HOM equivalent |
iprquerys(query, pane, x, y)
数値(浮動小数点)情報を照会するなら、iprqueryを使用します。
‹query›文字列引数には、取得したい情報のタイプ(以下参照)を指定します。‹pane›引数には、情報を取得したいペインの名前を指定します。
‹x›と‹y›引数は、いくつかのqueryタイプで必要となるパラメータです。これらのパラメータを必要としないqueryタイプでは、それらは無視されます。
‹query›文字列には以下の値のどれかを指定することができます:
object.instance
‹x›, ‹y›の位置のピクセルに関係しているインスタンスオブジェクトのフルパスを返します。オブジェクトがインスタンス化されていなかった場合、これはobject.geometry
と同じです。以下の“object.geometry”を参照してください。‹x›と‹y›の変数は、レンダリング画像の座標です。
object.geometry
‹x›, ‹y›の位置のピクセルに関係しているジオメトリオブジェクトのフルパスを返します。‹x›と‹y›の変数は、レンダリング画像の座標です。
object.surface
‹x›, ‹y›の位置のピクセルに関係しているサーフェスシェーダのフルパスを返します。‹x›と‹y›の変数は、レンダリング画像の座標です。
object.displace
‹x›, ‹y›の位置のピクセルに関係しているディスプレイスメントシェーダのフルパスを返します。‹x›と‹y›の変数は、レンダリング画像の座標です。
plane.name
‹x›引数で指定したインデックスの平面の名前を返します。例えば、3番目のディープラスター平面の名前を取得するには:
iprquerys("plane.name", $PANE, 2, 0)
(‹y›引数は、ここでは0に設定していますが、無視されます。)
rop
インタラクティブレンダーペインで表示した出力ドライバノードのフルパスを返します。
オブジェクト照会 ¶
object.
から始まるqueryは、IPR画像を生成したHoudiniオブジェクトに関する情報を取得します。 それらのqueryは、レンダリング時にMantraが自動で生成する2つのディープラスター平面を使用します。その2つの浮動小数点平面は、Op_Id
とPrim_Id
という名前になっています。Houdiniは、レンダリングでのインスタンスとジオメトリに関する情報をOp_Id
データ平面にマッピングしたテーブルを保持しています。Op_Id
平面の数値は他の用途では意味がありません。
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