viewroto [<<@options] viewtype viewports/view-memories 
                
            
ロトスコープや参照用にビューポートの背景に画像を貼り付けることができます。このコマンドは、背景画像の画像ソースと位置を決めるオプションを設定します。 表示、品質、フィルタリングのオプションを設定するには、viewbackgroundを使ってください。
ロトスコープのパラメータのいくつかは、ビューポートタイプ毎に指定可能です。‹viewtype›には、persp, cam, top, front, right, bottom, back, left, uvのどれかを指定します。
カメラオブジェクト目線にする時はcam設定を使います。カメラを使わないでビューを自由に操作する時は、persp設定を使います。UVビューポートに対しては、uv設定を使います。
他の設定は、色々な固定軸による正投影ビューを参照します。
‹fit_mode›には、horizontal, vertical, fill, scaleのどれかを指定します。
オプションを指定しなかった場合、コマンドは、指定したviewport/view-memoryの現行値をプリントします。
オプション ¶
-S file|cop
        
背景画像のソース。
-F ‹filename› 
        
取得する画像のファイル名を設定します。“-S file”の時のみ適用できます。
-C ‹cop_path› 
        
背景画像で使用するコンポジットオペレータを設定します。このオプションには、パス付きでオペレータを設定することができます。ネットワークとCOPを別々に設定するには-cを使います。“-S cop”の時のみ適用できます。
-c ‹ice_name› ‹cop_name› 
        
背景画像で使用するコンポジットオペレータを設定します。このオプションは、ネットワークとCOPを別々に設定することができ、パスを使ってオペレータを設定するには-Cを使います。“-S cop”の時のみ適用できます。
-a on|off
        
背景画像の自動配置/スケールをオン/オフします。オフなら、-oと-sで手動で画像を配置/スケールしなければなりません。3D viewports/view-memoriesにのみ適用できます。
-f ‹fit_mode› 
        
自動配置される背景画像のビューポートへのフィットの仕方を設定します。
-o ‹x› ‹y› 
        
‹x›と‹y›で画像をオフセットします。3D viewports/view-memoriesにのみ適用でき、自動配置/スケールがオフの時のみ効果があります。
-s ‹x› ‹y› 
        
‹x›と‹y›で画像をスケールします。3D viewports/view-memoriesにのみ適用でき、自動配置/スケールがオフの時のみ効果があります。
-B ‹brightness› 
        
背景画像の明るさを設定します。
コマンドからビューアとビューポートを参照する方法 ¶
ビューアは、“desk.pane.type”という書式の名前を持っています:
- 
        
        desk = ビューアペインを含むデスクの名前。 
- 
        
        pane = ビューアペインの名前。 
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        type = ペインの内容に応じて“world”、“particle”、“texture”。 
すべてのビューアのリストを見るには、“viewls -n”を使います。ビューア関連のコマンドのほとんどでは、同時に2つ以上のビューアを指定することができ、ビューア名にワイルドカードを使用することができます。
ビューアは4つのビューポート(例えば、top、left、front、perspective)に分割することができます。ビューポートは、“desk.pane.type.viewport”という書式の名前を持っています:
- 
        
        desk = ビューアペインを含むデスクの名前。 
- 
        
        pane = ビューアペインの名前。 
- 
        
        type = ペインの内容に応じて“world”、“particle”、“texture”。 
- 
        
        viewport = ビューアペイン内のビューポートの名前。ビューポートのディスプレイオプションエディタのビューポートの名前を変更することができます。すべてのビューポートをリストするには、“viewls -n -v”(各ビューポートが存在するビューアが何か表示するには、“viewls -v”を使用)を使用します。 
ビューポート関連コマンドのほとんどでは、同時に2つ以上のビューアを指定することができ、ビューア名にワイルドカードを使用することができます。ビューアの名前を使ってビューア内のすべてのビューポートを参照することができます。例えば、"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world.persp1 Build.panetab1.world.top1 ..."の代わりに"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world.*"または"viewcamera -c cam1 Build.panetab1.world"を使用することができます。
ビューポート関連コマンドのほとんどは、ビューポートだけでなくビューメモリでも動作します。ビューメモリは、"desk.pane.type:memory"の形式を持ち、memoryは1から9の番号または名前です。最初の3つのコンポーネント(desk name、pane name、type)にはワイルドカードを使うことができます。ビューメモリすべてをリストするには、viewls -n -lを使用してください。
viewlayoutコマンドは、ビューアペインのビューポートの数とレイアウトを設定します。