Houdini ライセンスの概要 FAQs


Houdini のライセンスはどのように動くのですか?

Houdini のライセンスシステムは、 クライアント・サーバモデル であり、一台のライセンスサーバと一台以上のクライアントで構成されます。ネットワークライセンスの場合、サーバとクライアントは通常別々のワークステーションですが、ワークステーション (ノードロック) ライセンスでは、ライセンスサーバとクライアントのプロセスが同一ワークステーション上で走ります。 ライセンスサーバ (プロセス) は sesinetd と呼ばれ、ライセンスのチェックイン・チェックアウトを管理します。ユーザが Houdini 製品を起動、ライセンスが必要となる場合、クライアントライセンスプログラムである hserver に通信を行い、hserver が ライセンスサーバ (sesinetd) と交信を行います。sesinetd は、ライセンスの状態を確認し、有効なクライアントに対しライセンスを許可し、クライアントが終了すればライセンスを引き上げます。 hserver がクライアントワークステーション上で走っていない場合、Houdini を起動することはできません。 Linux と Mac OSX 上では、Houdini 起動時に hserver も起動します。また、コマンドラインから実行することも可能です。 Windows 上では、hserver も sesinetd もサービス (それぞれ HoudiniServer と HoudiniLicenseServer) として実行されます。

ネットワークライセンスでのライセンス通信図:

Remote License

ワークステーションライセンスでの通信図:

Local License

ライセンスの取得・更新・返却には、License Administrator ("hkey") を使用します。

それぞれの Houdini 製品にはどのライセンス文字列が付帯しているのですか?

下記のテーブルがそれぞれの Houdini 製品タイプとそれに関連するライセンス文字列を示しています。

ライセンスカテゴリ 製品名 ライセンス文字列 デフォルト数量
商用ライセンス Houdini FX Houdini FX 1
Renderer 5
Houdini (base) Houdini 1
Renderer 5
Houdini Engine Houdini Engine 1
Renderer 1
限定商用ライセンス Houdini Indie Houdini Indie 1
Houdini FX (Non-Commercial) 1
Renderer (Non-Commercial) 1
Houdini Engine Indie Houdini Engine Indie 1
Renderer (Non-Commercial) 1
教育用 Houdini Education Houdini Education 1
Houdini FX (Non-Commercial) 1
Renderer (Non-Commercial) 10
非商用 Apprentice HD Houdini Apprentice HD 1
Houdini FX (Non-Commercial) 1
Renderer (Non-Commercial) 1
Houdini Apprentice Houdini FX (Non-Commercial) 1
Renderer (Non-Commercial) 1

ライセンスを返却する場合、関連するライセンス文字列をすべて返却する必要があります。

Houdini 用ライセンスツールは何ですか?

Houdini のライセンス用ツールは以下の4つです:

  • hkey: GUI付きのアプリケーション "License Administrator" のこと
  • sesictrl: GUIなしの "License Administrator"
  • sesinetd: ライセンスサーバのデーモン (Windows 上ではサービス)
  • hserver: sesinetd と交信を行うクライアント用補助プログラム

それぞれ以下の場所にあります:

Windows:

  • hkey, sesictrl - C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 16.0.xxx\bin
  • sesinetd, hserver - C:\Windows\system32

Linux:

  • hkey, hserver - /opt/hfs16.0.xxx/bin
  • sesinetd, sesictrl - /opt/hfs16.0.xxx/houdini/sbin

Mac:

  • hkey, hserver - /Applications/Houdini/Houdini16.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/bin
  • sesinetd, sesictrl - /Applications/Houdini/Houdini16.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin
コマンドライン用の Houdini 環境設定方法は?

コマンドラインから特定の Houdini プログラムやコマンドを使用したい場合は、環境を設定しなければなりません。 これはHoudini が実行に必要なディレクトリやプログラムがどこにあっても探し出せるようにし、呼び出したコマンドを実行できることを意味します (例えば sesictrl)。

Windows:

  • スタート メニュー -> プログラム -> Side Effects Software -> Houdini バージョン -> Utilities -> Command Line Tools

Linux:

  1. cd Houdiniがインストールされた場所のパス
  2. houdini_setup をソースします。
    例:
    $ cd /opt/hfs16.0.xxx
    $ source houdini_setup
    

Mac:

  • メイン システム ドライブ (Macintosh HD) の [アプリケーション] -> Houdini バージョン -> Houdini Shell.terminal ダブルクリック
ライセンスファイルはどこにありますか?

各プラットフォームでのライセンスファイルは以下の場所にあります。

Windows:

C:\Windows\keys\licenses

Linux:

/usr/lib/sesi/licenses

Mac:

/Library/Preferences/sesi/licenses
License Administrator の起動方法は?

それぞれのOSのアプリケーションメニューかコマンドから"hkey"を打つと実行します。 コマンドラインのセットアップに関してはこちらをご参照ください。

Windows:

  • スタート メニュー -> プログラム -> Side Effects Software -> Houdini バージョン -> Administrative Tools -> License Administrator

Linux:

  • Applications -> Side Effects Software -> Houdini バージョン -> Administrative Tools -> License Administrator を選択します。

Mac:

  • メイン システム ドライブ (Macintosh HD) から [アプリケーション] -> Houdini バージョン -> Administrative Tools -> License Administrator をダブルクリック。

License Administrator は 80番のポート (http) を使用して Side Effects Software 社と接続します。 Web に接続するときにプロキシを必要とする場合は、License Administrator (ライセンス アドミニストレータ) の HTTP プロキシ機能の設定方法は? の章を参照してください。

Houdini 14 以降 OpenGLは必須でなくなりました。

非グラフィック環境で License Administrator を使うには?

License Administrator (hkey) はGUI付きのユーティリティで、非グラフィック環境で使うことはできません。代わりに sesictrl を使用することができます。 主な操作は次の通りです:

  • http://license.sidefx.comから取得した keystrings のインストール
  • ライセンスの返却
  • 診断情報の取得

非 GUI 環境でライセンス権利をインストールする簡単な方法としては以下を実行します:

sesictrl -L

ライセンス登録のログイン メール アドレスとパスワードがプロンプトに表示されます。 ログイン後は指示される手順に従います。

すでに取得した keystrings を手動でインストールしたい場合は:

sesictrl -I keystring

新しい keystring の場合は以下のキーワードからはじめます: SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE あるいは EXTEND.

一般的な Keystrings 取得方法の詳細な情報は、 インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法は? の章を参照してください。

sesictrlの詳細は 下記を参照してください。

sesictrl の使用方法の詳細は?

hserver の動作を指定するファイルは Linux/Mac OSX 上では hserver.opt で Windows 上では hserver.ini です。

Windows

hserver.ini ファイル は、デフォルトでは、 C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 16.0.xxx\houdini\hserver.ini. にあります。 hserver に影響するには、このファイルを C:\Windows\System32 に移動させる必要があります。

Linux

hserver.opt ファイルは /opt/hfs16.0.xxx/houdini/hserver.opt にあります。

Mac

Mac OS X 上は hserver が Activity Monitor のプロセスリストに表示されることを確認してください。 Activity Monitor は Applications -> Utilities フォルダにあります。

Usage: hserver [options]

以下のオプション付きで (あるいは無しで) hserver を実行すると、
他の (リモートホスト上からも) Houdini セッションからの
リモート アクセスが許可されます。

  Options:
    -d      デーモン プロセスとしては実行しない (デバッグ用)
    -r N    N個のリモート レンダーの実行のみ許可
    -t N    通信のために使用するスレッド数 N (デフォルト 6)
    -a pct  リモート タスクの拒絶のロード平均値 (0-101)
    -n      非 GUI ライセンスのみ許可
    -G      GUI ライセンスのみ許可
    -m mask 読み込み許可マスクの設定
    -M mask 書き込み許可マスクの設定
    -T N    ソケット読み込みのタイムアウト (ミリ秒)
            負の値であれば、タイムアウトなし

 以下のオプションは、実行中のバージョンの hserver (リモート マシン 
 上の可能性あり) のコントロールもしくはクエリのメカニズムを提供します。

  Options:
    -h host クエリ/コントロールするリモート ホストの指定
    -q      hserver デーモンの終了
    -l      hserver のロード情報を取得
    -g      非 GUI ライセンスの分布の厳密性の緩和
    -p      hserver.opt オプション ファイルの再読み込み
    -V      指定したバージョンの Mantra のコマンドをすべて表示
    -S host ライセンス サーバ ホスト名の変更
    -K <id> サーバ タスクの強制終了。「all」が指定された場合、
            サーバ上で実行中のすべてのタスクが強制終了されます。
    -P <id> サーバ上のタスクの一時停止
    -R <id> サーバ上の一時停止タスクの再開
    -H type N    N 秒だけライセンスのホールド。
                 N に -1 を指定した場合、ライセンスは無期限ホールド。

オプション構成の詳細は、hserver.opt ファイルを参照してください (Windows の場合、 hserver.ini)。

sesinetd (ライセンス サーバ) の開始・終了方法は?

ライセンス サーバは「sesinetd」と呼ばれます。

ライセンス サーバを開始/終了するには「管理者」権限 (Administrator, Admin, root または sudo) が必要です。

Windows:

Windows の Services で Houdini License Server を開始/終了できます。

  1. コントロール パネル -> Administrative Tools -> Services に行きます。
  2. HoudiniLicenseServer という名のサービスがあり、開始/終了/再起動可能です。

Linux:

  1. /etc/init.d にある sesinetd スタートアップ スクリプトを実行します。
  2. 使用法: /etc/init.d/sesinetd {start|stop}

Mac:

Applications > Utilities > Terminal でターミナルを開き次のコマンドを入力します

  • 開始するには (すべて一行で): sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist
  • 終了するには(すべて一行で): sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.sidefx.sesinetd.plist
sesinetd で利用可能なオプションとは?

sesinetd の動作の制御には:

sesinetd.options ファイルに以下のオプションを挿入します。

  • Linux では /usr/lib/sesi にファイルがあります。
  • Windows ではC:\Windows\System32 にあります。
  • Mac では、ファイルは /Applications/Houdini/Houdini16.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin にあります。
Usage: sesinetd [options]
To query information from a running license server process, use the
sesictrl application.
  Options:
    -v        バージョン情報のプリント
    -n count  処理に使用するスレッド数の指定
    -l file   ログファイルの指定
    -d        Append the current year and month to the log filename
    -V level  ログ レベルの指定
                 0 = ログ無し
                 1 = エラー
                 2 = メッセージ
                 3 = 情報
                 4 = デバッグ
    -z size    最大ログファイル サイズの指定 [デフォルト: 1M]
               例 0.5M = .5 Mb
                    32k  = 32 Kb
                    5000 = 5000 bytes
                    0 = 0 bytes (no maximum size)
    -u file   Specify license log file
    -W level  Specify license log level
                 0 = off
                 1 = on
    -y size    Specify maximum license log file size  [default: 1M]
               e.g. 0.5M = .5 Mb
                    32k  = 32 Kb
                    5000 = 5000 bytes
                    0 = 0 bytes (no maximum size)
    -m ipmask  読み込み IP マスクの指定。
           アドレスが一致するクライアントのみサーバへのクエリを許可。
    -M ipmask  書き込み IP マスクの指定。
           アドレスが一致するクライアントのみサーバへの書込みを許可。
    -p port    代替ポートの指定
    -R pidfile 開始時の pid を書き込むファイルの指定

注:  書き込み/読み込み IP マスクは sesinetd を開始後は設定できません。
     デフォルト読込マスクは「+.*.*.*,192.168.*.*,10.*.*.*,172.*.*.*」です。
     デフォルト書込マスクは「+.+.+.+」です。
hserver で利用可能なオプションとは?

hserver の動作を指定するファイルは Linux/Mac OSX 上では hserver.opt で Windows 上では hserver.ini です。

Windows

hserver.ini ファイル は、デフォルトでは、 C:\Program Files\Side Effects Software\Houdini 16.0.xxx\houdini\hserver.ini. にあります。 hserver に影響するには、このファイルを C:\Windows\System32 に移動させる必要があります。

Linux

hserver.opt ファイルは /opt/hfs16.0.xxx/houdini/hserver.opt にあります。

Mac

Mac OS X 上は hserver が Activity Monitor のプロセスリストに表示されることを確認してください。 Activity Monitor は Applications -> Utilities フォルダにあります。

Usage: hserver [options]

以下のオプション付きで (あるいは無しで) hserver を実行すると、
他の (リモートホスト上からも) Houdini セッションからの
リモート アクセスが許可されます。

  Options:
    -d      デーモン プロセスとしては実行しない (デバッグ用)
    -r N    N個のリモート レンダーの実行のみ許可
    -t N    通信のために使用するスレッド数 N (デフォルト 6)
    -a pct  リモート タスクの拒絶のロード平均値 (0-101)
    -n      非 GUI ライセンスのみ許可
    -G      GUI ライセンスのみ許可
    -m mask 読み込み許可マスクの設定
    -M mask 書き込み許可マスクの設定
    -T N    ソケット読み込みのタイムアウト (ミリ秒)
            負の値であれば、タイムアウトなし

 以下のオプションは、実行中のバージョンの hserver (リモート マシン 
 上の可能性あり) のコントロールもしくはクエリのメカニズムを提供します。

  Options:
    -h host クエリ/コントロールするリモート ホストの指定
    -q      hserver デーモンの終了
    -l      hserver のロード情報を取得
    -g      非 GUI ライセンスの分布の厳密性の緩和
    -p      hserver.opt オプション ファイルの再読み込み
    -V      指定したバージョンの Mantra のコマンドをすべて表示
    -S host ライセンス サーバ ホスト名の変更
    -K <id> サーバ タスクの強制終了。「all」が指定された場合、
            サーバ上で実行中のすべてのタスクが強制終了されます。
    -P <id> サーバ上のタスクの一時停止
    -R <id> サーバ上の一時停止タスクの再開
    -H type N    N 秒だけライセンスのホールド。
                 N に -1 を指定した場合、ライセンスは無期限ホールド。

オプション構成の詳細は、hserver.opt ファイルを参照してください (Windows の場合、 hserver.ini)。

クライアント マシンから Houdini ライセンスのライセンス サーバを参照する方法は?

License Administrator (hkey) をクライアント マシンで使用して設定します。

  1. License Administrator (hkey) を開きます。
  2. [File] -> [Change License Server]
  3. ライセンスを供給しているマシンの名前をタイプします。

シェルで hserver を使用することもできます。(一度 Houdini の環境をソースしてから):

hserver -S hostname

hostnameはライセンス サーバの名前に置き換えます。

ホーム ディレクトリに配置可能な .sesi_licenses.pref と呼ばれる隠しファイルもあります。その中身は以下の通りです:

serverhost=hostname

hostname はサーバの名前に置き換えます。

ライセンスの返却方法は?

ライセンスを返却する際には関連するライセンス文字列をすべて返却する必要があります。各 Houdini製品に付帯するライセンス文字列のリストはこちらです。 ライセンスを返却するには2つ方法があります。:

License Administrator でライセンスの返却

  1. Houdini License Administrator (hkey) を実行します。
  2. 返却するライセンスID上で右クリックします。
  3. [Return License] を選択します。
  4. Side Effects Softwareでのログイン ID と パスワードを入力してください。

コマンドライン ツール (sesictrl ) を利用したライセンスの返却

Houdini のコマンドライン環境はこちらをご参照ください.

  1. インストールされたライセンスのリストを得るため sesictrl -s を実行します (最初の行がライセンス ID )。
  2. ライセンス ID を返却するため sesictrl -d を実行します。
  3. プロンプトにメールアドレスとパスワードを入力します。

注: マルチトークン ライセンスのうちいくつかのみを返却したい場合、一度すべてを返却し必要なものを再取得しなければなりません。 これはすべてのライセンス ID を返却しなければならないからです。1つのライセンスID にはそれに関連したトークン (ライセンス) が複数あるかもしれません。

例: 5 つの Houdini ライセンスがあり、2 つを Houdini FX にアップグレードしたいとします。ライセンス ID 57c2jfj が 5 つのHoudini 用のライセンス ID です。 ライセンス ID 57c2jfj (つまり Houdini ライセンス 5 つすべて) を返却します。そしてHoudini ライセンス3つを通常ライセンスのインストール方法で再インストールし、Houdini ライセンス2つは引き換えずに残します。

注: http://license.sidefx.com の Web ページでは、ライセンスの返却はできません。

ライセンスを別のライセンス サーバーに移動させる方法は?

ライセンスを別のマシンに動かしたい場合は、Side Effects Software 社のアカウントにライセンスの返却をするために ライセンスの返却方法は? の章に従ってください。その後新しいマシン上に正常なライセンスを入れなおすと良いでしょう。ライセンスを返却するとき、引き換えられていない資格としてアカウントが表示されます。

2回までライセンスを返却できます。

Houdini のライセンス用にファイアウォールのどのポートを割り当てればよいですか?

以下の TCP/IP ポートがHoudini に使用されます。

  • Houdini ライセンス サーバ (sesientd) = ポート 1715
  • Houdini サーバ (hserver) = ポート 1714
License Administrator でのHTTP プロキシの設定方法は?

この方法でサイトを設定する場合、Houdini License Administrator はインターネットに接続するために HTTP プロキシを使うよう指示することができます。

  1. Web ブラウザ設定を参照して HTTP プロキシ ホスト名とポートを確認します。
  2. License Administrator で [File -> Preferences…] を選択します。
  3. HTTP プロキシを使用するためにトグルをオンにし、プロキシ ホスト名とポートを入力します。

これらの設定は次回 License Administrator を利用する際に保存されます。

サイトでプロキシを使用することをログインに要求する場合は、License Administrator の HTTP プロキシは動作しません。 「インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法は?」 の章に従ってください。

ネットワーク サブネット環境でのライセンス使用方法とは?

ライセンス IP マスクがネットワークのタイプ (class B、class C、あるいは指定したサブネットのリスト) と一致しているか確認してください。一致していない場合、support@sidefx.com にお問い合わせください。キーを再発行できるようライセンスの返却を指示します。

ライセンスの取得には2つのプロセスが必要です。 ひとつはライセンスの実際の「チェックアウト」で、これはインストールされたライセンスのIPマスクによって処理されます。2つ目はライセンス サーバ自体から読込めるかどうかということです。 これはライセンス サーバにある sesinetd.options ファイルによって制御されています。

このファイルには以下を含む必要があります:

-V 2 -z 250000 -m

他のオプションの追加もできます(すべて一行に収めて)。

例: 192.168.*.* と 10.1.*.* の二つのサブネットを持つサイトの場合

ライセンス サーバの sesinetd.options ファイルには以下を含めます:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.*.*,10.1.*.*

これにより、両方のサブネット上のクライアントが (keystring の IP マスクを通じて) ライセンスをチェックアウトし、ライセンス サーバから (sesinetd.options ファイルを通じて) ライセンスの読み込みを可能にします。

sesinetd.options ファイルは以下にあります:

  • Linux: /usr/lib/sesi
  • Windows: C:\Windows\System32 (このファイルを作成し、ここに置く必要があることに注意してください)
  • Mac: /Applications/Houdini/Houdini16.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin

sesinetd の動作制御の詳細については、「sesinetd で利用可能なオプションとは?」 を参照してください。

リモートでのライセンス サーバの管理方法は?

ライセンス サーバは、設定次第では、一台のマシン、マシン グループ、もしくはネットワーク上のあらゆるマシンからリモートで管理することが可能です。 これはライセンス サーバにある sesinetd.options ファイルの -M オプションによって制御されます。

例: 192.168.*.* ネットワーク上のどのマシンからもライセンス サーバが管理できるようにするには、sesinetd.options ファイルは以下のようになります 。

-V 2 -z 250000 -M 192.168.*.*

1 台のマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -M 192.168.50.217

数台のマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -M 192.168.50.217,192.168.50.215

別のサブネットのマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 192.168.50.217,10.0.1.41

各サブネットのすべてのマシンがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 192.168.50.*,10.0.1.*

ひとつのサブネット上にあるマシンのみがライセンス サーバを管理する場合:

-V 2 -z 250000 -m 192.168.50.*,10.0.1.* -M 10.0.1.*

sesinetd.options ファイルは以下の場所にあります:

  • Linux: /usr/lib/sesi
  • Windows: C:\Windows\System32 (このファイルを作成し、ここに置く必要があることに注意してください)
  • Mac: /Applications/Houdini/Houdini16.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin

sesinetd の動作制御の詳細については、 「sesinetd で利用可能なオプションとは?」を参照してください。

-m オプションは異なるサブネットがライセンスのチェックアウトを要求している場合に必要です。 「ネットワーク サブネット環境でのライセンス使用方法とは?」を参照してください。

ライセンス サーバのログを取るための設定方法は?

ライセンス アクティビティのログを取得したい、あるいはライセンス サーバでの問題をデバッグしたい場合は、ライセンス サーバのログの設定が出来ます。

Windows:

  1. C:\Windows\system32\ に sesinetd.options という名前のファイルを作成します。
  2. sesinetd.options に次のオプションを入力します: -V 2 -z 25000000 -l C:\sesinetd.log
  3. Houdini License Server サービスを再起動します。

「ライセンス サーバの開始・終了方法は?」の章を参照してください。

上記は C:\. のログファイルに格納されます。

ログファイルを別の場所に設定することもできます。

Linux:

  • ログの書き出しは自動的に設定されます。ファイルは /var/log/sesinetd.log です。

Mac:

  • 以下にある sesinetd.options ファイルを編集します:

    /Applications/Houdini/Houdini16.0.xxx/Frameworks/Houdini.framework/Versions/Current/Resources/houdini/sbin
    
  • 既存のファイルの行に使用したい (ie. /var/log/sesinetd.log) ログファイルの場所を追加します。

インターネット接続なしでライセンスをインストールする方法は?

Houdini を起動するマシンにインターネット接続が無い場合、ライセンスを入手するためにインターネット接続されたマシンがもう一つ必要です。

  1. ライセンス サーバ マシンで License Administrator (hkey) を実行します。
  2. Server Information タブをクリックし Server name と server code 情報を書きとめます。
  3. インターネットに接続されたマシンで: https://www.sidefx.com/services/licenses/ に接続し、ライセンス用のログイン名でログインします。
  4. Manage Licenses に行きます。アカウントの全ライセンス履歴が表示されます。
  5. ページの最後に行き、Redeem a License Entitlement をクリックし、取得するライセンスの横にライセンス数を入力します。
  6. リストから既存のサーバを選択するか、もしくはサーバ名とサーバ コードを入力して新しいサーバを追加します。 ライセンスを取得する正しいサーバ名が選択されているか確認してください!
  7. Redeem Entitlement をクリックします。
  8. Web ブラウザページのトップにライセンスキー文字列が表示されます。 ライセンスキー文字列をファイルに保存します。 ライセンスキー文字列は SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE もしくは EXTEND といった単語で始まります。
  9. ライセンス サーバ マシンで License Administrator (hkey) を開きます。
  10. File -> Manually Enter Keys... を実行します。
  11. 各キーをWeb ブラウザもしくは保存したファイルからテキスト ボックスに Ctrl+V を利用してコピー・貼り付けし OK を押します。

ライセンス文字列が正しくコピーされたか確認してください。 失敗すると Houdini は起動しません。

各ライセンスキー文字列は License Administrator の GUI で個々の行に一行ずつ入力する必要があります。

新たなライセンスキー文字列は次のキーワードからはじまります: SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE あるいは EXTEND

手動でライセンスをインストールする方法は?

ライセンス サーバ マシン (またはライセンス サーバに書き込みアクセスのあるクライアント) から:

  1. License Administrator (hkey) を開きます。
  2. [File -> Manually Enter Keys...] を選択します。
  3. 各 keystring をテキスト ボックスに Ctrl+V を利用してコピー・貼り付けし OK を押します。

keystring 全体が正しくコピーされたか確認してください。失敗すると Houdini は起動しません。

各 keystring は [License Administrator] の GUI で別々の行で入力する必要があります。

新たな keystring は次のキーワードからはじまります: SERVER, LICENSE, INCREMENT, UPGRADE あるいは EXTEND

ライセンス紛失時の再インストール方法は?

時々、ライセンス ファイルが消去されてしまったり、ディスクを再フォーマットしたり、オペレーティング システムを再インストールしたりすることがあります。 このような場合、ライセンスはコンピュータから削除されます。 ライセンスを再インストールするためには、コンピュータ名を元のライセンスが発行されたのと同じ名前に設定しなければなりません。 その後 License Administrator で消去したキーを再インストールできます。

  1. License Administrator (hkey) を開きます。
  2. [File -> Install Licenses] を選択します。
  3. ログインします。
  4. ダイアログで「Licenses」タブをクリックします。
  5. 再インストールしたいライセンスにチェック ボックスを選択します。(この表はコンピュータ名が一致する消去された有効期限内のライセンスを全て表示します)
  6. 再インストールするサーバ キーのチェック ボックスも選択します。(こちらもなくなっている場合もあるので)
  7. [Install] ボタンを押します。

これでコンピュータに選択したライセンスが再インストールされます。インターネット接続が無い場合は、 手動でキーを入力しライセンスを再インストールする必要があります。

サーバ(SERVER)キーの再インストール方法は?

コンピュータ名を変更したり、ハードウエアを更新したりした場合、SERVER キーが作動しないことがあります。 すべてのライセンスが返却されていない場合、コンピュータ名の変更は望ましくありません。 SERVER キーが作動しないもっとも一般的な理由は、ハードウエアが更新され、サーバ コード (サーバ ID) が変更されることです。

コンピュータに新規で有効なSERVER キーをインストールするためには、以下の手順に従ってください:

  1. License Administrator (hkey) を開きます。
  2. [File -> Install Licenses] を選択します。
  3. ログインします。
  4. ダイアログ ボックスで「Licenses」タブをクリックしてください。
  5. SERVER キーを再インストールするためチェック ボックスを選択してください。
  6. [Install] ボタンを押してください。

これでコンピュータに新しい SERVER キーが再インストールされます。