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Volume from Attribute SOPは、Pointアトリビュートをボリュームのボクセルにコピーします。 これは、Attrib From Volume SOPの逆の操作です。
パラメータ
Volume Group
書き込み先の1番目の入力のボリュームプリミティブ。
Point Group
アトリビュート値を読み込む2番目の入力のポイント。
Attribute
ターゲットのボリュームにコピーされるPointアトリビュートの名前。 これを無効にすると、このノードはアトリビュート値を1として処理します。 これはポイントが存在する所からマスクを作成するのに役に立ちます。
アトリビュートが存在しない場合あ、アトリビュートを1の値として扱われます。
Disable if Attribute Missing
このパラメータを設定し、指定したアトリビュートが存在しない場合、このノードは、そのアトリビュートを1のゴースト値として扱うのではなく、バイパス(無効化)されます。
Accumulated
Accumulatedモードを設定すると、各パーティクルから一番近くにある中心点の8個のボクセルにのみ影響を与えます。 3つの成分の線形補間を実行して、パーティクルからボクセル中心までの距離の近さに応じて、それらの各ボクセルに対してパーティクルの値をスケールします。
Add計算メソッドを使用する時、これは、パーティクルアトリビュートの合計値が保持されるメリットがあります。
Extrapolated
ボクセルのセルがパーティクルの半径外にある場合、一番近くのパーティクルの値を使用します。 ボクセルのセルが濃いパーティクルセットから離れている時のExtrapolation(外挿)は処理が重くなる場合があります。
パーティクルからボクセルのセルの特定の数だけ、または絶対距離だけ離れたところでExtrapolation(外挿)を行なうかどうか決めることもできます。 このオプションは、全体のボクセルボリュームに対して外挿することなく、パーティクルデータ内の穴を埋めることができます。これは非常に処理が重くなる場合があります。
セルの外挿とそのままの距離の外挿の最大値が、外挿の穴埋めとして使用されます。
Max Extrap Cells
外挿するセルの数。この値は、最大セル寸法で乗算され、外挿を行なうパーティクルシステムからどれくらい離れているのかの距離として使われます。
Max Extrapolation Distance
外挿の最大距離。
Threshold
パーティクルがセルに寄与する合計のウェイトが、この閾値よりも大きい場合に正規化します。 反対に、閾値よりも小さい場合は、パーティクルのアトリビュート値が正規化されないので、ゼロになります。
Bandwidth
この値は、 Extrapolation がオフの場合にのみ使われます。 バンド幅はセル単位で指定するので、その値は一番大きいセル寸法で乗算されます。
すべてのパーティクルは、バンド幅の値で大きくした影響半径を持ちます。これは、小さい半径のパーティクルを常に解像度に依存しない方法でサンプリングすることができます。
Scale by Voxel Volume
ターゲットのフィールドのボクセルボリュームの逆数で、パーティクルの値をスケールします。
これは、フィールドの解像度に関係なく同じ数の合計ユニットをフィールドに追加する Accumulated モードで非常に役に立ちます。より高い解像度フィールドは、単により濃い割り当てを受けるだけです。
Calculation
Destinationフィールドの値はA
で、ソースアトリビュートの値はB
です。D
値は、Destinationフィールドに書き込まれます。
Copy
D = B
Add
D = A + B
Subtract
D = A - B
Multiply
D = A * B
Divide
D = A / B
Maximum
D = max(A, B)
Minimum
D = min(A, B)
Dest Pre-Add, Dest Pre-Mul
計算式のA
はA' = A * m + a
に設定されます。m
は Dest Pre-Mul 、a
は Dest Pre-Add です。
Source Pre-Add, Source Pre-Mul
計算式のB
はB' = B * m + a
に設定されます。m
は Source Pre-Mul 、a
は Source Pre-Add です。
Post-Add, Post-Mul
Destinationフィールドに設定するresult
はresult' = result * m + a,
で修正されます。m
は Post-Mul 、a
は Post-Add です。
Tip
このノードを使えば、pscale
依存の値をFogボリュームに簡単にコピーすることができます。
Examples
volumefromattrib Example for Volume from Attribute geometry node
このサンプルでは、Volume From Attrib SOPでPointアトリビュートをボリュームボクセルに転送する方法を説明しています。
The following examples include this node.
DeformVolume Example for Attribute from Volume geometry node
このサンプルでは、ボリュームを変形する方法を説明しています。 最初に、ボリュームの解像度に合った分割数でBox SOPを作成し、そこからポイントの3Dグリッドを作成します。 次に、ボリュームの密度アトリビュート名の"dens"をそれらのポイントに転送します。 最後に、好きなようにポイントを変形して、空っぽのボリュームを作成すれば、そのボリュームをポイントの密度で満たすことができます。
このサンプルでは、Fluid Source SOPを使って、新しいボリュームの色を煙のシミュレーションに加えて移流させる方法を説明しています。
volumefromattrib Example for Volume from Attribute geometry node
このサンプルでは、Volume From Attrib SOPでPointアトリビュートをボリュームボクセルに転送する方法を説明しています。
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