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File Cache SOPには、File SOPとGeometry ROPを組み合わせて、SOPネットワークの中間ステージをディスクのシーケンスファイルにキャッシュ化する単純な方法が用意されています。
パラメータ
Load from Disk
入力ジオメトリの通過とディスクからのジオメトリの読み込みを切り替えます。
レンダリングを開始すると、常に入力ジオメトリが使われ、このパラメータは無視されます。
File Mode
このノードのディスクファイルに対するジオメトリの読み込み/書き込みの方法。
このパラメータは、 Load From Disk が無効な時にのみ有効です。
Automatic
ファイルが存在しなかった場合は書き込み、ファイルが存在した時は読み込みます。
これは、キャッシュ化で役に立ちます。このノードが初めにクックされると、キャッシュがディスクに書き出され、それ以降はそのキャッシュファイルが使用されます。
キャッシュを強制的に更新させるには、手動でそのディスクファイルを削除します。
Read Files
ファイルからジオメトリを読み込みます。このノードの入力を接続しても、その入力は無視されます。
Write Files
入力ジオメトリをディスクに書き込みます。
No Operation
ファイルアクセスが起きません。Null SOPと同様に入力ジオメトリをそのまま出力へ通過させます。
Geometry File
Load from Disk モードの時に、ジオメトリを読み込むファイル。 これは、Geometry ROPがジオメトリを保存する場所も制御します。
Export to File
詳細は、Geometry ROPのヘルプを参照してください。
Substeps
フレーム増分値をこの数でさらに分割します。サブステップシミュレーションの入力としてジオメトリをキャッシュ化する時によく使用します。
Note
このパラメータが1より大きい場合、 Geometry File パラメータには、エクスプレッションに$T
または$FF
を使用して、浮動小数点フレームを考慮してください。
Compression
シミュレーションデータを取り込む時、ディスクに保存する必要のない余計なアトリビュートやグループを持つ場合があります。 Delete Attributes と Delete Groups のパラメータは、その余計なデータを削除します。
該当するPoint/Primitive/Vertex/Detailアトリビュートが削除されます。しかし、P
Pointアトリビュートは常に保持されます。そのため、P
とVelocity(v
)以外のすべてのアトリビュートを削除するには、文字列: * ^v
を使ってください。
32ビットfloatのフル精度のアトリビュートが必要でないなら、この時点でそれらの型サイズを下げることもできます。詳細は、AttribCast SOPのヘルプを参照してください。
Loading
キャッシュファイルをディスクから読み戻す時、これは、その挙動を制御します。 これらのパラメータの詳細は、File SOPのヘルプを参照してください。
Examples
The following examples include this node.
EqualizeFlip Example for Gas Equalize Volume dynamics node
このサンプルでは、Gas Equalize Volume DOPを使用して、流体シミュレーションの体積を維持する方法を説明しています。
CurveForce Example for POP Curve Force dynamics node
このサンプルでは、POP Curve Forceノードを使って、パーティクルシミュレーションとFLIP流体シミュレーションの流れを制御する方法を説明しています。
このサンプルは、Cool Within Objectシェルフツールを使用して、溶岩を冷却する方法を説明しています。
TransformFracturedPieces Example for Transform Pieces geometry node
このサンプルでは、Transform Pieces SOPを使って、低解像度ジオメトリによるDOPリジッドボディ破壊シミュレーションの結果から、 高解像度ジオメトリをトランスフォームする方法を説明しています。
See also |