Houdini 19.5 ノード TOPノード

HQueue Scheduler TOP node

HQueueを使用してワークアイテムのスケジュールを組みます。

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Since 17.5

このノードは、リモートマシン上でワークアイテムを実行できるようにHQueueを使ってそれらのワークアイテムのスケジュールを組みます。

HQueueの組み方に関する情報は、HQueueをはじめようまたはPDG For Design Workパート3 - 分散PDGのセットアップを参照してください。

Cook Modes

このスケジューラは、2種類のクックモードで動作させることができます:

  • 通常のクック モードは、HQueueスケジューラに接続して、ワークアイテムの実行の準備が整った時にそのワークアイテムのジョブを作成してから、それらのジョブがステータスを変更させて投入マシンと通信します。 つまり、ジョブを投入するHoudiniセッションは、クック中に 必ず 開いたままでなければなりません。

    このモードは、メニューまたはTOP UIのボタンから Cook を選択した時に使用されます。

  • スタンドアローンジョブ モードは、TOPネットワーク全体をスタンドアローンジョブとしてクックします。 このモードでは、ジョブを投入するHoudiniセッションは、TOPネットワークのクックから切り離され、必要に応じて.hipファイルがコピーされ、hythonプロセスは、そのTOPネットワークのデフォルトスケジューラを使ってTOPネットワークを実行します。 現行Houdiniセッションの更新内容も反映 されなくなります 。このモードを使用した時のジョブの進捗をチェックしたいのであれば、HQueueウェブポータルを使用する必要があります。

    このモードは、HQueue Schedulerのパラメータ内のSubmit Graph As Job > Submit ボタンをクリックした時に使用されます。

ネットワーク要件

クックの一部として、メッセージキュー(MQ)ジョブが投入されます。 このジョブは、実行中のジョブから投入マシンに情報を返すために使用されます。 このため、ファームマシンは、他のファームマシンのホスト名を解決できる必要があります。

Tip

これは、/etc/hosts(Linux / MacOS)またはC:\Windows\System32\Drivers\etc\hosts(Windows)を編集することと同じくらい簡単です。

さらに、ファームマシン間にファイアーウォールを設定 しない ようにするか、または、 Task Callback Port パラメータを使って、使用する開放ポートを指定する必要があります。

クックが開始されると、ジョブ投入マシンは、MQジョブを実行しているファームマシンに接続するので、そのジョブ投入マシンとファームマシン間にファイアーウォールを設定しないようにするか、または、 Relay Port パラメータを使って開放ポートを指定する必要があります。

Enable Server

有効にすると、ファーム上でクックするTOPジョブ用のデータレイヤーサーバーが有効になります。 これによって、PilotPDGまたは他のWebSocketクライアントは、クック中のジョブにリモートで接続して、PDGの状態を閲覧することができます。

Server Port

データレイヤーサーバーに使用するサーバーポートを決めます。

このパラメータは、 Enable Server有効 な時にのみ利用可能です。

Automatic

データレイヤーサーバーに使用するTCPの空きポートがこのノードによって選択されます。

Custom

データレイヤーサーバーに使用するTCPのカスタムポートをユーザ側で指定します。

これは、ファームマシンと監視マシン間にファイアーウォールが挟まれている時に役立ちます。

Auto Connect

有効にすると、このスケジューラはジョブが開始した時にコマンドを送信してリモートビジュアライザの作成を試みます。 成功すると、リモートグラフが作成され、ジョブを実行中のサーバーに自動的に接続します。 ジョブを投入するクライアントがそのジョブを実行するサーバー側で 必ず見えていないと 、接続が失敗します。

このパラメータは、 Enable Server有効 な時にのみ利用可能です。

When Finished

TOP Cookが終了した時の挙動を決めます。 これは、グラフのクックが完了した後にData Layerビューアを使用してユーザがデータを検査できるようにTOP Cookジョブの実行を続けるようにすることができます。 例えば、 When Finished を使用すると、ジョブ全体を再起動せずに失敗したワークアイテムを再試行することができます。

Terminate

ジョブを通常通りに終了します。

Keep Open If Error

エラーが検知された場合にのみジョブの実行を続けます。そのジョブを手動でKillする必要があります。

Keep Open

ジョブの実行を続けます。そのジョブを手動でKillする必要があります。

Block on Failed Work Items

有効にすると、スケジューラ上で失敗したワークアイテムが存在すれば、クックの完了がブロックされ、PDGグラフのクックを終了できなくなります。 これによって、手動で失敗したワークアイテムを再試行することができます。 スケジューラのクックが失敗したワークアイテムによってブロックされると、ESCキーを押したり、TOP TasksバーCancel Current cook ボタンをクリックしたり、キャンセルAPIメソッドを使用することで、そのスケジューラのクックを キャンセル することができます。

Auto retry downstream tasks

有効にすると、親タスクを手動で再試行した場合に、その子タスクも再試行されるようになります。 このパラメータは、 Block on Failed Work Items有効 な時にのみ利用可能です。

Load Item Data From

このスケジューラで処理されるジョブがワークアイテムのアトリビュートとデータを読み込む方法を決めます。

Temporary JSON File

スケジューラは、ワークアイテム毎に.jsonファイルをPDG一時ファイルディレクトリに書き出します。 このオプションは、デフォルトで有効になっています。

RPC Message

スケジューラが実行するワークアイテムは、RPC経由でアトリビュートとデータを要求します。 このスケジューラがファームスケジューラの場合でも、ファーム上で実行されるジョブスクリプトは、Out-of-Processワークアイテムオブジェクトを作成する時にサブミッターからアイテムデータを要求します。

このパラメータオプションは、データファイルをディスクに書き出す必要性がないので、ローカルマシンとリモートマシンがファイルシステムを 共有しない 時に役立ちます。

Compress Work Item Data

有効にすると、PDGはワークアイテムの.jsonファイルをディスクに書き出す時にそれらのファイルを圧縮します。

このパラメータは、 Load Item Data FromTemporary JSON File に設定されている場合にのみ利用可能です。

Ignore RPC Errors

RPCエラーが起きた時にプロセス外ジョブを失敗させるかどうかを決めます。

Never

RPC接続エラーが起きるとワークアイテムが失敗します。

When Cooking Batches

バッチワークアイテムではRPC接続エラーは無視されます。 バッチワークアイテムは通常ではフレーム単位でRPCをPDGに戻して出力ファイルをレポートし、サブアイテムの状態について通信を交わします。 このオプションは、ジョブ投入元のHoudiniセッションがクラッシュしたり応答なしになった場合に、長時間実行中のシミュレーションがファーム上でKillされないようにします。

Always

RPC接続エラーが起きてもワークアイテムが失敗することはありません。 ワークアイテムがスケジューラと通信できない場合、そのワークアイテムは出力ファイル、アトリビュート、クック状態をPDGグラフにレポートできなくなることに注意してください。

Connection Timeout

プロセス外ジョブがメインPDGグラフにRPC接続をする時に、その接続が失敗したとみなされるまでの待機秒数。

Connection Retries

プロセス外ジョブが失敗したRPCコールを再試行する回数。

Retry Backoff

Connection Retries が0より大きい時、このパラメータは、連続する再試行の間隔の時間を決めます。

Batch Poll Rate

最初の作業フレームの準備が出来た時にクックされるようにバッチが構成されている場合に、プロセス外バッチワークアイテムが依存関係ステータスの更新をメインのHoudiniセッションから照会する速さを決めます。 これは、他のタイプのバッチワークアイテムには何の影響もありません。

Release Job Slot When Polling

バッチが依存関係の更新を照会している時にスケジューラがアクティブワーカーの数を減らすかどうかを決めます。

Warning

Windowsサービス側からはネットワークマウントされたドライブを 使用することができません 。 WindowsでのHQueueジョブはWindowsサービス側で実行されるので、 UNCパス のみを使用してください。 例えば、H:/project/myhip.hipの代わりに//myserver/hq/project/myhip.hipを使用してください。 他にもパス内のバックスラッシュに注意してください。バックスラッシュを含んだパスがHoudiniまたはコマンドシェルで評価される、そのバックスラッシュはエスケープ文字として解釈されてしまいます。

Tip

HQueue Schedulerノード上の Path Mapping セクション内のLoad Path Mapボタンを押すと、必要なパスマップが自動的に読み込まれます。

TOP Attributes

hqueue_jobid

integer

HQueue SchedulerがワークアイテムをHQueueに投入した時、HQueueジョブIDを追跡できるように、このアトリビュートがそのワークアイテムに追加されます。

パラメータ

Scheduler

以下のパラメータは、HQueueに関する接続とファイルパスの挙動を設定するグローバルパラメータです。

HQueue

HQueue Server

HQueueサーバーのURL。例えば、http://localhost:5000です。

Job Name

投入されるクックのトップレベルのHQueueジョブの名前。

Job Description

トップレベルのHQueue Jobの説明。 これは、そのジョブのJob Propertiesに表示することができます。

Limit Jobs

有効にすると、スケジューラから同時に投入可能なジョブの最大数が設定されます。

TractorやHQueueなどのファームスケジューラの場合、このパラメータを使用して、レンダーファーム自体に投入されるジョブの最大数を制限することができます。 このパラメータを設定することで、特にPDGグラフに膨大な数の小さいタスクが含まれている時にレンダーファームの負荷を制限するのに役立ちます。

Block on Failed Work Items

有効にすると、スケジューラ上で失敗したワークアイテムが存在すれば、クックの完了がブロックされ、PDGグラフのクックを終了できなくなります。 これによって、手動で失敗したワークアイテムを再試行することができます。 スケジューラのクックが失敗したワークアイテムによってブロックされると、ESCキーを押したり、TOP TasksバーCancel Current cook ボタンをクリックしたり、キャンセルAPIメソッドを使用することで、そのスケジューラのクックを キャンセル することができます。

Advanced

Verbose Logging

出力をコンソールにプリントします。 これは問題をデバッグするのに役立ちます。

Tick Period

onTickコールバックをコールする間隔の最小時間(秒)を設定します。

Max Items Per Tick

Tick間でonScheduleコールバックが準備するワークアイテムの最大数を設定します。

Paths

Working Directory

クックが中間ファイルと出力を生成するディレクトリを指定します。 これらの中間ファイルは、pdgtempという名前のサブディレクトリに配置されます。

Houdiniで共有ネットワークパス(例えば、H:/myproj/myhip.hip)から.hipファイルを開いている場合、ここには$HIP(デフォルト)を使用することができます。 しかし、ローカルディレクトリ(例えば、C:/temp/myhip.hip)から.hipファイルを開いている場合、ファームマシンからそのhipファイルにアクセスできるようにするために共有ネットワークにコピーしておく必要があります。 この場合、 Working Directory には、その共有ネットワークロケーションの絶対パスまたは相対パスを指定してください(例えば、//MYPC/Shared/myproj)。 その場合には、.hipファイルは自動的にコピーされますが、クロスプラットフォームで互換性を持たせるには、ローカルの$HIPパスをファームの Working Directory にマップする Path Map (例えば、c:/temp → /mnt/hq/pyproj)を追加する必要があることに注意してください。

Load Item Data From

このスケジューラで処理されるジョブがワークアイテムのアトリビュートとデータを読み込む方法を決めます。

Temporary JSON File

スケジューラは、ワークアイテム毎に.jsonファイルをPDG一時ファイルディレクトリに書き出します。 このオプションは、デフォルトで有効になっています。

RPC Message

スケジューラが実行するワークアイテムは、RPC経由でアトリビュートとデータを要求します。 このスケジューラがファームスケジューラの場合でも、ファーム上で実行されるジョブスクリプトは、Out-of-Processワークアイテムオブジェクトを作成する時にサブミッターからアイテムデータを要求します。

このパラメータオプションは、データファイルをディスクに書き出す必要性がないので、ローカルマシンとリモートマシンがファイルシステムを 共有しない 時に役立ちます。

Compress Work Item Data

有効にすると、PDGはワークアイテムの.jsonファイルをディスクに書き出す時にそれらのファイルを圧縮します。

このパラメータは、 Load Item Data FromTemporary JSON File に設定されている場合にのみ利用可能です。

Validate Outputs When Recooking

有効にすると、グラフが再クックされた時に、PDGは、スケジューラがクックしたワークアイテムの出力ファイルを検証し、それらのファイルがまだディスク上に存在しているかどうかを確認します。 出力ファイルが見つからないワークアイテムは、自動的にDirty(変更あり)となり、再度クックされます。 パラメータの変更によってワークアイテムがDirty(変更あり)となった場合、それらのキャッシュファイルも自動的に無効となります。 Validate Outputs When Recooking はデフォルトで 有効 になっています。

Check Expected Outputs on Disk

有効にすると、PDGは、スケジューラのワークアイテムがクックを終了した時に明示的に報告されなかった不要な出力(例えば、場合によって内部ロジックを処理するカスタム出力が生成してしまう出力など)を検索します。 このチェックは、スケジューラがワークアイテムをクック済みとマークした直後に行なわれ、正常に報告された必要な出力はチェックされません。 PDGは、必要な出力とは異なるファイルを検索し、それらのファイルは自動的に実際の出力ファイルとして追加されます。

Path Mapping

Global

PDG Path Mapが存在すれば、それがファイルパスに適用されます。

None

PDG_DIRトークンを使ってパスを非ローカル化します。

Path Map Zone

有効にすると、このスケジューラで実行されるすべてのジョブに適用する独自マップゾーンを指定します。 無効な時、そのローカルプラットフォームはLINUXMACWINのどれかです。

Load Path Map

PDG Path Mapパネルを開き、デフォルトのLINUX,MAC,WINのゾーンに対するHQueueサーバーの設定に基づいてパスマップを収集します。

Override Local Shared Root

有効にすると、ローカル共有ルートディレクトリの位置が Local Shared Root Paths パラメータで上書きされます。

Local Shared Root

HQueueファームは、共有ネットワークファイルシステムで構成し、この共有ファイルシステムのマウントポイントをプラットフォーム別に指定してください。

以下のパラメータは、 Override Local Shared Root有効 になっている時にのみ利用可能です。

Load from HQueue

HQueueサーバーを照会して、プラットフォーム別にローカル共有ルートパスを取得し、以下のパラメータを埋めます。

Windows

Windowsマシン上のローカル共有ルートパス。例えば、I:/

macOS

MacOSマシン上のローカル共有ルートパス。例えば、/Volumes/hq

Linux

Linuxマシン上のローカル共有ルートパス。例えば、/mnt/hq

HFS

Universal HFS

有効にすると、$HFSディレクトリ(Houdiniインストールディレクトリ)の単一パスがすべてのプラットフォームで使用されます。 $HQROOT$HQCLIENTARCHを使用すれば、そのディレクトリパスの指定に役立ちます。

Linux HFS Path

Linux用$HFSパス。

このパラメータは、 Universal HFS が無効な時にのみ利用可能です。

macOS HFS Path

MacOS用$HFSパス。

このパラメータは、 Universal HFS が無効な時にのみ利用可能です。

Windows HFS Path

Windows用$HFSパス。

このパラメータは、 Universal HFS が無効な時にのみ利用可能です。

Python

Pythonジョブに使用したいPythonインタープリタを決めます。 コマンド内にPDG_PYTHONトークンを使ってこのPythonを指定することもできます。

From HFS

HoudiniにインストールされているPythonインタープリタを使用します。

From HQClient

HQClientがファームマシン上で使用しているのと同じPythonインタープリタを使用します。

Custom

Python Executable パラメータで指定された実行可能ファイルのパスを使用します。

Python Executable

このパラメータは、 PythonCustom に設定されている場合にのみ利用可能です。

Pythonジョブで使用するPython実行可能ファイルのフルパス。

Submit As Job

Submit

このスケジューラがTOPネットワーク全体をスタンドアローンのジョブとしてクックします。 投入されたジョブには、ステータスURIを表示します。 投入したHoudiniセッションは、TOPネットワークのクックから切り離されます。 この.hipファイルは必要に応じてコピーされ、hythonプロセスは、そのTOPネットワークのデフォルトスケジューラを使用してそのTOPネットワークを普段どおりに実行します。

Tip

HQueue Web UIを使用することで、終了したスタンドアローンジョブを再スタートすることができます。 しかし、親ジョブではなくて TOP Cook という名前の子ジョブを再スタートするべきです。

Job Name

投入されるジョブの名前を指定します。

Output Node

有効な時、クックするノードのパスを指定します。 ノードを指定しなかった場合、このスケジューラを含んだネットワーク内のディスプレイノードが代わりにクックされます。

Save Task Graph File

有効な時、投入されたジョブは、クックを完了するとタスクグラフの.pyファイルを保存するようになります。

Data Layer Server

Enable Server

有効にすると、ファーム上でクックするTOPジョブ用のデータレイヤーサーバーが有効になります。 これによって、PilotPDGまたは他のWebSocketクライアントは、クック中のジョブにリモートで接続して、PDGの状態を閲覧することができます。

Server Port

データレイヤーサーバーに使用するサーバーポートを決めます。

このパラメータは、 Enable Server有効 な時にのみ利用可能です。

Automatic

データレイヤーサーバーに使用するTCPの空きポートがこのノードによって選択されます。

Custom

データレイヤーサーバーに使用するTCPのカスタムポートをユーザ側で指定します。

これは、ファームマシンと監視マシン間にファイアーウォールが挟まれている時に役立ちます。

Auto Connect

有効にすると、このスケジューラはジョブが開始した時にコマンドを送信してリモートビジュアライザの作成を試みます。 成功すると、リモートグラフが作成され、ジョブを実行中のサーバーに自動的に接続します。 ジョブを投入するクライアントがそのジョブを実行するサーバー側で 必ず見えていないと 、接続が失敗します。

このパラメータは、 Enable Server有効 な時にのみ利用可能です。

When Finished

TOP Cookが終了した時の挙動を決めます。 これは、グラフのクックが完了した後にData Layerビューアを使用してユーザがデータを検査できるようにTOP Cookジョブの実行を続けるようにすることができます。 例えば、 When Finished を使用すると、ジョブ全体を再起動せずに失敗したワークアイテムを再試行することができます。

Terminate

ジョブを通常通りに終了します。

Keep Open If Error

エラーが検知された場合にのみジョブの実行を続けます。そのジョブを手動でKillする必要があります。

Keep Open

ジョブの実行を続けます。そのジョブを手動でKillする必要があります。

Message Queue

Message Queue(MQ)サーバーは、ファーム上で実行中のジョブからワークアイテムの結果を取得するのに必須です。 ファイアーウォールなどのネットワーク問題を回避するために、いくつかのタイプのMQが用意されています。

Type

使用するMessage Queue(MQ)サーバーのタイプ。

Local

ローカルマシン上でMQサーバーを起動または共有します。

(現行Houdiniセッション内に)もう1つのHQueue Schedulerノードが既にMQサーバーをローカルで起動していた場合、このHQueue Schedulerノードは、そのMQサーバーを自動的に使用します。

ローカルマシンとファームマシン間に何もファイアーウォールを 挟んでいない 場合は、この設定を使用することを推奨します。

Farm

ファーム上でMQサーバーを別ジョブとして起動または共有します。

ローカルマシンとファームマシン間にファイアーウォールを挟んでいる場合は、この設定を使用することを推奨します。

Connect

既に起動中のMQサーバーに接続します。

MQサーバーは手動で起動されている必要があります。 これは、MQを管理するための手動オプションであり、MQを単一マシン上で一元管理されたサービスとして起動して、この設定を使用したすべてのPDGジョブに提供するのに役立ちます。

Task Callback Port

Message Queue ServerのXMLRPCコールバックAPIで使用するTCP Portを設定します。このポートはファームクライアント間でアクセスできなければなりません。

Relay Port

PDGとMessage Queue Commandを実行しているクライアントとの間のMessage Queue Server接続で使用するTCP Portを設定します。 このポートは、PDG/ユーザマシンからファームクライアントに到達できなければなりません。

Address

持続MQサーバーを実行しているマシンのIPアドレス。

このパラメータは、 TypeConnect に設定されている場合にのみ利用可能です。

RPC Server

プロセス外ジョブからスケジューラインスタンスへのRPC接続の挙動を設定するパラメータ。

Ignore RPC Errors

RPCエラーが起きた時にプロセス外ジョブを失敗させるかどうかを決めます。

Never

RPC接続エラーが起きるとワークアイテムが失敗します。

When Cooking Batches

バッチワークアイテムではRPC接続エラーは無視されます。 バッチワークアイテムは通常ではフレーム単位でRPCをPDGに戻して出力ファイルをレポートし、サブアイテムの状態について通信を交わします。 このオプションは、ジョブ投入元のHoudiniセッションがクラッシュしたり応答なしになった場合に、長時間実行中のシミュレーションがファーム上でKillされないようにします。

Always

RPC接続エラーが起きてもワークアイテムが失敗することはありません。 ワークアイテムがスケジューラと通信できない場合、そのワークアイテムは出力ファイル、アトリビュート、クック状態をPDGグラフにレポートできなくなることに注意してください。

Connection Timeout

プロセス外ジョブがメインPDGグラフにRPC接続をする時に、その接続が失敗したとみなされるまでの待機秒数。

Connection Retries

プロセス外ジョブが失敗したRPCコールを再試行する回数。

Retry Backoff

Connection Retries が0より大きい時、このパラメータは、連続する再試行の間隔の時間を決めます。

Batch Poll Rate

最初の作業フレームの準備が出来た時にクックされるようにバッチが構成されている場合に、プロセス外バッチワークアイテムが依存関係ステータスの更新をメインのHoudiniセッションから照会する速さを決めます。 これは、他のタイプのバッチワークアイテムには何の影響もありません。

Release Job Slot When Polling

バッチが依存関係の更新を照会している時にスケジューラがアクティブワーカーの数を減らすかどうかを決めます。

Job Parms

以下のジョブ特有のパラメータは、投入されたすべてのジョブに影響を与えますが、各ノードによって上書きすることができます。 Scheduler Job Parms / Propertiesを参照してください。

Note

これらのパラメータのほとんどがHQueue Job Propertiesと等価です。

Scheduling

Job Priority

ジョブのHQueue優先度。

優先度の高いジョブほど優先度の低いジョブよりも先にスケジュールが組まれて処理されます。 0が一番低い優先度です。

Assign To

優先度の割り当て先となるクライアント。

Any Client

任意のクライアントに割り当てます。

Listed Clients

指定したクライアントに割り当てます。

Clients from Listed Groups

指定したクライアントグループに割り当てます。

Clients

ジョブを割り当てるクライアントの名前をスペースで区切ります。

このパラメータは、 Assign ToListed Clients に設定されている場合にのみ利用可能です。

Select Clients

HQueueからクライアントを選択して、 Clients リストを集計します。

このパラメータは、 Assign ToListed Clients に設定されている場合にのみ利用可能です。

Client Groups

ジョブを割り当てるクライアントグループの名前をスペースで区切ります。

このパラメータは、 Assign ToClients from Listed Groups に設定されている場合にのみ利用可能です。

Select Groups

HQueueからクライアントグループを選択して、 Client Groups リストを集計します。

このパラメータは、 Assign ToClients from Listed Groups に設定されている場合にのみ利用可能です。

CPUs per Job

ジョブが消費するCPUsの最大数。 この数がクライアントマシンの空きCPU数を超えている場合、そのクライアントマシンにはジョブが 割り当てられなくなります

Note

いくつかのジョブのマルチスレッド化はHoudini Max Threadsで制御することができます。 Tags パラメータを使用することで、このジョブに専用マシンが必要かどうかを制御することもできます。

Houdini Max Threads

有効な時、指定した値がHOUDINI_MAXTHREADS環境変数に設定されます。 CPUs per Job が有効な場合、このパラメータも有効にしない限り、HOUDINI_MAXTHREADS環境変数には同じ値が設定されます。

0の値は、ジョブが利用可能なCPUコアすべてを使用することを意味します。

プラスの値は、利用可能なスレッド数を制限します。 例えば、1の値は、ジョブを1スレッドに制限することで完全にマルチスレッド処理を無効にします。 プラスの値は、利用可能なCPUコア数で制限されます。

マイナスの値を指定すると、最大プロセッサ数からその値が引かれて、スレッド数が決定されます。 例えば、-1の値は全CPUコア数から1を引いたCPUコア数が使用されます。

リソースの使用量を制限する方法を参照してください。

Max Run Time

ワークアイテムの実行が許可される最大時間(秒)。 実行時間がこの最大時間を越えると、そのワークアイテムは自動的にHQueueにキャンセルされます。

Job Description

ジョブのDescriptionプロパティ。

Tags

スペース区切りのJob Tags。 これを使用することで、このジョブに専用マシンが必要かどうかを示すことができます。 Tagssingleに設定すると、そのジョブはそれが走るマシン上のすべてのスロットを占有するので、そのマシン上では他のジョブと並列で 走らなくなります 。 同じマシン上で複数のジョブを走らせたいのであれば、CPUs per Jobをこのスケジューラ自体で設定、または、ジョブの特定のTOPノードに追加されているスケジューラ系プロパティから設定する必要があります。

Allowed Host

ジョブを実行させるマシンのホスト名。

Resources

ジョブが消費するHQueueリソースをスペースで区切ったリスト。 例えば、sidefx.license.render sidefx.license.engine

Non-Zero Exit Code Handling

Handle By

コマンドが失敗した(ゼロ以外のexitコードを返した)時の挙動をカスタマイズします。

Reporting Error

ワークアイテムが失敗します。

Reporting Warning

ワークアイテムが成功し、警告がノードに追加されます。

Retrying Task

Retries の回数だけHQueueによってワークアイテムを再試行します。

Ignoring Exit Code

ワークアイテムが成功します。

Handle All Non Zero

無効にすると、特定のexitコードを指定することができます。

Exit Code

Handle By を使って制御したいexitコードを指定します。 ゼロ以外のすべてのexitコードは、通常では失敗として扱われます。

このパラメータは、 Handle All Non Zero が無効になっている時にのみ利用可能です。

Retries

コマンドが失敗した時にそのジョブを再試行する回数。

このパラメータは、 Handle ByRetrying Task に設定されている場合にのみ利用可能です。

Task Environment

Inherit Local Environment

有効にすると、現行Houdiniセッション内の環境変数がジョブの環境変数にコピーされます。

Unset Variables

タスク環境内でUnsetしたい環境変数をスペースで区切ったリスト。

Environment Variables

独自のKey-Value環境変数を各タスクに追加します。

Job Scripts

Pre Shell

コマンドが実行される前に実行/sourceされるシェルスクリプトを指定します。

Post Shell

コマンドが実行された後に実行/sourceされるシェルスクリプトを指定します。

Pre Python

コマンドプロセスが生成される前にラッパースクリプト内で実行されるPythonスクリプトを指定します。

Post Python

コマンドプロセスを抜けた後にラッパースクリプト内で実行されるPythonスクリプトを指定します。

See also

TOPノード

  • Attribute Array

    ワークアイテム上に配列アトリビュートを作成/変更します。

  • Attribute Copy

    あるブランチのワークアイテムのアトリビュートを他のブランチのワークアイテムにコピーします。

  • Attribute Create

    入力のワークアイテムすべてに対してアトリビュートを作成または設定します。

  • Attribute Delete

    ワークアイテムからアトリビュートを削除します。

  • Attribute Promote

    ワークアイテム、グローバルアトリビュート、出力ファイルとの間でアトリビュートとフィールドをコピーします。

  • Attribute Reduce

    配列アトリビュート値を単一値に下げます。

  • Attribute Rename

    ワークアイテム上のアトリビュートの名前を変更します。

  • Attribute from String

    ファイル名などの文字列からアトリビュート値を解析します。

  • Block Begin Feedback

    For-Loop with Feedbackブロックを開始します。このブロック内のTOPノードは直列で実行され、オプションで入力のワークアイテム毎にループさせることができます。

  • Block End Feedback

    For-Loop with Feedbackブロックを終了します。このブロック内のTOPノードは直列で実行され、オプションで入力のワークアイテム毎にループさせることができます。

  • CSV Input

    CSVファイルのデータをワークアイテムのアトリビュートにコピーします。

  • CSV Output

    ワークアイテムのアトリビュートをCSVファイルに書き出します。

  • Command Send

    実行させたいコードを共有サーバーに送信します。

  • Command Server End

    サーバーブロックを終了します。

  • Deadline Scheduler

    Thinkbox社のDeadlineソフトウェア用PDGスケジューラ。

  • Download File

    1つ以上のURLからコンテンツをファイルにダウンロードします。

  • Environment Edit

    ワークアイテムのコマンドラインが実行する環境下で設定する変数を編集します。

  • Error

    条件が満たされた時に警告またはエラーを出します。

  • FFmpeg Encode Video

    静止画像シーケンスを動画に変換します。

  • FFmpeg Extract Images

    動画ファイルから静止画像シーケンスを抽出します。

  • File Compress

    ファイルをアーカイブに圧縮します。

  • File Copy

    実行時またはノードがファイルを生成した時に、ファイルをある場所から別の場所にコピーします。

  • File Decompress

    入力のワークアイテムで指定されたアーカイブファイルを個々のファイルに解凍します。

  • File Pattern

    特定のパターンに合致したファイルに基づいてワークアイテムを生成します。

  • File Range

    特定のファイルパターンに基づいたフレーム範囲からワークアイテムを生成します。

  • File Remove

    指定したパスのファイルを削除します。

  • File Rename

    ファイルを名前変更または移動させます。

  • Filter by Expression

    上流のワークアイテムを条件付きでフィルタリングします。

  • Filter by Range

    指定したフレーム内またはアトリビュート範囲内にある上流のワークアイテムを絞り込みます。

  • Filter by State

    上流のワークアイテムをその状態によってフィルタリングします。

  • Generic Generator

    アトリビュートなしでコマンドラインを実行するワークアイテムを生成します。

  • Geometry Import

    SOPまたはジオメトリファイルのポイントまたはプリミティブをワークアイテムアトリビュートまたは一時ファイルに読み込みます。

  • HDA Processor

    デジタルアセットをクックするワークアイテムを生成します。

  • HQueue Scheduler

    HQueueを使用してワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • Houdini Server Begin

    持続型Houdiniコマンドサーバーを起動します。

  • ImageMagick

    一括で画像変換、サイズ変更、画像モザイクなどのImageMagickの機能に簡単にアクセスすることができます。

  • In Process Scheduler

    In-Processワークアイテムのスケジューリングを制御します。

  • Invoke

    入力ジオメトリに対してコンパイルブロックを呼び出します。

  • JSON Input

    JSONファイルからデータを抽出してアトリビュートを作成します。

  • JSON Output

    JSON出力を生成する色々なオペレーションを実行します。

  • Labs Archive Project

    現行HIPファイルの依存関係を収集してアーカイブ(書庫)にするユーティリティTOP。

  • Labs Concatenate Text

    複数のテキストファイルを単一ファイルに結合します。

  • Labs Cut Geometry to Partitions

    入力ジオメトリを分割します。

  • Labs Data Diff

    様々なジオメトリ、テキスト、画像ファイルを比較します。

  • Labs Extract Image Metadata

    iinfoを使用して画像メタデータを抽出します。

  • Labs File Cache Filter

    ファイルのキャッシュ化で使用されるワークアイテムを分割します。

  • Labs File Cache Partitioner

    ファイルキャッシュの範囲とWedge値に基づいてワークアイテムを分割/生成します。

  • Labs Filter by Value

    特定のアトリビュート値で1つ以上のワークアイテムをフィルタリングします。

  • Labs Filter by Value

    指定したアトリビュート値で複数のワークアイテムをフィルタリングします。

  • Labs Generate from Imageplanes

    画像内に見つかった画像平面に基づいてワークアイテムを生成します。

  • Labs Wedge

    アトリビュート値を可変させてワークアイテムを生成します。

  • Local Scheduler

    ローカルマシン上でワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • Make Directory

    ディレクトリを作成します。

  • Maya Server Begin

    持続型Mayaコマンドサーバーを起動します。

  • Merge

    上流のすべてのワークアイテムを結合します。

  • Node Pattern

    マッチしたノードに基づいてワークアイテムを生成します。

  • Nuke Server Begin

    持続型Nukeコマンドサーバーを開始します。

  • Null

    何もしません。

  • OP Notify

    何かしらのTOPワークが完了したことを通知します。

  • Output

    サブネット出力。

  • Partition by Attribute

    アトリビュートに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Bounds

    境界アイテムを使って、ソースアイテムを空間的に区分けします。

  • Partition by Combination

    ワークアイテムを2個毎、3個毎などに区分けします。

  • Partition by Comparison

    既存の比較を使ってワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Expression

    エクスプレッションに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Frame

    フレームに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Index

    インデックスに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Iteration

    フィードバックループの反復に基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Node

    ノードに基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Range

    範囲に基づいてワークアイテムを区分けします。

  • Partition by Tile

    軸に平行な境界ボックスを使ってワークアイテムを空間的に区分けします。

  • Perforce

    PDG経由でPerforceコマンドを実行します。

  • Python Partitioner

    Pythonスクリプトを使ってワークアイテムを区分けします。

  • Python Processor

    Pythonスクリプトを使ってワークアイテムを生成します。

  • Python Scheduler

    Pythonベースでプログラミング可能なPDG用スケジューラ。

  • Python Script

    Pythonスクリプトを実行するワークアイテムを生成します。

  • Python Server Begin

  • ROP Alembic Output

    埋め込まれたROP Alembic ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Composite Output

    埋め込まれたComposite ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP FBX Output

    埋め込まれたFBX ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Fetch

    ROPノードまたはROPネットワークをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Geometry Output

    埋め込まれたGeometry ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Karma Render

    埋め込まれたKarma ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP Mantra Render

    埋め込まれたMantra ROPノードをクックするワークアイテムを生成します。

  • ROP USD Output

    組み込まれたUSD ROPノードをクックするワークアイテムを作成します。

  • Range Extend

    上流のワークアイテムのフレーム範囲を広げて、必要に応じて新しいワークアイテムを追加します。

  • Range Generate

    指定した範囲のワークアイテムを生成します。

  • Render IFD

    Mantraを使ってIFDファイルをレンダリングするワークアイテムを生成します。

  • SQL Input

    SQLクエリの作成と行毎にワークアイテムを生成する入力ノードです。

  • SQL Output

    SQL INSERTクエリを生成する出力ノードです。

  • Send Email

    電子メールを送信します。

  • Service Create

    PDGサービスを作成します。

  • Service Delete

    PDGサービスを削除します。

  • Service Reset

    PDGサービスをリセットします。

  • Service Start

    PDGサービスを起動します。

  • Service Stop

    PDGサービスを停止します。

  • ShotGrid Create

    ShotGridエンティティを作成します。

  • ShotGrid Delete

    ShotGridからエンティティを削除します。

  • ShotGrid Download

    ShotGridからAttachmentをダウンロードします。

  • ShotGrid Find

    ShotGridエンティティを検索します。

  • ShotGrid Server Begin

    持続型ShotGridコマンドサーバーを起動します。

  • Shotgun Update

    Shotgunエンティティを更新します。

  • Shotgun Upload

    Shotgunにファイルをアップロードします。

  • Sort

    アトリビュートのリストからワークアイテムを並べ替えます。

  • Split

    上流のワークアイテムを2つのグループに分けます。

  • Subnetwork

    TOPノード用コンテナ。

  • Switch

    ネットワーク分岐を切り替えます。

  • TOP Fetch

    他のTOPネットワークをクックします。

  • TOP Fetch Input

    TOP Fetchで取得したネットワークの入力。

  • Text Output

    テキストを新しいファイルに書き出したり、既存ファイルに書き足します。

  • Tractor Scheduler

    PixarのTractorを使ってワークアイテムのスケジュールを組みます。

  • URL Request

    URLからデータを要求するワークアイテムを作成します。

  • USD Add Assets to Gallery

    USDアセットをAsset Galleryに追加します。

  • USD Import

    USDステージで見つかったPrimsからワークアイテムを生成します。

  • USD Import Files

    USDステージで見つかったファイル参照からワークアイテムを作成します。

  • USD Render

    USDファイルを書き出すワークアイテムを作成します。

  • Wait for All

    上流のワークアイテムすべてが完了するのを待ちます。

  • Wedge

    アトリビュート値を色々と変えながらワークアイテムを生成します。

  • Work Item Expand

    ファイルリストまたはパーティションを複数のワークアイテムに展開します。

  • Work Item Import

    .jsonファイルまたは他のTOPノードからワークアイテムを取り込みます。

  • Xml Input

    XMLファイルからデータをワークアイテムアトリビュートに抽出します。