Houdini 20.5 ノード APEXノード

dynamicpath::Evaluate

指定された時間におけるダイナミックパスを評価します。

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指定された時間におけるダイナミックパスを評価し、そのパス上の位置、Velocity、ソース時間を返します。

ダイナミックパスは、互いにレイヤ化することができます。 patharray 入力は、ダイナミックパスの配列です。この配列はレイヤ化された1本のダイナミックパスのように扱われます。 通常ではベースパス(最下位レイヤ)がキャラクタのオリジナルモーションとなります。 patharray 入力では、その配列の1番目のエレメントがベースパス、2番目のエレメントが1枚目のレイヤ、3番目のエレメントが2枚目のレイヤとなります。

上位レイヤが下位レイヤより優先されるので、指定された時間で patharray を評価すると、 patharray の最上位レイヤが返されます。 返されたこのレイヤがそのパスの 評価されたレイヤ です。

例えば、以下の時間の範囲が設定された3枚のレイヤを持ったダイナミックパスについて考えてみましょう:

以下のテーブルでは、 patharray が特定の time で評価された時に返されるレイヤを示しています。

パスを評価する時間

返されるレイヤ(評価されたレイヤ)

2

Base layer

5

Top layer

10

Top layer

18

Middle layer

出力値の positionvelocitysourcetime は、 time で評価されたレイヤの値です。

入力

patharray: ApexDynamicPathArray

ダイナミックパスの入力配列。 これは、多くのレイヤで構成された1本のダイナミックパスを表現します。

time: Float

パスを評価する時間。

出力

position: Vector3

time でのパスの位置。

velocity: Vector3

time でのパスのVelocity。

sourcetime: Float

time でのパスのソース時間。 このソース時間は、オリジナルアニメーションの時間です。

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