-in
Houdini FX yes no no no yes (3)
Houdini Core no yes no no yes (2)
Houdini Engine no no yes yes yes (1)

以下の hserver オプションを使うには 8.2.856 以降を実行する必要があります。

クラインとで hserver -G 実行時(i.e. グラフィック環境のみ):

ライセンス houdinifx houdinicore hbatch hbatch -R Engine Plug-in
Houdini FX yes no yes (2) no yes (3)
Houdini Core no yes yes (1) no yes (2)
Houdini Engine no no no no yes (1)

クライアントで hserver -G -g 実行時 (i.e. 緩和グラフィックのみ):

ライセンス houdinifx houdinicore hbatch hbatch -R Engine Plug-in
Houdini FX yes no yes (2) no yes (3)
Houdini Core no yes yes (1) no yes (2)
Houdini Engine no no yes (3) yes yes (1)

注意: Houdini 13.0 より、Houdini Batch ライセンスは Houdini Engine ライセンスに置き換わっています。Houdini 8.2 以降、Non-Graphical、Render Script そして Select は退役となりました。Houdini Non-Graphical と Render Script は、Houdini Engine ライセンスに含まれています。

hserver ログの有効化

Windows

C:/Windows/system32 にある hserver.ini に下記のオプションを追加します。

logfile C:\hserver.log
debugMode 1
enableHttp 1

注: ログファイルの場所は使用する環境に合わせて変更してください。

Services.msc (サービス) にある HoudiniServer を再起動します。

OSX

/Applications/Houdini/Houdini18.0.x/Frameworks/Houdini.framework/Versions/18.0/Resources/houdini
にある hserver.opt に下記のオプションを追加します。

logfile /tmp/hserver.log
debugMode 1
enableHttp 1

注: ログファイルの場所は使用する環境に合わせて変更してください。

Houdini ターミナルで hserver プログラムを再起動します。

$ hserver -q
$ hserver

Linux

/opt/hfs18.0/houdini にある hserver.opt に下記のオプションを追加します。

logfile /tmp/hserver.log
debugMode 1
enableHttp 1

注: ログファイルの場所は使用する環境に合わせて変更してください。

Houdini 環境をソースしたターミナルで hserver プログラムを再起動します。

$ cd /opt/hfs18.0
$ source houdini_setup
$ hserver -q
$ hserver

Workstation, LAL, GAL ライセンスについて

Workstation (ワークステーション) ライセンスはノードロック型ライセンスで、インストールされたマシンでのみ利用可能で、ネットワーク形式では使用できません。Apprentice と Indie のライセンスは Workstation ライセンスのみで提供されています。

LAL (Local Access Licenses) は、日本国内でのフローティングライセンスが認められています。

GAL (Global Access Licenses) は、日本国内にライセンスサーバを配置して、海外拠点にライセンスを供給したりクラウド環境でのライセンスの使用を可能にします。

License Administrator

License Administrator が Houdini ライセンスのインストールと管理を行う最も簡単な方法です。

グラッフィックシステムの無いシステムでは、GUI 無し License Administrator を参照してください。

Windows:

  • スタート メニュー -> プログラム -> Side Effects Software -> Houdini バージョン -> Administrative Tools -> License Administrator

Linux:

  • Applications -> Side Effects Software -> Houdini バージョン -> Administrative Tools -> License Administrator を選択します。

  • または ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
    cd /opt/hfs17.5
    source houdini_setup
    hkey

Mac:

  • [アプリケーション] -> Houdini -> Houdini バージョン -> Administrative Tools -> License Administrator

Hkey

License Administrator は 80番のポート (http) を使用して SideFX 社と接続します。 Web 接続時にプロキシが必要な場合、HTTP プロキシ機能の設定方法 を参照してください。

License Administrator からライセンスアカウントへのログインに問題がある場合には、www.sidefx.com/ja/profile パスワードのリセットをしてみてください。

Houdini ライセンス用ツール

Houdini のライセンス用ツールは以下の4つです:

  • hkey: GUI付きのアプリケーション "License Administrator" のこと
  • sesictrl: GUIなしの "License Administrator"
  • sesinetd: ライセンスサーバのデーモン (Windows 上ではサービス)
  • hserver: sesinetd と交信を行うクライアント用補助プログラム

それぞれ以下の場所にあります:

Windows:

  • hkey, sesictrl - C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 18.0.xxx\bin
  • sesinetd, hserver - C:\Windows\system32

Linux:

  • hkey, hserver - /opt/hfs18.0.xxx/bin
  • sesinetd, sesictrl - /opt/hfs18.0.xxx/houdini/sbin

Mac:

  • hkey, hserver - /Applications/Houdini/Houdini18.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/bin
  • sesinetd, sesictrl - /Applications/Houdini/Houdini18.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin
コマンドライン用 Houdini 環境設定方法

Houdini のコマンドラインツール使用したい場合、環境の設定が必要です。環境設定とは、Houdini が実行に必要なディレクトリやプログラムを把握し、呼び出したいコマンド (例えば sesictrl) を実行できるようにすることです。

Windows:

  • スタート メニュー -> プログラム -> Side Effects Software -> Houdini バージョン -> Utilities -> Command Line Tools

Linux:

  1. cd Houdiniがインストールされた場所のパス
  2. houdini_setup をソースします。
    例: $ cd /opt/hfs17.5.xxx $ source houdini_setup

Mac:

  • [アプリケーション] -> Houdini -> Houdini バージョン -> Utlities -> Houdini Terminal バージョン
ライセンスファイル

各製品のライセンス文字列はファイルに書かれいて、各プラットフォームで以下の場所にあります。

Windows:

C:\Windows\keys\licenses

Linux:

/usr/lib/sesi/licenses

Mac:

/Library/Preferences/sesi/licenses

ライセンスファイルは "licenses" という名前で、 .doc や .txt などの拡張子が無いようにしてください。

サポートなどの過程で送られてきた licenses ファイルで既存ライセンスファイルを置き換えた場合、有効にするために ライセンスサーバプロセスの再起動 が必要な場合があります。

sesinetd.options を使ったネットワーク

ライセンス IP マスクがお使いのネットワークのタイプ (class B、class C、あるいは指定したサブネットのリスト) と一致しているか確認してください。一致していない場合、担当代理店のテクニカルサポートにお問い合わせください。

ライセンスの取得は2つのプロセスによって構成されています。 ひとつはライセンスの実際の「チェックアウト」で、これはインストールされたライセンスのIPマスクによって処理されます。2つ目はライセンス サーバ自体から読込めるかどうかということです。 これはライセンス サーバにある sesinetd.options ファイルによって制御されています。

このファイルには以下を含む必要があります:

-V 2 -z 250000 -m

他のオプションの追加もできます(すべて一行に収めて)。

例: 192.168.*.*10.1.*.* の二つのサブネットを持つサイトの場合

ライセンス サーバの sesinetd.options ファイルには以下を含めます:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.*.*,10.1.*.*

これにより、両方のサブネット上のクライアントが (keystring の IP マスクを通じて) ライセンスをチェックアウトし、ライセンス サーバから (sesinetd.options ファイルを通じて) ライセンスの読み込みを可能にします。

sesinetd.options ファイルは以下にあります:

  • Linux: /usr/lib/sesi
  • Windows: C:\Windows\System32 (このファイルは新規に作成し配置する必要があることに注意してください)
  • Mac: /Applications/Houdini/Houdini18.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin

sesinetd の動作制御の詳細については、「sesinetd で利用可能なオプションとは?」 を参照してください。

Pilot PDG ライセンス

Pilot PDG のライセンスは PDG の機能を Houdini 外部で使いたいユーザ向けのライセンスです。

PDG を Houdini 内部で使用するには、ネットワークエディタ内で tab キーを押し、 TOP ネットワークを作成します。

ファイアウォール設定

以下の TCP/IP ポートがHoudini のライセンス用に使用されます。

  • HoudiniLicenseServer (sesientd): TCP ポート 1715
  • HoudiniServer (hserver): TCP ポート 1714

ライセンスサーバへのポートへの接続性を確認するには、下記のコマンドとホスト名または IP アドレスを入力します。

Apprentice, Indie または商用ワークステーションライセンスの場合、ライセンスサーバ (IP アドレス)はローカルのものになります。ネットワークライセンスの場合はサーバのホスト名またはその IP アドレスになります。

Windows

Test-NetConnection license-server-name-or-IP -Port 1715

Linux or OSX

ターミナルに以下のように入力します:

nc -v license-server-name-or-IP 1715

HoudiniServer (hserver) クライアントプログラムが HoudiniLicneseServer (sesinetd) に接続できる場合、以下のようなメッセージが表示されるはずです。

Connection to computer-name 1715 port [tcp/*] succeeded!

HoudiniServer (hserver) クライアントプログラムが HoudiniLicneseServer (sesinetd) に接続できない場合、以下のようなメッセージが表示されるはずです。

WARNING: TCP connect to computer-or-IP:1715 failed

非GUI 環境でのライセンスのインストール

ヘッドレスサーバや、GUI付の License Administrator または hkey で問題がある場合、非グラフィカルユーティリティ sesictrl を使用して、コマンド ラインからライセンス サーバの管理が可能です。

特定コマンドに関するヘルプ情報には、次のコマンドを実行してください。sesictrl --help

旧バージョンの sesictrl のヘルプ情報が必要な場合、次のように入力してください。sesictrl --legacy-help


sesictrl の使用例:

  • ライセンスのインストール (entitlement の redeem): sesictrl redeem
  • 発行されたライセンス文字列のインストール: sesictrl install キー文字列をペースト
  • ライセンスの返却: sesictrl return-license
  • ライセンス診断の生成: sesictrl server-diagnostic
  • ライセンス使用状況表示: sesictrl print-license

sesictrl プログラムにアクセスするには、Houdini 環境ファイルのソースが必要です。

Windows

  • スタート->検索で "Command Line Tools 18.0 "と入力します。
  • または C:/Program Files/Side Effects Software/Houdini 18.0.x/bin/hcmd.exeと入力します。
  • sesictrl とプロンプトに入力すれば利用可能なオプションが表示されます。

OSX

  • Spotlight でご使用の Houdiniのバージョンの Houdini Terminal を検索します。
  • Applications->Houdini->Current->Utilities->Houdini Terminal 18.0
  • sesictrl とプロンプトに入力すれば利用可能なオプションが表示されます。
  • シェル で Houdini環境をソースすることも可能です。
    • cd /Applications/Houdini/Houdini18.0.397/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources
    • source ./houdini_setup

Linux

  • sesictrl プログラムは /usr/lib/sesi にあります。
  • sesictrl を実行すれば利用可能なオプションが表示されます。
  • シェル で Houdini環境をソースすることも可能です。
    • cd /opt/hfs18.0
    • source houdini_setup

sesictrlについては、ドキュメントの sesictrl の項 も参照してください。

VPN を含むネットワーク経由のライセンス

ライセンスの IP マスクが、VPN のサブネットを含むネットワーク構成に一致するように設定されていることを確認して下さい。 デフォルトでは、Houdini ライセンスは以下のプライベートネットワークに設定されています。

LAL ライセンス:
* +.+.*.*, 192.168.*.*, 10.*.*.*, 172.*.*.*.
+.+.*.* はライセンスサーバが存在するネットワークです。

GAL ライセンス:
* +.*.*.*, 192.168.*.*, 10.*.*.*, 172.*.*.*.
+.*.*.* はライセンスサーバが存在するネットワークです。

Houdini ライセンスのデフォルトIPマスクに含まれていないネットワークの追加が必要な場合、担当代理店のテクニカルサポートに連絡し、ネットワーク範囲の解放または制限のためのIP マスクの変更資格の発行依頼をしてください。

Houdini ライセンスのカスタムIPマスクが発行された場合、 sesinetd.options と呼ばれる設定ファイルをライセンスサーバに作成する必要があります。 sesinetd.optionsのネットワークを参照してください。

ファイアウォール

  • ライセンスサーバープログラム sesinetd(HoudiniLicenseServer)には、着信 TCPポート1715 の解放が必要です。
  • TCP ポート 1715 でライセンスサーバにトラフィックのルーティングを許可してください。
  • The client program hserver (HoudiniServer) will listen on TCP port 1714. *クライアントプログラム hserver(HoudiniServer)は、TCPポート 1714 をで聴いています。
  • Houdini ライセンスサーバポートのテスト方法の詳細については、ファイアウォールのセットアップを参照してください。
ライセンスの延長
  • 日本の正規販売代理店より購入されたお客様には、購入時点で正規ライセンスが発行されているので、延長の必要性はあまりありませんが、入金確認ができた時点で、現行のライセンスを延長ライセンスが発行されます。
  • 延長ライセンスがインストールされると、インストールされたライセンスに新しい有効期限が表示されます。
  • ライセンスの延長にも License Administrator の使用が最も簡単な方法です。

ライセンスの有効期限の延長

  1. License Administrator を Houdini を使うマシンで起動。
    • ライセンスサーバでアップグレードを行う場合、サーバ上で起動します。
    • 各ワークステーションにライセンスされている場合、それぞれのワークステーションでアップグレード処理を繰り返します。
  2. ライセンスアカウントにログインします。
  3. Check for License Entitlements ボタンまたは File->Install Licenses を実行します。
  4. Install ボタンを押します。

このプロセスによってキー文字列が生成され、ライセンス延長がインストールされます。 キー文字列は自動的にマシンのライセンスファイルに書き込まれます。 ライセンスには新しい有効期間が表示されます。

Commercial Extend

ライセンスのアップグレード
  • 有効なサポート契約 (AUP) 下のライセンスにはアップグレードが提供されます。
  • 有効なレンタルまたはサブスクリプションライセンスに対してもアップグレードが提供されます。Indie に関してはこちらもご確認下さい。
  • アップグレードは、インストールされているライセンスのみに適用可能です。
  • ライセンスアカウントで可能なアップグレードがあるかを確認できます。
  • License Administrator を使うのが最も簡単なアップグレード方法です。

アップグレードのインストール:

  1. 最新の Production Build または最新のDaily Build をダウンロードしてインストールします。
  2. License Administrator をライセンスの存在するマシンで起動。
    • ライセンスサーバでアップグレードを行う場合、サーバ上で起動します。
    • 各ワークステーションにライセンスされている場合、それぞれのワークステーションでアップグレード処理を繰り返します。
  3. File->Login... でライセンスアカウントにログインします。(Windows/Linux)
  4. Check for License Entitlements ボタンまたは File->Install Licenses を実行します。
  5. Install ボタンを押します。

このプロセスによりキーストリングが生成され、ライセンスがインストールされます。 キーストリングは自動的にマシンのライセンスファイルに書き込まれます。

マシンにインストールされているライセンスがすべてアップグレードされたことを確認して下さい。 これには Mantra や Karma といったレンダーライセンスも含まれます。

Commercial Upgrade

クライアント マシンの設定方法

最も簡単な設定は、中央ライセンスサーバを設置し、そのサーバにライセンスを要求することです。ワークステーションライセンスはノードロックライセンスなので、ネットワーク上でフロートさせることはできず、インストールされたマシンのみで起動可能です。 フローティングライセンスは LAL または GAL です。

対応プラットフォームについては、 システム要件 ページもご覧ください。

手順:

  1. クライアントになるワークステーションに Houdini を ダウンロード します。

  2. 同ワークステーションに Houdini を インストール します。

  3. License Administrator を起動し、クライアントがライセンスサーバを見に行くようにします。

ネットワークライセンスサーバがセットアップされている場合、リモートライセンスサーバにあるライセンスを探しにいくので、クライアントワークステーションへのライセンスツールのインストールは不要です。

クライアントマシンの License Administrator (hkey) が使用可能です。

  1. License Administrator (hkey) を開く
  2. File -> Change License Server を実行する
  3. ライセンスサーバ名を入力する

Houdini 環境を設定してある場合、hserver がライセンスサーバを見に行くようにコマンドラインで指定可能です。

hserver -S hostname

ここで hostname がライセンスサーバ名になります。

.sesi_licenses.pref という隠しファイルもあり、これをホームディレクトリに配置することも可能です。この中身は:

serverhost=hostname

ここでも hostname がライセンスサーバ名になります。

ライセンスをローカルにインストールしたい場合は、ワークステーションライセンス を参照してください。

クライアントによるリモートライセンスサーバへのアクセスに問題がある場合は、サーバのファイルウォール とサーバに正しい IP マスクが設定されているかを確認してください。

ワークステーションへのライセンス

Apprentice と Indie ユーザに対しては、Workstation (ノードロック) ライセンスが提供されます。これらのライセンスはフローティングライセンスとして使用することは出来ません。 商用ライセンスでも Workstation ライセンスの購入は可能ですが、この場合のネットワーク使用は出来ません。

手順:

  1. ダウンロード: Houdini を使用するコンピュータにダウンロードします。

  2. インストール: Houdini をインストールします。

  3. インストールした Houdini 製品を走らせるためのライセンスを実行します。以下が最も簡単な方法です。

初めて Houdini を起動すると、ダイアログが表示され以下のいずれかを選択するよう促されます:

  • Apprentice (無償) ライセンス
  • 有償ライセンス (Paid License)

有償購入した Indie または商用ライセンスをインストールする場合は、Paid License を選択します。すると、Houdini Houdini License Administrator が起動します。

  1. ダイアログで Paid License を選択します。

  2. File->Install Licenses を実行します (Windows/Linux の場合)。

    • OSX のには File メニューがありません。OSX 上では License Administrator 起動時にモニタ左上の表示される Install Licenses を実行します。
  3. ライセンス用ログイン ID とパスワードを入力します。パスワードは、製品購入時にlicensemanager@sidefx.com というメールアドレスより送られています。

    • ログインすると、インストール可能なライセンスがリスト表示されます。
    • 各コンピュータでインストールする製品の個数を 1 とします (インストールしない場合は 0)。Mantra ライセンスも忘れずに。忘れると RenderView でのレンダリング、テクスチャベイク、Mplay の起動が出来ません。
  4. Install ボタンを押してライセンスのインストールを実行します。

ライセンスの返却
  • License Administrator (hkey) または sesictrl の使用が必須です。
  • ライセンスの返却はそのコンピュータ上で実行する必要があります。
  • Web サイトのアカウントからライセンスの返却はできません。
  • ライセンスの返却は年間10回まで可能です。

返却したライセンスは、コンピュータ名とハードウェア情報が登録から解除されます。返却したライセンスは、未インストールライセンスとしてあなたの SideFX ライセンスアカウントに戻されます。

ライセンス返却時に disable code (無効化コード) が計算され、コンピュータ上のライセンスファイルに書き込まれます。 無効化コードは、アカウントにも記録、追加され、このライセンスIDは無効になります。

ライセンスの返却方法は2つあります。

License Administrator を使用する

  1. License Administrator (hkey) を実行する
  2. 返却するライセンス ID 上で右クリック
  3. "Return License" を選択
  4. メールアドレスと SideFX 社から提供されたパスワードを入力

CommercialLicense Return

非GUI コマンドラインツール sesictrl を使用する

  • sesictrl がGUI が無い環境でライセンス管理を行うためのプログラムです。
  • Houdiniのコマンドライン環境を設定するには、こちらを参照してください。

  • sesictrl -s を実行、インストールされているライセンスのリストを取得 (最初の列はライセンスID)

  • 返却するライセンスID に対し sesictrl -d license-id を実行
  • メッセージが表示されたら、メールアドレスとパスワードを入力

License Return sesictrl

注:複数のトークンのライセンスを所有していて、そのうちいくつかだけを返品する場合でも、一度すべて返却してから、必要な数だけまた戻す必要があります。これは、ライセンスIDひとつに複数のトークン(ライセンス)が関連付けられている場合があり、ライセンスID全体を返却する必要があるためです。

注:http://www.sidefx.com/services/licenses/ のWeb上のライセンスページからライセンスを返却することはできません。

ライセンスの移動
  • Houdini のライセンスはマシン名とハードウェア情報と共に登録されており、Houdini をコンピュータからアンインストールしただけでは、ライセンスの移設ができません。
  • License Administrator を使って、インストールされたライセンスをwww.sidefx.com 上にあるお客様のアカウントに一度返却する必要があります。

    License Return
  • ライセンスがあるコンピュータからリリースされると、アカウントに戻り、未インストールの エンタイトルメントとなります。
  • この後、移動先のコンピュータで License Administrator を起動し、返却したライセンスをインストールします。これで移動が完了です。

注:

  • Web 上のポータルではライセンスを移動することは出来ず、 License Administrator を使った操作が必要です。
  • ライセンスの返却 の要領に従ってライセンスを返却します。
ライセンスサーバソフトウェアのアップグレード

ライセンスサーバーは、提供するキー文字列と同じポイントバージョンであることが望ましいです。
例えば、18.0のキー文字列であれば、ライセンスサーバーのバージョンも18.0であることが理想的です。

システム要件 のページを参照して Houdini ライセンスツールがお使いの OS が対応しているかをご確認下さい。

Houdini のライセンスサーバソフトウェアのアップグレードには:

  1. インストールする Houdini の最新の Production または Daily build をダウンロードします。

  2. インストーラを実行、ライセンスサーバのコンポーネントにチェックを入れます。

    • Linux では、ライセンスサーバ (sesinetd.install) だけをインストールすることが可能です。
    • Windows と OSX では, Houdini のフルパッケージのインストールが必要です。
      ライセンスサーバの項をオンにしてください。これにより、既存の sesinetd.exe が更新されます。

  3. インストールプロセス中に、ライセンスサーバコンポーネントが再起動されます。これにはわずかな時間しかかかりません。

ライセンスサーバソフトウェアは丸々一つ上のバージョンのライセンス文字列まで供給可能です。
例えば、バージョン16.5のライセンスサーバを実行していれば、Houdni 17.5 の文字列まで供給可能ですが、Houdini 18.0 を起動することは出来ません。

集中ライセンスサーバを実行している場合、アップグレードを行う事を全ユーザに通知ことを推奨します。用心としてシーンファイルの保存が重要です。一般的にはライセンスサーバソフトウェアのアップグレードはユーザに影響しません。ハートビートは約20分に設定されており、クライアントコンピュータがその期間以上ライセンスサーバと通信できない場合、実行中の Houdini セッションが終了します。

ライセンスサーバプログラムは sesinetd と呼ばれています。

リモートでのライセンス サーバの管理方法

ライセンス サーバは、設定次第では、一台のマシン、マシン グループ、もしくはネットワーク上のあらゆるマシンからリモートで管理することが可能です。 これはライセンス サーバにある sesinetd.options ファイルの -M オプションによって制御されます。

例: 192.168.*.* ネットワーク上のどのマシンからもライセンス サーバが管理できるようにするには、sesinetd.options ファイルは以下のようになります 。

-V 2 -z 250000 -M 192.168.*.*

1 台のマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -M 192.168.50.217

数台のマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -M 192.168.50.217,192.168.50.215

別のサブネットのマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 192.168.50.217,10.0.1.41

各サブネットのすべてのマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 192.168.50.*,10.0.1.*

ひとつのサブネット上にあるマシンのみがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 10.0.1.*

sesinetd.options ファイルは以下の場所にあります:

  • Linux: /usr/lib/sesi
  • Windows: C:\Windows\System32 (このファイルを作成し、ここに置く必要があることに注意してください)
  • Mac: /Applications/Houdini/Houdini16.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin

sesinetd の動作制御の詳細については、 「sesinetd で利用可能なオプションとは?」を参照してください。

-m オプションは異なるサブネットがライセンスのチェックアウトを要求している場合に必要です。 「ネットワーク サブネット環境でのライセンス使用方法とは?」を参照してください。

HTTP プロキシの設定方法

この方法でサイトを設定する場合、Houdini License Administrator はインターネットに接続するために HTTP プロキシを使うよう指示することができます。

  1. Web ブラウザ設定を参照して HTTP プロキシ ホスト名とポートを確認します。
  2. License Administrator で [File -> Preferences…] を選択します。
  3. HTTP プロキシを使用するためにトグルをオンにし、プロキシ ホスト名とポートを入力します。

これらの設定は次回 License Administrator を利用する際に保存されます。

サイトでプロキシを使用することをログインに要求する場合は、License Administrator の HTTP プロキシは動作しません。 「インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法は?」 の章に従ってください。

ライセンス サーバのログを取るための設定方法

ライセンス アクティビティのログを取得したい、あるいはライセンス サーバでの問題をデバッグしたい場合は、ライセンス サーバのログの設定が出来ます。

Windows:

  1. C:\Windows\system32\ に sesinetd.options という名前のファイルを作成します。
  2. sesinetd.options に次のオプションを入力します:

    -V 2 -z 25000000 -l C:\sesinetd.log
    
  3. Houdini License Server サービスを再起動します。

「ライセンス サーバの開始・終了方法は?」の章を参照してください。

上記の記述では C:\ 直下のログファイルに格納されます。

ログファイルを別の場所に設定することもできます。

Linux:

  • ログの書き出しは自動的に設定されます。ファイルは /var/log/sesinetd.log です。

Mac:

  • 以下にある sesinetd.options ファイルを編集します:

    /Applications/Houdini/Houdini18.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin

  • 既存のファイルの行に使用したい (ie. /var/log/sesinetd.log) ログファイルの場所を追加します。

手動でライセンスをインストールする方法

ライセンス サーバ マシン (またはライセンス サーバに書き込みアクセスのあるクライアント) から:

  1. License Administrator (hkey) を開きます。
  2. [File -> Manually Enter Keys...] を選択します。
  3. 各 keystring をテキスト ボックスに Ctrl+V を利用してコピー・貼り付けし OK を押します。

keystring 全体が正しくコピーされたか確認してください。失敗すると Houdini は起動しません。

各 keystring は [License Administrator] の GUI で別々の行で入力する必要があります。

新たな keystring は次のキーワードからはじまります: SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE あるいは EXTEND

インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法

Houdini を起動したいコンピュータにインターネット接続が無い場合でも、ライセンス入手にはインターネットに接続されたコンピュータが一台必要です。

  1. ライセンス サーバ マシンで License Administrator (hkey) を実行します。
  2. Server Information タブをクリックし Server name と server code 情報を書きとめます。
  3. インターネットに接続されたマシンで: https://www.sidefx.com/services/licenses/ に接続し、ライセンス用のログイン名でログインします。
  4. Manage Licenses に行きます。アカウントの全ライセンス履歴が表示されます。
  5. ページの最後に行き、Redeem a License Entitlement をクリックし、取得するライセンスの横にライセンス数を入力します。
  6. リストから既存のサーバを選択するか、もしくはサーバ名とサーバ コードを入力して新しいサーバを追加します。 ライセンスを取得する正しいサーバ名が選択されているか確認してください!
  7. Redeem Entitlement をクリックします。
  8. Web ブラウザページのトップにライセンスキー文字列が表示されます。 ライセンスキー文字列をファイルに保存します。 ライセンスキー文字列は SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE もしくは EXTEND といった単語で始まります。
  9. ライセンス サーバ マシンで License Administrator (hkey) を開きます。
  10. File -> Manually Enter Keys... を実行します。
  11. 各キーをWeb ブラウザもしくは保存したファイルからテキスト ボックスに Ctrl+V を利用してコピー・貼り付けし OK を押します。

ライセンス文字列が正しくコピーされたか確認してください。 失敗すると Houdini は起動しません。

各ライセンスキー文字列は License Administrator の GUI で個々の行に一行ずつ入力する必要があります。

新たなライセンスキー文字列は次のキーワードからはじまります: SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE あるいは EXTEND

サーバ (SERVER) キーの再インストール方法

コンピュータ名を変更したり、ハードウエアを更新したりした場合、SERVER キーが作動しないことがあります。 すべてのライセンスが返却されていない場合、コンピュータ名の変更は望ましくありません。 SERVER キーが作動しないもっとも一般的な理由は、ハードウエアが更新され、サーバ コード (サーバ ID) が変更されることです。

コンピュータに新規で有効なSERVER キーをインストールするためには、以下の手順に従ってください:

  1. License Administrator (hkey) を開きます。
  2. [File -> Install Licenses] を実行します。
  3. ログインします。
  4. ダイアログ ボックスで「Licenses」タブをクリックしてください。
  5. Reinstall SERVER key チェック ボックスをオンにしてサーバキーを再インストールするようにします。
  6. [Install] ボタンを押してください。

これでコンピュータに新しい SERVER キーが再インストールされます。

ライセンスの再インストール

時々、ライセンス ファイルが消去されてしまったり、ディスクを再フォーマットしたり、オペレーティング システムを再インストールしたりすることがあります。 このような場合、ライセンスはコンピュータから削除されます。 ライセンスを再インストールするためには、コンピュータ名を元のライセンスが発行されたのと同じ名前に設定しなければなりません。 その後 License Administrator で消去したキーを再インストールできます。

  1. License Administrator (hkey) を開きます。
  2. [File -> Install Licenses] を選択します。
  3. ログインします。
  4. ダイアログで「Licenses」タブをクリックします。
  5. 再インストールしたいライセンスにチェック ボックスを選択します。(この表はコンピュータ名が一致する消去された有効期限内のライセンスを全て表示します)
  6. 再インストールするサーバ キーのチェック ボックスも選択します。(こちらもなくなっている場合もあるので)
  7. [Install] ボタンを押します。

これでコンピュータに選択したライセンスが再インストールされます。インターネット接続が無い場合は、 手動でキーを入力しライセンスを再インストールする必要があります。

デフォルト以外のTCPポートでの sesinetd の実行方法

Houdini 17.0 より、デフォルトの1715とは異なるポートでライセンスサーバを実行することができるようになりました。

sesinetd.options ファイルでポート番号の指定が必要です。

クライアントは host:portnumber でライセンスサーバに接続します。

たとえば、既存の sesinetd.options ファイルに -p オプションを追加します (存在しない場合、作成します)。

-V 2 -z 1048576  -m +.+.*.*,192.168.*.*,10.*.*.*,172.*.*.* -p 27056

注: カスタムのサブネットを指定している場合、-m 以下の記述が異なる場合があります。 この例では、デフォルトの LAL サブネットを記述しています。

新しいポートで待機するには、HoudiniLicenseServer サービス (sesinetd) の再起動が必要です。

その後、クライアントマシンは License Administrator を使用して servername:port に接続するか、または hserver を使用して変更を加えます。

hserver -S servername:27056

サイレントインストール/アンインストール

サイレントインストールの場合は、/?でインストーラを実行します。 ドキュメントの場合:

houdini-18.xxx-win64.exe /?

/Registry オプション ("Yes" または "No"、デフォルトは "Yes") は、インストーラが Houdini をインストールするときにレジストリキーを作成するかどうかを制御します。 これは、Houdini のバージョンが Add/Remove プログラムリストに表示されるかどうかに大きく影響します。

共有ネットワークパスへの Houdini のインストールなど、特別なニーズがない限り、デフォルトを使用することをお勧めします。 /Registry オプションで "License Server Path" を定義することはできません。

ライセンスサーバの設定

  • DNS SRV レコードを構成することがもっとも簡単な方法です。
  • クライアントコンピュータが Houdini ライセンスサーバを自動的に見つけられるようになります。

Linux と Mac:

  • hserver -S server-name
  • .sesi_licenses.pref と呼ばれる隠れファイルがユーザのホームディレクトリに作られます。
  • このファイルは一行だけで serverhost=license-servername と記述されています。

Windows:

最善の解決策は、レジストリを変更することです。

reg add "hklm\software\Side Effects Software\Houdini" /v ~LicenseServer /t reg_sz /d server-name /f

アンインストールするには

スタート メニュー -> プログラム -> Side Effects Software -> Houdini バージョン にある uninstall.exeを実行してください。

オプションをリストするには /? を入力

サイレント実行には /S を入力

冗長ライセンスサーバ

残念ながら冗長サーバの設定には対応していません。

ライセンスサーバ用の仮想マシン (vm) がある場合は、クローンを作成なので、クローンをオフラインにしておき、障害が発生時にスピンアップすることもできます。

レンダーノードが非GUIライセンスのみを使うようにするには
  • houdini.env ファイルの中で環境変数 HOUDINI_SCRIPT_LICENSE を hbatch -R に指定します。

  • これにより、非GUI ライセンス (Engine ライセンス) が インタラクティブライセンスである FX や Core ライセンスよりも優先してチェックアウトされるようになります。

  • hserver -n を実行すると、hython やファイルに記述された Python を元にしたツールが実行できません。

  • 環境変数に関しての詳細は こちら をご参照ください。

DNS SRV レコードの追加

クライアントマシンが Houdini ライセンスサーバの名前とポートを自動的に見つけるためにサービスレコード (SRVレコード) を社内 DNS システムに追加することも可能です。

_sesi-lm._tcp   IN      SRV     0 0 1715 licenseserver.yourdomain.com.

多くの施設では、ライセンスサーバに DNS CNAME を設定しています。

古いバージョンの Houdini の実行

Houdini は後方互換性があり、古いバージョンの Houdini も、最新ライセンスで動作します。

例えば、Houdini 18.0 のライセンスがある場合、Houdini 17.5 とそれ以前 (17.0、16.5、16.0 など) を起動可能です。

  • 新しいバージョンと古いバージョンを両方使うには、最新の License Server ソフトウェアとライセンスが必要です。
  • 古いバージョンの Houdini をあとからインストールする場合、古い License Server コンポーネントをインストールしないよう注意してください。古いバージョンをインストールすれば、最新が上書きされます。
  • 新しい License Server ソフトウェアを上書きしてしまった場合には、最新バージョンの再インストールが必要です。
ライセンスサーバのデイジーチェーン

Houdini 18 でのライセンス管理システムは、チェーンと呼ばれる新しいライセンス構成をサポートしています。この構成により、ライセンスサーバ (sesinetd) のチェーン化が可能で、ライセンスサーバは、その構成 (ライセンス製品種類など) に基づいて分割できるようになりました。

チェーンリストの設定は、単一サーバを指定する代わりに、セミコロンで区切られたライセンスサーバのセットをリストします。リスト内の最初のサーバから接続が試みられ、何らかの理由で接続できない、コマンドが失敗したなどの場合に、次のサーバが試行され、それが繰り返されます。「hserver -S」コマンドラインを使用してリストを指定する場合、接続リストを引用符(")で囲んでください。 たとえば、hserver -S "sesinetd1; sesinetd2" など。

この設定には、18.0 移行の Houdini ライセンスサーバ (hserver) が必須です。 sesinetdと Houdini のバージョンに必要条件はありません。

ライセンス診断ファイルの生成

License Diagnostic (ライセンス診断) 情報は、ライセンスの問題を解析するのに便利です。

License Administrator (hkey) を使用する場合

  1. Houdini License Administrator (hkey) を起動
  2. View メニューの "Diagnostic Information" を実行
  3. テキストファイルとして保存

Diagnostic File

または、License Administrator の Server Information タブにある "Email License Diagnostic to Technical Support" をクリックしても生成可能で、このボタンでお使いのメールプログラムが起動します。

Apprentice Diagnostic Button

sesictrl (コマンドライン hkey) を使用する場合

  1. Houdini 環境を起動する かまたは sesictrl を直接実行する
  2. sesictrl -f > file
    • 例: sesictrl -f > diagnostic.txt
  3. テキストファイルとして保存

SideFX サポートへのコンタクト の要領でメールする。

HTTP 通信対応

Houdini 18.0 では、ライセンスツールに http 通信サポートを追加しています。この新しい通信プロトコルの最大の利点は、通信の両端の変更に対する高弾力性です。 HTTP通信により、ユーザーは http リクエストが実行可能な任意言語 (Pythonなど) でライセンスサーバに問い合わせ可能です。 Houdini 18.0 のライセンスサーバ (sesinted) はすでにhttp通信に完全対応しているため、追加の設定は不要です。HoudiniServer (hserver) はデフォルトでは http を使用しません。

クライアント側 (hserver) でhttp 通信を有効にするには、コマンドラインに -C を追加するか、HoudiniServers オプションファイルに「enableHttp 1」を追加します。

18.0 の hserver からより包括的な診断出力が必要な場合は、「hserver -f -v」を実行します。このコマンドは、httpを使用して、hserverから可能な限り多くの情報を取得します。

sesictrlにも http 通信を可能にする新しいコマンドが追加されています。「sesictrl --help」を実行すると、使用可能なすべてのコマンドのリストが表示されます。

ピーク使用量ログ

Houdini 18.0では、ライセンスの使用状況のモニタが可能になりました。

これは製品タイプごとのピークライセンス使用状況が計測できる良いツールです。定められた間隔でピーク使用量を計測、さらにオプションでユーザデータもログファイルに出力可能です。各種形式でエクスポートでき、ニーズの拡大に応じた、ライセンスの追加購入の計画に使用できます。

使用ログの有効化

適切なオプションを sesinetd.options ファイルに追加し、サーバデーモンである sesinetd を再起動します。

ログファイルのパーサー

Houdini 18.0.525 以降には、使用状況ログのパーサースクリプトである parsepeakuserlog.py が同梱されています。 このスクリプトで、ログファイルを読み易い形式に変換可能です。
パーサーは $ HFS/houdini/python2.7lib 以下にあります。 $HFS 変数は Houdini のインストール場所です。

例えば $HFS が /opt/hfs18.0 の場合、 parsepeakuserlog.py は /opt/hfs18.0/houdini/python2.7libs 以下にあります。

ログファイルパーサーの使用法

python parsepeakuserlog.py でスクリプトの使用法が表示されます。

xlsx 形式での出力には xlsxwriter が必要です。
タイムゾーンの正しい解釈には ptyz というPython モジュールのインストールが必要で、 --time-zone option が必要です。ただし時間は常にサマータイムを考慮しない時間表示となります。

詳しくは ピークの使用状況をログに残す を参照してください。

SideFX サポートへのコンタクト

Houdini の ライセンス関係 で問題がある場合:

  1. まず 「インストールとライセンスの問題」を参照してください。
  2. ライセンス診断ファイル を作成、メールの添付として以下の送付先のいずれかに送付してください。

クラッシュエラーメッセージなどが発生した場合:

  1. 問題の概要、再現方法またはシーンファイル
  2. (あれば) クラッシュログ
  3. Houdini が起動するのであれば マシン情報

送付先:
お使いの製品に合わせて以下のいずれに送付してください。

How do I setup License Partitioning?

License partitioning is a way to break up a set of licenses into different groups based on a wide range of conditions. This replaces the need to split up the licenses to multiple license servers and instead use the one server to break up the licenses virtually.

License partitioning is also a great way to control license access and restrict critical licenses to the artists that need them, and block unintended license acquisitions from other artists.

This feature requires that the license server (sesinetd) itself is at 18.5 minimum.

For more information please refer to https://www.sidefx.com/docs/houdini18.5/ref/utils/sesinetd.html#partitioning.