Houdini 20.5 ノード APEXノード

rig::RBFInterpolation

Radial Basis Function(RBF:放射基底関数)補間を実行します。

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一連のサンプル値を与えると、このノードは、放射基底関数(RBF)補間を使用して、(サンプルと同じ空間で)指定したターゲット値のウェイトを計算します。

入力

target: FloatArray

サンプル値の間でどのように存在しているのかを考慮してウェイトを計算する入力値。

examples: FloatArray

補間を実行するために単一浮動小数点配列に連結されるサンプル ターゲット 値。 examples の長さは、 target の長さの倍数である必要があります。

clamp: Bool

Trueに設定すると、まず最初に target の値がサンプルターゲット値の範囲内にクランプされるので、 ウェイトは、サンプル値の範囲外に決して出ない補間された結果を生成します。

hyperplane: Bool

Trueに設定すると、ベストフィットメソッドを使用して、サンプル値の外側のデータを外挿します。

kernel: Int

放射基底関数補間に使用されるカーネル関数。 カーネル関数が異なれば、フィットも変わります。

カーネル

補間

0

Thin Plate

1

Biharmonic

2

Cauchy

3

Gaussian

4

Multiquadric

5

Inverse Multiquadric

6

Exponential Bump

exponent: Float

Thin Plateカーネル関数(つまり、 kernel が0に設定されている時)に使用される指数。 値が大きいほど、結果が滑らかになります。

falloff: Float

サンプルターゲット値の影響を受ける半径距離。 値が大きいほど、結果が滑らかになります。

damping: Float

補間ソルバに使用される減衰。 通常では、これはソルバが失敗しない限り不要です。 ソルバが失敗する場合、0.00001といった非常に小さな減衰値から始めてください。 そして、ソルバが成功するまで、0.0001、0.001、0.01というように段階的に大きい値を使用してください。 これが原因で、サンプルでの補間値が若干ずれてしまう可能性があります。

robustsolver: Bool

Trueに設定すると、速度が遅くなりますが、より堅牢なソルバが使用されます。

reload: Bool

Falseに設定すると、 target 入力と example 入力のサイズに応じた内部キャッシュを実行し、 targetexample の範囲内の値のみが変化する場合は再計算しません。 キャッシュを無効にするには、これをTrueに設定します。

出力

weights: FloatArray

サンプル間の target の補間されたウェイト。 これらのウェイトは、散乱した補間を実行するために値を線形結合(または加重平均)するのに使用します。 これらの値は、ブレンドシェイプの位置(例えば、ポーズ空間の変形)やサンプルに呼応した他の値のセットにすることができます。

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