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概要 ¶
このノードは、モーションブラーを使ってレンダリングするのに十分なデータをキャッシュ化するのを簡単にします。
このノードは、シャッターフレーム間でサブフレームサンプルをキャッシュ化します。
このシャッターフレームはカメラから自動的に検出させたり、手動で定義することができます。
このノードは、Solarisで利用可能などのレンダーデリゲートでも使用することができますが、レンダラーによっては、Render Geometry Settings LOPまたは
Render Settings LOPのノードを介して、さらにプロパティを追加またはセットアップする必要があります。
Tips ¶
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Interpolate Fast Transforms トグルを有効にすると、動いているオブジェクト(特に、非常に高速に回転するオブジェクト)から上手くモーションブラーを取得するのに役立ちます。詳細は、
Resample Transforms LOPを参照してください。
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Velocity Blur トグルを有効にすると、さらにKarmaのVelocityブラーレンダープロパティが追加されます。
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このノードの後に
Cache LOPを接続することで、複数フレーム間のデータがキャッシュ化されるので、Houdiniの時間依存を除去することができます。
パラメータ ¶
Shutter
追加されるタイムサンプルを決めるモード。
Use Camera Prim
カメラPrimから自動的にシャッターの開閉時間を検出します。
Specify Manually
現行フレームを基準に、シャッターの開閉時間を設定します。
Shutter Open/Close
タイムサンプルが追加される現行フレームを基準としたシャッターの開閉時間を指定します。 Shutter が Specify Manually に設定されている場合にのみ利用可能です。
Camera Prim
タイムサンプルのキャッシュ化に使用されるシャッターの開閉時間を取得するカメラPrimのパスを指定します。 Shutter が Use Camera Prim に設定されている場合にのみ利用可能です。
Subframe Samples
シャッターの開閉時間(その時間を含む)内に追加されるタイムサンプルの数。
Always Include Frame Sample
元々のフレームのサンプルデータも含めるのか、または、サブフレームサンプルのみを含めるのか決めます。
Computed Motion
モーションブラー関連の値をさらに計算して追加します。
Primitives
追加でモーションブラーデータが計算されるPrims。
Velocity Blur
Mesh、Points、BasisCurvesなどのPointsベースのPrims上にvelocities
アトリビュートを生成します。
Velocity Approximation
ポイントポジションから生成されるVelocityの計算に使用するメソッド。
これは、Trail SOPと同じ挙動を模倣します。
Backward Difference 、 Central Difference 、 Forward Difference から選択することができます。
一般的には、 Central Difference が他よりも適切な結果が得られます。
Scale
最終Velocityの大きさに対する乗数。
Interpolate Fast Transforms
Pythonコードを使用して、非常に高速なトランスフォーム(特に、ヘリコプターの羽のような回転)を取り込めるようにタイムサンプルを追加し直します。
詳細は、Resample Transforms LOPを参照してください。
Time Sample Spacing
サンプリングし直すデータの時間の間隔。
Include Original Samples
元々のサンプルデータも含めるのか、または、サンプリングし直されたデータのみを含めるのか決めます。
Examples ¶
BlurryPiggy Example for Motion Blur
このサンプルでは、Motion Blur LOPによって簡単にKarmaでモーションブラーを作成する方法について説明しています。
See also |