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このSOPは、Crowd Solverによるアニメーションクリップの再生方法に関する高度なオプションを記述した(Crowd Objectに接続できる)ジオメトリを作成します。 そのジオメトリ内の各ポイントは、アニメーションクリップを表現しており、Pointアトリビュートは、ループさせるフレームのサブ範囲のようなプロパティを記述します。
アトリビュート
名前 | クラス | タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
clipname
|
Point | String |
調整されたクリップの参照に使用する固有名を指定します。 |
clipname_source
|
Point | String |
大元のアニメーションクリップの名前を指定します。 |
agentname
|
Point | String |
この文字列は、エージェントの |
blend_duration_after
|
Point | Float |
ループ範囲の最終ポーズにブレンドする長さ(秒)を指定します。 |
blend_duration_before
|
Point | Float |
ループ範囲の最初のポーズにブレンドする長さ(秒)を指定します。 |
enable_looping
|
Point | Integer |
クリップ再生がループ範囲の最後に到達した後に停止するかどうか指定します。 |
gait_speed
|
Point | Float |
エージェントの速度に応じてインプレースアニメーションクリップをリタイムする時に使用するGait Speedを指定します。 |
loop_range
|
Point | Vector2 |
クリップをループさせる時間の範囲(秒)を指定します。 |
sample_rate
|
Point | Float |
クリップのサンプルレートを格納します。 |
start_time
|
Point | Float |
クリップを開始させる時間(秒)を指定します。 ループ範囲の開始時間より前の値を入れることで、ループセクション前にプリロールさせることができます。 |
パラメータ
Units
時間パラメータの単位を指定します。ここでは、フレーム(Houdini FPS)またはサンプル(クリップのサンプルレート)を指定することができます。
Clips
プロパティを編集するクリップの数。
Clip Name
エージェントのアニメーションクリップの1つの名前。
Clip Name Alias
修正されたクリップの参照に使用する新しい名前を指定します。 これは、単一のソースアニメーションクリップの別々の部分から、複数の仮想クリップを作成するのに役立ちます。
Custom Gait Speed
このクリップに対してIn-Place Gait Speedが上書きされるように指定します。
Gait Speed
(インプレース)アニメーションクリップでのエージェントの移動速度を指定します。 これは、エージェントの速度に応じてインプレースアニメーションクリップをリタイムする時にCrowd Solverで使用されます。
Custom Loop Range
アニメーションクリップを特定の時間のサブ範囲間でループさせるように指定します。
Loop Range
Custom Loop Range が有効な時、クリップをループさせるサンプルを指定します。 Custom Start Frame が無効な場合、開始フレームは、このループ範囲の開始フレームに設定されます。
Custom Start Frame
アニメーションクリップをループ範囲の開始フレームではなく、 Start Frame から再生するように指定します。
Start Frame
再生を開始させる初期時間を指定します。 ループ範囲の開始時間より前の値を入れることで、ループセクション前にプリロールさせることができます。
Enable Looping
ループが無効な時、クリップがループ範囲の最後に到達した後に、そのクリップ時間は次に進まなくなります。
Blend While Looping
クリップがループする時に、初期と最後のポーズ間のブレンドを有効にします。
Frames Before
クリップがループする前に、ループ範囲の開始でのポーズにブレンドする長さを指定します。
Frames After
クリップがループした後に、ループ範囲の最後でのポーズにブレンドする長さを指定します。
Examples
The following examples include this node.
Stadium Crowd Example Example for Crowd Solver dynamics node
スタジアムのセットアップを説明した群衆サンプル。
このセットアップは、スタジアムの群衆を作成します。 回転するcheer_bboxオブジェクトをエージェントの境界ボックスとして使用しています。 エージェントがそのオブジェクトの中に入ると、座っている状態から応援している状態へ推移します。 数秒後には、応援している群衆がまた座っている状態に戻ります。
Note
アニメーションクリップは、シーンを再生する前にベイクするのに必要です。これは、サンプルをCrowdsシェルフから作成した場合に自動的に行なわれます。 そうでない場合は、シーンファイルを希望の場所に保存し、'/obj/bake_cycles' ROP NetworkのRenderをクリックして、ファイルを書き出します。 それらのファイルのデフォルトのパスは、${HIP}/agentsです。
Tip
群衆の一部だけをもっと高速にプレビューしたいのであれば、/obj/crowdsource/switch_all_subsectionにSwitchノードがあります。 そのスイッチを0に設定すると、すべてのエージェントが表示され、1に設定すると、一部のみが表示されます。
See also |