Houdini ライセンス管理 FAQs
- Houdini 製品のライセンス文字列
- Houdini ライセンスの仕組み
- hserver (クライアントプログラム) とは?
- sesinetd とは?
- 非グラフィック環境で License Administrator を使用する
- ライセンス サーバの開始/停止方法
- ライセンスファイルとは
- コマンドライン用 Houdini 環境設定方法
- Houdini ライセンス用ツール
- Workstation, LAL, GAL ライセンスについて
- License Administrator とは?
- ファイアウォール設定
- 非GUI 環境でのライセンスのインストール
- ライセンスの延長
- ライセンスの返却
- ライセンスの移動
- クライアントマシンの設定方法
- ライセンスサーバソフトウェアのアップグレード
- HTTP プロキシの設定方法
- インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法
- サーバ (SERVER) キーの再インストール方法
- ライセンスの再インストール (リカバリ)
- デフォルト以外のTCPポートでの sesinetd の実行方法
- サイレントインストール/アンインストール
- 冗長ライセンスサーバ
- レンダーノードが非GUIライセンスのみを使うようにするには
- DNS SRV レコードの追加
- 旧バージョンの Houdini を実行する
- ライセンスサーバのデイジーチェーン
- ピーク使用量ログ
- SideFX へのコンタクト
- Houdini Engine for Unity/Unreal ライセンスには、どの Houdini ビルドが必要ですか?
- "The account exists, but does not have the ability to manage Licenses" と表示されます
- Windows ですが、ライセンスが動きません
- ライセンス開始日を未来に設定したら、ライセンスが届きません。
- 学生による自宅や個人のコンピュータからの Houdini Education ライセンスへのアクセス方法を教えてください。
- SideFX ログインアカウントに紐づけたメールアドレスを更新する
-
Houdini 製品のライセンス文字列
-
下記のテーブルは、Houdini 製品タイプとそれを構成するライセンス文字列、そして購入ライセンスに対するそれぞれの発行本数を示しています。
*注: 以下の "Renderer" は Mantra レンダラーです。本数 (Qty) はコンピュータ数であり、コア数や CPU 数、実行回数ではありません。WS, LAL, GAL の違いはこちらをご参照ください。
Commercial (商用版) では、Renderer と Karma Renderer は常に GAL です。License Category Product Name License Type Product License String Default Qty Commercial Houdini Core | FX WS Houdini Core | Houdini FX 1 Renderer 5 Karma Renderer 5 Houdini Core | FX LAL|GAL Houdini Core | Houdini FX 1 Renderer 10 Karma Renderer 10 Houdini Engine WS|GAL Houdini Engine 1 Renderer 1 Houdini Engine for Unity/Unreal GAL Houdini-Engine-PlugIn-Free 1 Limited Commercial Houdini Indie WS Houdini Indie 2 Renderer (Non-Commercial) 2 Karma Renderer (Non-Commercial) 2 Houdini Engine Indie Houdini Engine Indie 1 Renderer (Non-Commercial) 1 Educational Houdini Education GAL Houdini Education 1 Houdini Engine Education 10 Renderer (Non-Commercial) 10 Karma Renderer (Non-Commercial) 10 Houdini Education for Students Houdini Education 1 Houdini Engine Education 1 Renderer (Non-Commercial) 10 Karma Renderer (Non-Commercial) 10 Houdini Engine Education Houdini Engine Education 1 Renderer (Non-Commercial) 1 Non-Commercial Houdini Apprentice WS Houdini FX (Non-Commercial) 1 Renderer (Non-Commercial) 1 Karma Renderer (Non-Commercial) 1 Houdini 製品キー文字列に関して
各キー文字列は次のキーワードで始まります: SERVER, LICENSE, UPGRADE または EXTEND (詳細はこちら)。
SERVERキー文字列はそのコンピュータでの Houdini を実行を可能にするキー文字列です。
各 Houdini 製品キー文字列は LICENSE という単語で始まります。LICENSE キー文字列には License ID というID が含まれています。この IDで、製品名、本数、バージョン、有効期間、サポートの有無が確認されます。
あるライセンスへの追加となるキー文字列は UPGRADE または EXTEND または CHANGEIP で始まり、既存ライセンス ID または 製品文字列に対して適用されます。
ライセンスを返却する場合、関連するライセンス文字列をすべて返却する必要があります。
-
Houdini ライセンスの仕組み
-
Houdini のライセンス管理システムについて
Houdini のライセンス管理システムは、 クライアント / サーバモデルに基づいており、ライセンスサーバは1台のサーバ上で動作し、アプリケーションは1台または複数のクライアント上で実行されます。ワークステーションライセンスを除き、サーバとクライアントは、プライベートネットワーク上にある別々のマシンで構成されます。ワークステーションライセンスの場合は、ライセンスサーバソフトウェアとクライアントアプリケーションが同一マシンにインストールされます。
ライセンスサーバ (sesinetd) は、ライセンスとその状態(使用中か使用可能か)を管理します。Houdini 製品がライセンスを必要とすると、クライアント上で実行される補助プログラム hserver に問い合わせが行われます。hserver は、そのクライアントマシンにどのライセンスが借し出されているかをキャッシュし、ライセンスサーバとの通信を行います。ライセンスサーバ (sesinetd) は、正当なクライアントにライセンスを割り当て、Houdini アプリケーションの終了時にライセンスを回収します。クライアント上で hserver が動作していない場合 Houdini を起動できません。Linux および Mac OSX では、Houdini アプリケーションの起動時に hserver が自動的に開始しますが、手動による起動も可能です。Windows では、hserver と sesinetd はそれぞれ HoudiniServerと HoudiniLicenseServer というサービスとして起動します。
この仕組みは、Houdini Apprentice (WS のみ)、Houdini Indie (WS のみ)、Education (ネットワークのみ)、商用版 (WS とネットワーク) で共通です。WS, LAL, GAL の違いはこちらです。
ローカルクライアントとリモートライセンスサーバ間のライセンス通信図 (ネットワークライセンス):

サーバとクライアントが同一マシンである場合のライセンス通信図 (ワークステーションライセンス):

ライセンスの取得・更新・返却には、License Administrator ("hkey") 、また GUI 無し環境では sesictrl を使用します。
このライセンスサーバを自社内に用意せず、www.sidefx.com をライセンスサーバとする方法が ログインベースライセンスです。
-
hserver (クライアントプログラム) とは?
-
hserver は、マシンがライセンスサーバと通信する際に使用されるプログラムです。
hserver は、ローカルまたはリモートの sesinetd (ライセンスサーバ) プログラムとの通信を行う、クライアント側のヘルパー/プロキシプログラムです。クライアント/サーバモデルとしては、hserver がクライアント、sesientd がサーバです。hserver は、すべての Houdini のインストールに含まれており、Houdini アプリケーションの初回起動時に自動的に実行されます。
Windows では、hserver は通常 HoudiniServer というサービスとしてインストールされますが、 Houdini 18.5.500 以降、Windows 上でも Linux や OSX と同様に非サービスアプリケーションとして実行することも可能になりました。この機能はオプトイン方式で、hserver をサービスとして実行するかどうかは、サービスとしてインストールされたかどうかに応じて決まります。
hserver のログ出力を含む各種設定オプションについては、hserver のドキュメント を参照してください。
hserver の主な用途
クライアントが使うライセンスサーバを変更する
hserver -S servernameライセンスサーバのチェーン化
この構成では、クライアントが複数のライセンスサーバに問い合わせを行うことができます。 これにより、任意の設定 (例:ライセンス製品の種類) に基づいてライセンスサーバを分割して運用することができます。チェーン化の詳細については、オンラインドキュメント を参照してください。
hserver -S "licenseserverA;licenseserverB"HTTP による通信
HoudiniServer の HTTP 通信を有効にするには、接続 URL でプロトコルを指定します。hserver による HTTP 通信の詳細は、 オンラインドキュメント を参照してください。
hserver -S http://licenseservername使用ポート
hserver: TCP ポート 1714 ライセンスサーバデーモン (sesinetd): TCP ポート 1715
-
sesinetd とは?
-
sesinetd は Houdini のライセンスサーバです。
概要
sesinetd は Houdini ライセンスサーバのプログラム名です。このプログラムは、クライアントマシン上で動作するヘルパープログラム (hserver) とは異なります。Houdini ライセンスサーバは、使用中のマシンや中央ライセンスサーバのバックグラウンドプロセスとして動作し、ライセンスを管理します。また、ローカルおよびリモートのクライアントマシンに対してライセンスを供給します。
要件
- Houdini Apprentice を含む全 Houdini 製品の起動前に、このプログラムが実行中である必要があります。
- デフォルトでは TCP ポート 1715 を使用して待ち受けていますが、変更も可能です。
補足
- クライアント側の License Administrator(hkey)または非 GUI ツールである sesictrl は、ライセンス情報の取得や管理のために sesinetd に接続します。
- sesinetd の場所は こちらのページ を参照してください。
設定
ライセンスサーバデーモン (sesinetd) の挙動は、sesinetd.options という設定ファイルによって制御できます。
詳細は、 sesinetd のドキュメントを参照してください。
-
非グラフィック環境で License Administrator を使用する
-
非グラフィック環境向けライセンス管理ユーティリティについて
License Administrator (hkey) は GUI ベースのユーティリティです。グラフィック環境が利用できない場合は、代わりに sesictrl を使用することで、License Administrator の一部の操作を実行できます。主な機能は以下の通りです:
- http://www.sidefx.com/services/licenses/ から取得した文字列のインストール
- ライセンスの返却
- 診断情報の生成
Houdini のコマンドライン環境の設定方法については こちらのFAQを参照してください。
sesictrl の利用可能なオプションを確認するには、次のコマンドを実行します:
sesictrlライセンスのエンタイトルメント (entitlements) をインストールする最も簡単な方法は、次のコマンドを実行することです:
sesictrl redeem実行後、ライセンスのログイン用メールアドレスとパスワードの入力が求められます。ログイン後は、表示される手順に従ってください。
ライセンス診断ファイルを生成するには:
sesictrl diagnosticライセンスを返却するには:
sesictrl return-license LicenseID取得済みのキー文字列を手動でインストールするには:
sesictrl install keystring各キー文字列は、以下のいずれかのキーワードから始まります:
SERVER、LICENSE、INCREMENT、UPGRADE、EXTENDキー文字列の取得方法については インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法を参照してください。
-
ライセンス サーバの開始/停止方法
-
状況によって、ラインセスサーバの停止や再起動が必要になる場合があります。
たとえば、ライセンスを手動でインストールする際などに、ライセンスサーバの再起動が必要になることがあります。ライセンスサーバは sesinetd と呼ばれます。
ライセンスサーバを開始/停止するには「管理者」権限 (root、sudo) が必要です。
Launcher
注意:
以下の方法は、License Server(sesinetd) および Houdini Server(hserver) をローカルで実行している場合にのみ使用可能です。
- License Administrator(hkey) を起動します。
- 左側サイドバーの「Services」セクションに移動します。
- Start/Stop ボタンを使用して、各サービスに対する操作を実行します。
Windows
Windows の Services から HoudiniLicenseServer を開始/停止できます。
- コントロールパネル -> Administrative Tools -> Services に移動します。
- HoudiniLicenseServer というサービスで、ライセンスサーバプログラム sesinetd を制御しています。
Linux
- 使用法:
/etc/init.d/sesinetd {start|stop}
Mac
- Utilities から Terminal を起動し次のコマンドを入力します。
- ライセンスサーバを停止する場合: sudo launchctl unload
/Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist - ライセンスサーバを開始する場合: sudo launchctl load -w
/Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist
もし「/Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist: No such file or directory」というエラーが表示された場合は、Houdini を再インストールし、Commercial Licensing を選択してください。これにより必要なライセンスサーバ関連ファイルがインストールされます。macOS におけるその他の問題については こちら も参照してください。
中央のサーバマシンでライセンスサーバを再起動した場合でも、リモートクライアントのセッションはすぐには切断されず、ハートビート(またはライセンス確認通信)が途切れてから約5分間は維持されます。
-
ライセンスファイルとは
-
- 各製品のライセンス文字列は、コンピュータ上の licenses というファイルに保存されています。
- この licenses ファイル名には、.doc や .rtf、.txtなどの拡張子をつけないようにしてください。
オペレーティングシステムごとのライセンスファイルの保存場所は以下の通りです。
Windows: C:/Windows/keys/licenses
Linux: /usr/lib/sesi/licenses
Mac: /Library/Preferences/sesi/licenses
licenses ファイルは手動で編集しないでください。
ローカルにインストールされているライセンスが SideFX ポータルの内容と一致していない場合は、同期 するか、ライセンスをインポートすることで一致させることができます。
-
コマンドライン用 Houdini 環境設定方法
-
ターミナル / コマンドから Houdini 環境にアクセスする方法
目的
コマンドラインから Houdini の各種プログラムやコマンドを実行するには、「環境」の設定が必要です。 ここでいう環境とは、ユーザが指定したコマンドを実行する際に Houdini が必要とするディレクトリやプログラムを参照できる状態を指します。この環境が用いられる代表的な例が、GUI を使用しないライセンス管理ツール、sesictrl です。
Windows
Launcher の Houdini セクション内「Launch」ボタン右側の三角アイコンをクリックし、Command Line Tools を選択します。

Alternative Methods:
Programs -> Side Effects Software -> Houdini {{latest_houdini_version}}.xxx -> bin -> hcmd.exe.
システム内で Command Line Tools を検索することもできます。
Linux
- cd Houdini のインストール場所
- source houdini_setup
Example:
$ cd /opt/hfs{{latest_houdini_version}}.xxx $ source houdini_setupこの設定をログインスクリプトに追加しておくと、ログイン時に環境が設定されるため便利です。
sesictrl のみを使用する場合は、/usr/lib/sesi に直接アクセスすることもできます。
cd /usr/lib/sesi./sesictrlMac
- アプリケーション -> Houdini -> Houdini {{latest_houdini_version}}.xxx -> Utilities -> Houdini Terminal {{latest_houdini_version}}.xxx
-
Houdini ライセンス用ツール
-
Houdini のライセンス用ツールは以下の4つです:
- hkey: GUI付きのアプリケーション "License Administrator" のこと
- sesictrl: GUIなしの "License Administrator"
- sesinetd: ライセンスサーバのデーモン (Windows 上ではサービス)
- hserver: sesinetd と交信を行うクライアント用補助プログラム
それぞれ以下の場所にあります:
Windows:
Houdini 19 以前- hkey, sesictrl -
C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 18.5.xxx\bin - sesinetd, hserver -
C:\Windows\system32
Houdini 19 以降
- hkey: C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 19.0.xxx\bin
- hserver: C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini Server
- sesinetd, sesictrl: C:\Program Files\Side Effects Software\License Server
sesinetd.options ファイルもここに指定する必要があります。
Linux:
- hkey, hserver -
/opt/hfs19.0.xxx/bin - sesinetd, sesictrl -
/opt/hfs19.0.xxx/houdini/sbin
Mac:
- hkey, hserver -
/Applications/Houdini/Houdini19.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/bin - sesinetd, sesictrl -
/Applications/Houdini/Houdini19.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin
-
Workstation, LAL, GAL ライセンスについて
-
ネットワーク (フローティング) ライセンス
ネットワークライセンスはプライベートネットワーク上のライセンスサーバからライセンスを供給する方式です。
LAL (Local Access Licenses) は、日本国内でのフローティングライセンスが認められています。
GAL (Global Access Licenses) は、日本国内にライセンスサーバを配置して、海外拠点にライセンスを供給したりクラウド環境でのライセンスの使用を可能にします。
Houdini FX または Houdini Core の LAL と GAL を単一サーバにインストールして使用することは認められていません。詳しくはこちらをご参照ください。
ノードロックライセンス
Workstation (ワークステーション) ライセンスはノードロック型ライセンスで、インストールされたマシンでのみ利用可能で、ネットワーク形式では使用できません。Apprentice と Indie のライセンスは Workstation ライセンスのみで提供されています (Houdini ライセンスの仕組み)。
ライセンス文字列の詳細はこちらをご参照ください。
-
License Administrator とは?
-
License Administrator (hkey) は、Houdini のライセンスを管理するための最も簡単な方法です。

Houdini Launcher からの起動方法:
- Houdini Launcher を起動します。
- 左側のサイドバーに移動し「Licenses」をクリックします。
- auncher 下部中央の「License Administrator」ボタンをクリックします。
オペレーティングシステム別の起動場所:
Linux
Windows
macOS
License Administrator を起動してライセンスを管理するには、アカウントへのログインが必要です。
ヘッドレス環境(グラフィカルディスプレイを持たないマシン)の場合は 「非GUI 環境でのライセンスのインストール」 を参照してください。
License Administrator は、ポート443 (HTTPS) を使用して Side Effects Software に接続します。
ウェブアクセスにプロキシが必要な場合は、こちらのセクション を参照してください。License Administrator からライセンスアカウントにログインできない場合は、パスワードのリセット をお試しください。
-
ファイアウォール設定
-
以下の TCP/IP ポートがHoudini のライセンス用に使用されます。
- HoudiniLicenseServer (sesientd): TCP ポート 1715
- HoudiniServer (hserver): TCP ポート 1714
ライセンスサーバへのポートへの接続性を確認するには、下記のコマンドとホスト名または IP アドレスを入力します。
Apprentice, Indie または商用ワークステーションライセンスの場合、ライセンスサーバ (IP アドレス)はローカルのものになります。ネットワークライセンスの場合はサーバのホスト名またはその IP アドレスになります。
Windows
Test-NetConnection license-server-name-or-IP -Port 1715
Linux or OSX
ターミナルに以下のように入力します:
nc -v license-server-name-or-IP 1715
HoudiniServer (hserver) クライアントプログラムが HoudiniLicneseServer (sesinetd) に接続できる場合、以下のようなメッセージが表示されるはずです。
Connection to computer-name 1715 port [tcp/*] succeeded!
HoudiniServer (hserver) クライアントプログラムが HoudiniLicneseServer (sesinetd) に接続できない場合、以下のようなメッセージが表示されるはずです。
WARNING: TCP connect to computer-or-IP:1715 failed
-
非GUI 環境でのライセンスのインストール
-
ヘッドレスサーバや、GUI付の License Administrator (hkey) で問題がある場合、非グラフィカルユーティリティ sesictrl を使用して、コマンド ラインからライセンス サーバの管理が可能です。
特定コマンドに関するヘルプ情報には、次のコマンドを実行してください。sesictrl
--help
旧バージョンの sesictrl のヘルプ情報が必要な場合、次のように入力してください。sesictrl --legacy-help
sesictrl の使用例:
- ライセンスのインストール (entitlement の redeem): sesictrl redeem
- 発行されたライセンス文字列のインストール: sesictrl install キー文字列をペースト
- ライセンスの返却: sesictrl return-license
- ライセンス診断の生成: sesictrl server-diagnostic
- ライセンス使用状況表示: sesictrl print-license
sesictrl プログラムにアクセスするには、Houdini 環境ファイルのソースが必要です。
Windows
- スタート->検索で "Command Line Tools 18.0 "と入力します。
- または C:/Program Files/Side Effects Software/Houdini 18.0.x/bin/hcmd.exeと入力します。
- sesictrl とプロンプトに入力すれば利用可能なオプションが表示されます。
OSX
- Spotlight でご使用の Houdiniのバージョンの Houdini Terminal を検索します。
- Applications->Houdini->Current->Utilities->Houdini Terminal 18.0
- sesictrl とプロンプトに入力すれば利用可能なオプションが表示されます。
- シェル で Houdini環境をソースすることも可能です。
- cd /Applications/Houdini/Houdini18.0.397/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources
- source ./houdini_setup
Linux
- sesictrl プログラムは /usr/lib/sesi にあります。
- sesictrl を実行すれば利用可能なオプションが表示されます。
- シェル で Houdini環境をソースすることも可能です。
- cd /opt/hfs18.0
- source houdini_setup
sesictrlについては、ドキュメントの sesictrl の項 も参照してください。
-
ライセンスの延長
-
- 日本の正規販売代理店より購入されたお客様には、購入時点で正規ライセンスが発行されているので、延長の必要性はあまりありませんが、入金確認ができた時点で、現行のライセンスを延長ライセンスが発行されます。
- 延長ライセンスがインストールされると、インストールされたライセンスに新しい有効期限が表示されます。
- ライセンスの延長にも License Administrator の使用が最も簡単な方法です。
ライセンスの有効期限の延長
- License Administrator を Houdini を使うマシンで起動。
- ライセンスサーバでアップグレードを行う場合、サーバ上で起動します。
- 各ワークステーションにライセンスされている場合、それぞれのワークステーションでアップグレード処理を繰り返します。
- ライセンスアカウントにログインします。
- Check for License Entitlements ボタンまたは File->Install Licenses を実行します。
- Install ボタンを押します。
このプロセスによってキー文字列が生成され、ライセンス延長がインストールされます。 キー文字列は自動的にマシンのライセンスファイルに書き込まれます。 ライセンスには新しい有効期間が表示されます。

-
ライセンスの返却
-
- License Administrator (hkey) または sesictrl の使用が必須です。
- ライセンスの返却はそのコンピュータ上で実行する必要があります。
- ライセンス返却時には Houdini (Core または FX)、Mantra と Karma の1セットすべてを返却して再インストールしないとレンダリングやテクスチャベイクができなくなります。関連する文字列に関してはこちらをご覧ください。
- Web サイトのアカウントからライセンスの返却はできません。
- ライセンスの返却は年間10回まで可能です。
返却したライセンスは、コンピュータ名とハードウェア情報が登録から解除されます。返却したライセンス (Entitlement (エンタイトルメント))は、未インストールライセンスとしてあなたの SideFX ライセンスアカウントに戻されます。
ライセンス返却時に disable code (無効化コード) が計算され、コンピュータ上のライセンスファイルに書き込まれます。 無効化コードは、アカウントにも記録、追加され、このライセンスIDは無効になります。
ライセンスの返却方法は2つあります。
License Administrator を使用する
- License Administrator (hkey) を実行する
- 返却するライセンス ID 上で右クリック
- "Return License" を選択
- メールアドレスと SideFX 社から提供されたパスワードを入力

Houdini 19.0 からはライセンスID に付帯する本数のうちのサブセットのみの返却が可能になりました。

非GUI コマンドラインツール sesictrl を使用する
- sesictrl がGUI が無い環境でライセンス管理を行うためのプログラムです。
-
Houdiniのコマンドライン環境を設定するには、こちらを参照してください。
-
sesictrl -sを実行、インストールされているライセンスのリストを取得 (最初の列はライセンスID) - 返却するライセンスID に対し
sesictrl -d license-idを実行 - メッセージが表示されたら、メールアドレスとパスワードを入力

注:複数あるライセンスの一部だけの返却には sesictrl は未対応です。これには License Administator をお使いください。
注:http://www.sidefx.com/services/licenses/ のWeb上のライセンスページからライセンスを返却することはできません。
ライセンスを残したまま、ディスクをフォーマットしてしまったり、リースPC を返却してしまった場合のリカバリー方法はこちら。
-
ライセンスの移動
-
- Houdini のライセンスはマシン名とハードウェア情報と共に登録されており、Houdini をコンピュータからアンインストールしただけでは、ライセンスの移設ができません。
- License Administrator を使って、インストールされたライセンスをwww.sidefx.com 上にあるお客様のアカウントに一度返却する必要があります。

- ライセンスがあるコンピュータからリリースされると、アカウントに戻り、未インストールの エンタイトルメントとなります。
- この後、移動先のコンピュータで License Administrator を起動し、返却したライセンスを Redeem インストールします。これで移動が完了です。
注:
- Web 上のポータルではライセンスを移動することは出来ず、 License Administrator を使った操作が必要です。
- ライセンスの返却 の要領に従ってライセンスを返却します。
-
クライアントマシンの設定方法
-
アーティスト用マシンに、ライセンスサーバからライセンスを取得させるための設定方法です。
中央ライセンスサーバを使用する場合は、クライアントマシンがそのサーバ上のライセンスを取得するよう設定することが推奨されます。この構成には、フローティングライセンスが必要となり、ワークステーションライセンスとは互換性がありません。ワークステーションライセンス (ノードロックライセンス) は、インストールされているマシンに紐づけられており、ネットワーク上で共有 (=フロート) することはできません。フローティングライセンスには、LAL (Local Access License) と GAL (Global Access License) の2種類があります。
注意:
Houdini Apprentice および Houdini Indie ユーザに発行されるのはワークステーション (ノードロック) ライセンスのみです。
対応しているハードウェアやオペレーティングシステムについては システム要件 ページをご確認ください。
基本のセットアップ
-
SideFX のウェブサイトから Houdini Launcher をダウンロードします。
-
ワークステーションに Houdini をインストール します。
-
License Administrator を起動し Servers の横にある編集アイコン (🖉) をクリックします。
-
Found Server(s) 欄に使用しているサーバが表示されない場合は Add Custom Server ボタンをクリックし、ライセンスサーバの URL を入力してください。

ネットワークライセンスサーバをすでに構築している場合、クライアントはリモートサーバからライセンスを取得するため、ワークステーション側にライセンス用ツールをインストールする必要はありません。
クライアントマシンにライセンスサーバを参照させるには、他にもいくつかの方法 があります。
ワークステーションにローカルでライセンスを設定する場合は、ワークステーションライセンスの設定方法 を参照してください。
クライアントによるリモートライセンスサーバへのアクセスに問題がある場合は、サーバの ファイアウォール 設定を確認してください。また、サーバにインストールされているライセンスに正しい IP マスクが設定されているかも確認してください。
-
-
ライセンスサーバソフトウェアのアップグレード
-
理想的には、ライセンスサーバのバージョンは、提供するキー文字列と同じポイントバージョンであることが望ましく、一つ以上離れたバージョンにしておくことは推奨されません。
例えば、{{ latest_houdini_version }} のキー文字列であれば、ライセンスサーバのバージョンも {{ latest_houdini_version }} であることが理想的で、最低でも Houdini 20.0 の最新のプロダクションビルドであるべきです。Houdini 22.0 のライセンスをインストールには、ライセンスツールは 21.0.679 以降であることが必須です。
システム要件 のページを参照して Houdini ライセンスツールがお使いの OS が対応しているかをご確認下さい。
ライセンスサーバのソフトウェアをアップグレードしても、ライセンスは自動的にアップグレードされません。インストールされているライセンスを次のバージョンにアップグレードするには、 License Administrator または sesictrl を使用する必要があります。
Houdini のライセンスサーバソフトウェアのアップグレードには:
-
インストールする Houdini の最新の Production または Daily build をダウンロードします。
-
インストーラを実行、ライセンスサーバのコンポーネントにチェックを入れます。
- Linux でのライセンスサーバのアップグレードはこちらをご覧ください。
- Windows と OSX では、 インストーラのコンポーネントの項で "License Server" のトグルをオンにしてください。これにより、既存の sesinetd.exe が更新されます。
-
インストールプロセス中に、ライセンスサーバコンポーネントが再起動されます。これにはわずかな時間しかかかりません。
集中ライセンスサーバとして運用している場合、アップグレードが行われることを全ユーザに通知することを推奨します。通常、ライセンスサーバソフトウェアのアップグレードはユーザに影響しませんが、アップグレード中は、用心のためシーンファイルの保存が重要です。
サーバハートビート
バージョン 20.5 以降の Houdini ライセンスサーバでは、ライセンスがチェックアウト後にサーバに接続できない場合、セッションは最大14日間、またはライセンスサーバへの接続が回復するまでそのライセンスを保持します。 Houdini セッションが終了 (クラッシュ、マシンの再起動など) した場合で、サーバがオフラインのままの場合、新しいライセンスの取得はできません。 14日間のライセンス保持は、サーバへのアクセスが不能になる前にライセンスがチェックされた場合にのみ機能します。
バージョン 20.0 及びその前のライセンスサーバでは、ハートビートは約20分に設定されています。つまり、その時間内にクライアントマシンが中央ライセンスサーバに接続できない場合、アクティブな Houdini セッションは終了します。ライセンスは保持されません。
-
-
HTTP プロキシの設定方法
-
ネットワーク環境で HTTP プロキシが使用されている場合、プロキシ経由でインターネットへ接続するよう Houdini License Administrator を設定することができます。
- Web ブラウザ設定を参照して HTTP プロキシのホスト名とポートを確認します。
- License Administrator を起動し、Preferences セクションを開きます。
- HTTP プロキシを使用するためのトグルをオンにし、プロキシのホスト名とポートを入力します。
これらの設定は次回以降の License Administrator 起動時にも保存されます。

環境変数 HOUIDNI_HTTP_PROXY による設定も可能です。
HOUDINI_HTTP_PROXY=http://proxy.example:80
プロキシで認証が必要な場合は、URL にユーザ名とパスワード情報も含めて指定します。
HOUDINI_HTTP_PROXY=http://username:password@proxy.example:80
Houdini にプロキシを使用しないよう指示するには、環境変数 HOUDINI_HTTP_NOPROXY を設定してください。
-
インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法
-
Houdini を起動したいコンピュータにインターネット接続が無い場合でも、ライセンス入手にはインターネットに接続されたコンピュータが一台必要です。
- ライセンス サーバ マシンで License Administrator (hkey) を実行します。
- Server Information タブをクリックし Server name と server code 情報を書きとめます。
- インターネットに接続されたマシンで: https://www.sidefx.com/services/licenses/ に接続し、ライセンス用のログイン名でログインします。
- Manage Licenses に行きます。アカウントの全ライセンス履歴が表示されます。
- ページの最後に行き、Redeem a License Entitlement をクリックし、取得するライセンスの横にライセンス数を入力します。
- リストから既存のサーバを選択するか、もしくはサーバ名とサーバ コードを入力して新しいサーバを追加します。 ライセンスを取得する正しいサーバ名が選択されているか確認してください!
- Redeem Entitlement をクリックします。
- Web ブラウザページのトップにライセンスキー文字列が表示されます。
ライセンスキー文字列をファイルに保存します。
ライセンスキー文字列は
SERVER,LICENSE,INCREMENT,UPGRADEもしくはEXTENDといった単語で始まります。 - ライセンス サーバ マシンで License Administrator (hkey) を開きます。
- File -> Manually Enter Keys... を実行します。H19 では、 File-> Import Licenses に行き、一番下にある、Manual Install をクリックします。
- 各キーをWeb ブラウザもしくは保存したファイルからテキスト ボックスに Ctrl+V を利用してコピー・貼り付けし OK を押します。
ライセンス文字列が正しくコピーされたか確認してください。 失敗すると Houdini は起動しません。
各ライセンスキー文字列は License Administrator の GUI で個々の行に一行ずつ入力する必要があります。
新たなライセンスキー文字列は次のキーワードからはじまります:
SERVER,LICENSE,INCREMENT,UPGRADEあるいはEXTEND
-
サーバ (SERVER) キーの再インストール方法
-
サーバ (SERVER) キーが無効になった時に取るべき手順を解説します。
コンピュータ名を変更したり、ハードウエアを更新したりした場合、SERVER キーが作動しないことがあります。 すべてのライセンスが返却されていない場合、コンピュータ名の変更は望ましくありません。SERVER キーが作動しないもっとも一般的な理由は、ハードウエアが更新され、サーバ コード (サーバ ID) が変更されることです。
コンピュータに新規で有効な SERVER キーをインストールするには、以下の手順に従ってください:
- License Administrator (hkey) を開きます。
- ログインします。
- 右上のアカウントボタンから「Install License Entitlements」を選びます。
- SERVER キーを再インストールするためのチェックボックスを選択します。
- 「Install」ボタンを押します。
これでコンピュータに新しい SERVER キーが再インストールされます。
-
ライセンスの再インストール (リカバリ)
-
ライセンスを失った場合の再インストール方法
時々、ライセンスファイルのバックアップを取らずにディスクをフォーマットしたり OS を再インストールしたりして、ライセンスファイルを誤って消去してしまったりすることがあります。もしくは、ライセンスを返却せずにリースコンピュータを返却してしまうこともあるかもしれません。
消してしまったライセンスを再インストールするためには、新しいコンピュータのホスト名をライセンスがインストールされていた元のコンピュータ名と同一にしなければなりません。 同じ名前であれば License Administrator で消去されたキーの再インストール (リカバリ) が可能です。
マシン名が同じ場合にライセンスのリカバリを行うには、以下の方法のいずれかが可能です:
以下は (上記の方法の#3) ライセンスの再インストールの手順です。 尚、ライセンスを再インストールすると、元のライセンスはローカルで無効になり、新しいライセンス ID がインストールされます。
- License Administrator (hkey) を開きます。
- ログインします。
- 右上の「Account」ボタンをクリックします。
- ドロップダウンメニューから「Install License Entitlements」タブを選択し、続けて「Reinstall Licenses」タブをクリックします。
- 再インストールするライセンスのチェックボックスを選択します(一覧には、お使いのコンピュータ名と一致し、有効期限内で現在インストールされていないライセンスがすべて表示されます)。
- 「Install」ボタンをクリックします。


これで、選択したライセンスがコンピュータに再インストールされます。インターネットに接続されていない場合は、.hlic ファイルをインポートして ライセンスを再インストールする必要があります。
-
デフォルト以外のTCPポートでの sesinetd の実行方法
-
Houdini 17.0 より、デフォルトの1715とは異なるポートでライセンスサーバを実行することができるようになりました。
sesinetd.options ファイルでポート番号の指定が必要です。
クライアントは host:portnumber でライセンスサーバに接続します。
たとえば、既存の sesinetd.options ファイルに -p オプションを追加します (存在しない場合、作成します)。
-V 2 -z 1048576 -m +.+.*.*,192.168.*.*,10.*.*.*,172.*.*.* -p 27056注: カスタムのサブネットを指定している場合、-m 以下の記述が異なる場合があります。 この例では、デフォルトの LAL サブネットを記述しています。
新しいポートで待機するには、HoudiniLicenseServer サービス (sesinetd) の再起動が必要です。
その後、クライアントマシンは License Administrator を使用して servername:port に接続するか、または hserver を使用して変更を加えます。
hserver -S servername:27056
-
サイレントインストール/アンインストール
-
サイレントインストールの場合は、/?でインストーラを実行します。 ドキュメントの場合:
houdini-18.xxx-win64.exe /?/Registry オプション ("Yes" または "No"、デフォルトは "Yes") は、インストーラが Houdini をインストールするときにレジストリキーを作成するかどうかを制御します。 これは、Houdini のバージョンが Add/Remove プログラムリストに表示されるかどうかに大きく影響します。
共有ネットワークパスへの Houdini のインストールなど、特別なニーズがない限り、デフォルトを使用することをお勧めします。 /Registry オプションで "License Server Path" を定義することはできません。
ライセンスサーバの設定
- DNS SRV レコードを構成することがもっとも簡単な方法です。
- クライアントコンピュータが Houdini ライセンスサーバを自動的に見つけられるようになります。
Linux と Mac:
hserver -S server-name- .sesi_licenses.pref と呼ばれる隠れファイルがユーザのホームディレクトリに作られます。
- このファイルは一行だけで
serverhost=license-servernameと記述されています。
Windows:
最善の解決策は、レジストリを変更することです。
reg add "hklm\software\Side Effects Software\Houdini" /v ~LicenseServer /t reg_sz /d server-name /fアンインストールするには
スタート メニュー -> プログラム -> Side Effects Software -> Houdini バージョン にある uninstall.exeを実行してください。
オプションをリストするには /? を入力
サイレント実行には /S を入力
-
冗長ライセンスサーバ
-
Houdini 19.0 より、ライセンスサーバの冗長化に対応いたしました。
冗長化サーバの設定方法については、こちらをご覧ください。Houdini 19.0 以前のバージョンでは、ビルトインの冗長化構成はありません。
ライセンスサーバを仮想マシン (vm) に設定した場合、クローンの作成が可能で、このクローンはオフラインにしておき、メインサーバに障害が発生した場合に起動させることが可能です。
-
レンダーノードが非GUIライセンスのみを使うようにするには
-
-
houdini.env ファイルの中で環境変数 HOUDINI_SCRIPT_LICENSE を hbatch -R に指定します。
-
これにより、非GUI ライセンス (Engine ライセンス) が インタラクティブライセンスである FX や Core ライセンスよりも優先してチェックアウトされるようになります。
-
hserver -n を実行すると、hython やファイルに記述された Python を元にしたツールが実行できません。
-
環境変数に関しての詳細は こちら をご参照ください。
-
-
DNS SRV レコードの追加
-
クライアントマシンにライセンスサーバを自動検出させる方法としては、DNS サービスレコード (SRV) を設定する方法が推奨されています。
クライアントマシンが Houdini ライセンスサーバの名前とポート番号を自動的に取得できるよう、社内 DNS システムに SRV レコードを追加することができます。
例
_sesi-lm._tcp IN SRV 0 0 1715 licenseserver.yourdomain.com.1715 は sesinetd (Houdini ライセンスサーバ) のデフォルト TCP ポート番号です。
licenseserver.yourdomain.com の部分は、実際のライセンスサーバ名とドメイン情報 (FQDN=完全修飾ドメイン名) に置き換えてください。多くの施設では、ライセンスサーバに対して DNS CNAME を設定することがあります。
DNS CNAME にライセンスを紐づけることで、ライセンスサーバを 冗長化 して運用するための設定ができます。
-
旧バージョンの Houdini を実行する
-
最新 の Houdini ライセンスは、旧バージョンとも互換性があります。
旧バージョンの Houdini は、最新ライセンスを使って実行可能です。ただし、SideFX が公式にサポートしているのは、最新バージョンおよびその2つ前までのバージョンの Houdini です。
例えば、Houdini 21 ライセンスをお持ちの場合、Houdini 20.5 とそれ以前 (20.0, 19.5, 19.0 など) を起動できます。
- 旧バージョンの Houdini をインストールする際は、そのバージョンに付属する License Server コンポーネントはインストールしないでください。

- 旧バージョンの License Server コンポーネントをインストールしてしまった場合は、最新バージョンの Houdini を再インストールし、License Server コンポーネントを選択してください。
必要な旧バージョンのビルドがデイリービルドページに見つからない場合は、サポートまでお問い合わせください。サポート対象外の旧バージョンについても、インストーラの提供をできる限り試みますが、正常に動作することは保証できません。
- 旧バージョンの Houdini をインストールする際は、そのバージョンに付属する License Server コンポーネントはインストールしないでください。
-
ライセンスサーバのデイジーチェーン
-
Houdini 18 以降のライセンス管理システムでは、チェーン化と呼ばれるライセンス構成に対応しています。これにより、ライセンスサーバ (sesinetd) のデイジーチェーン化が可能になり、各ライセンスサーバを、その構成 (ライセンス製品種類など) に基づいて分割できるようになりました。
チェーンリストの設定は、単一サーバを指定する代わりに、License Administrator で複数のサーバをリストに追加するか、ライセンスサーバ名をセミコロンで区切ってリストします。リスト内の最初のサーバから接続が試みられ、何らかの理由で接続できない、コマンドが失敗したなどの場合に、次のサーバが試行され、それが繰り返されます。「hserver -S」コマンドラインを使用してリストを指定する場合、接続リストを引用符(")で囲んでください。 たとえば、hserver -S "sesinetd1; sesinetd2" など。
この設定には、18.0 以降の Houdini ライセンスサーバ (hserver) が必須です。 sesinetdと Houdini のバージョンに必要条件はありません。詳細は こちら をご覧ください。
-
ピーク使用量ログ
-
重要: ピーク使用状況ログを正確に取るには、バージョン 20.0.682 以降のライセンスサーバ (sesinetd) が必要です。(Houdini 18.5 の場合) 18.5.875 以降のバージョン、(Houdini 19.0 の場合) 19.0.549 以降のバージョンでもピーク使用状況ログを残せますが、不正確な場合があります。
ライセンスのピーク使用状況ログには、一定の時間間隔内で1本のトークンライセンスの同時使用が最大に達した時の数が保存されます。この間隔は通常1時間に設定されており、そのログ内容は随時確認可能です。
これは、ライセンスのピーク使用状況を製品タイプ別に監視するための優れた手法で、指定間隔内のピーク使用状況、また、オプションでそのユーザのデータもバイナリログファイルに記録可能です。コンパクトさは劣りますが、分析用にスプレッドシートやデータベース等のファイルフォーマットで、このログの出力も可能です。
詳しくは ピーク使用状況ログを残す を参照してください。
使用状況ログの有効化
ライセンスのピーク使用状況のログは、sesinetd.ini ファイル内でデフォルトで有効になっており、以下のオプションにより1時間ごとにログが残ります:
usageInterval=hourこれにより、1時間ごとのピーク時の使用ライセンス数のログが残ります。ログファイルをコンパクトに保つため、間隔内に使用されなかったライセンスのログは残りません。
ライセンスサーバ (sesinetd) の各種オプションを変更する際は、sesinetd.ini ファイルを編集するか作成してください。
Mac
/Library/Preferences/sesinetd/sesinetd.iniWindows
C:\Windows\keys\sesinetd.iniLinux
/usr/lib/sesi/sesinetd.ini他にも、 minute、 5-minute、30-minute、4-hour、12-hour、day の間隔が指定可能です。
例:
ユーザ情報を残さず5分ごとにログを取る場合:
usageInterval=5-minuteユーザ情報を残し1分ごとにログを残す場合:
usageInterval=minute includeUser=trueincludeUsers オプションを使うと、その間隔内のライセンス使用者が記録されます。デフォルトの場合、各ライセンスのピーク使用状況のみが記録され、ユーザ情報は残りません。
間隔が短くなるほど、ログファイルが大きくなり、出力に時間がかかるので、正しく選択してください。
sesinetd --print-options を実行すると、ピーク使用状況ログが有効化されているかどうかと、設定中の間隔、およびログファイルの場所が表示されます。
Linux 使用時の例:
/usr/lib/sesi/sesinetd --print-options == Usage == Peak Usage Enabled: true Usage Interval: hour Send usage interval: -1 Include Users: false Usage File: '/usr/lib/sesi/sesinetd_peak_usage.bin' Usage Log URL: ''使用状況のログファイル
ピーク使用状況の情報は、バイナリファイルに記録されます。
Houdini には、ログファイルのパーサーが同梱されています。このパーサーにより、様々な表現でデータをエクスポートすることが可能になります。デフォルトの場所は、 sesinetd_peak_usage.bin の名前が含まれるライセンスパスの中です。
peakUsageFile オプションを使うと、ログファイルにカスタムの保存場所を指定できます。
Mac のデフォルトパス:
/Library/Preferences/sesi/sesinetd_peak_usage.binWindows のデフォルトパス:
C:\Windows\keys\sesinetd_peak_usage.binLinux のデフォルトパス:
/usr/lib/sesi/sesinetd_peak_usage.binログファイルパーサーの使用法
hython で $HFS/houdini/python.10libs/parsepeakuserlog.py を実行すると、スクリプトの使用方法を確認できます。$HFS は Houdini のインストール場所です。
xlsx 形式での出力には
xlsxwriterモジュールが必要です。タイムゾーンの自動設定や、
--time-zoneオプションを使用するにはptyzの Python モジュールのインストールが必要です。
ただし時間は常にサマータイムを考慮しない時間表示となります。例:
hython $HFS/houdini/python3.10libs/parsepeakuserlog.py /usr/lib/sesi/sesinetd_peak_usage.bin --group-by=hour
-
SideFX へのコンタクト
-
Houdini の インストール・ライセンス関係 の問い合わせ:
- まず 「インストールとライセンスの問題」を参照してください。
- ライセンス診断ファイル を作成、メールの添付として以下の送付先のいずれかに送付してください。
機能の不具合、クラッシュやエラーメッセージなどが発生した場合:
- 問題の概要、再現方法を可能な限りシーンファイルと共に (シーンファイル送付方法 )
- (あれば) クラッシュログ
- Houdini が起動するのであれば マシン情報
送付先:
お使いの製品に合わせて以下のいずれに、アカウントID (番号) または購入時の Invoice 番号 (通常 、T または L で始まる5桁の番号) を記載の上、送付してください (Apprentice の場合不要)。- 商用版および教育機関版: 購入代理店のサポート担当窓口
- Indie/学生版/Apprentice: info-jp@sidefx.com (日本語)
- 全製品 (ただし英語): support@sidefx.com
価格・見積もりなど:
日本円での見積もりをご希望の場合は、弊社販売代理店にお問い合わせください。
-
Houdini Engine for Unity/Unreal ライセンスには、どの Houdini ビルドが必要ですか?
-
この無償ライセンスには、Houdini 18.5.499 以降が必須です。18.5 の古いビルドのライセンスツールの使用は可能ですが、Unity や Unreal での作業時の新しいライセンスの認識には、ビルド 499 以降が必須です。
-
"The account exists, but does not have the ability to manage Licenses" と表示されます
-
Houdini Apprentice をお使いの場合、License Administrator File -> Login の機能は実行できません。Houdini Indie、教育版および商用版 Houdini ライセンスユーザーのみ、ログイン (アカウント) 機能をお使いいただけます。
最も簡単な解決方法は、現在のライセンスファイル を削除してから Houdini Apprentice を起動し、再びライセンスのプロセスを実行することです。
Houdini Indie、教育版および商用版でこの問題が起きる場合には、ライセンス管理メールアドレスが変更された可能性が考えられます。こちらの要領でリセットしてみてください。
-
Windows ですが、ライセンスが動きません
-
多くの場合、ローカルまたはリモートの sesinetd.exe ライセンスサーバープログラムへの接続を何かがブロックしている可能性があり、Avast や AVG などのセキュリティソフトウェアが Houdini をブロックする問題が確認されています。お使いのセキュリティソフトウェアを確認し、sesinetd.exe (TCPポート1715) および hserver.exe (TCPポート1714) をホワイトリストに登録してください。
services.msc (サービス)で、HoudiniServer および HoudiniLicenseServer が実行中状態になっていることを確認してください。
Power Shellでテストする方法もあります。
netstat -an | findstr 1715上記のコマンドは、ライセンスサーバデーモンがポートを聴いているかどうかをテストします。
次に、Houdiniに同梱のコマンドラインツール (hcmd.exe) を起動、次のように入力します。
sesictrl pingまたは
sesictrl ping http://machine-name:1715このうち、上記のマシン名を部分は、お使いのサーバホスト名に置き換えてください。
これで Successfully ping と表示されない場合は、アンチウイルス/ファイアウォールの設定を確認してください。
-
ライセンス開始日を未来に設定したら、ライセンスが届きません。
-
ライセンスに関する通知は licensemanager@sidefx.com から発信されますので、こちらのメールアドレスを探してみてください。
ライセンス (その AUP) 開始日が将来の場合、ライセンスは、北米東海岸時間で開始日の一日前の 0:00AM に発行されます。 例えば、AUP 開始日が 2/1 の場合、ライセンスは日本時間で 1/31 14:00 に発行され、北米がサマータイム期間中は 13:00 に発行されます。
-
学生による自宅や個人のコンピュータからの Houdini Education ライセンスへのアクセス方法を教えてください。
-
学生による個人コンピュータからの Houdini Education ライセンスへのアクセスには、いくつかの方法があります:
1) 学校の既存ライセンスサーバへアクセス
- 学校の IT 担当者による設定が必要になることが多い
- 学生のコンピュータが学校の(内部)ネットワークに接続できないといけない
2) 学校の既存ライセンスサーバへログインベースライセンスでアクセス
- まずこのページをご参照ください。
- ライセンスが既に別の方法でインストールされている場合、IT 担当者による作業が必要となります。
- 安定したインタ=ネット接続が常時必要です。
- (日本国内であれば)場所による制限はありません。
3) 学生版の購入
- 学校側の IT 担当者による作業がほぼ発生しない
- 各学生が課金、インストールライセンス、更新などを行う
4) 一時的な自宅ライセンスHome licenses [認定校のみ]
- info-jp@sidefx.com に詳細をお問い合わせください。
- 認定校制度については こちら をご参照ください。
-
SideFX ログインアカウントに紐づけたメールアドレスを更新する
-
メールアドレスを更新するには:
(1) お客様のユーザ名で www.sidefx.com にログインします
(2) 右上のプロフィールアイコンをクリックします
(3)「My Profile」を選びます
(4) 歯車アイコンをクリックして情報を編集します
(5)「Update Email」をクリックします
これにより、以下の項目が最新のメールアドレスと紐づけられます:
-
Licensing permissions (ライセンスの認証許可)
-
Email notifications about your licenses (ライセンス関連のメール通知)
-
Release emails (製品リリースに関するメール)
-
Forum posts (フォーラムへの投稿)
-
History of completed tutorials (チュートリアルの学習履歴)
*また、所属する会社が変わった場合は、SideFX アカウント担当者に連絡し、お客様の個人情報を適切なアカウントに連係するよう依頼してください。
パスワードの変更はこちらをご参照ください。
-