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例えば、Font SOP, Polyextrude SOP, Facet SOPが一連で繋がっていたと仮定します。 そのPolyextrudeとFacetのSOPをサブネットに折り畳むと、Font SOPはそのSubnet SOPと繋がったままになります。 そのSubnet SOP内では、Sub-Network Input #1とPolyextrude SOPが繋がっており、Polyextrude SOPはFacet SOPを繋がっています。
各Sub-Network Inputには、0から始まる番号が付けられており、それらの入力がサブネットの入力コネクタに相当します。 (入力コネクタの詳細は、hou.NodeConnectionを参照してください。)
ネットワークペイン内のSub-Network Inputの名前は、サブネットノード上のInput #n Labelパラメータの内容に相当します。
nは番号です。
メソッド ¶
number()
  → int
        
該当するサブネットの入力コネクタの番号を返します。 この入力番号は0から始まるので、1番目の入力は0を返すことに注意してください。
input()
  → hou.Node
        
このオブジェクトに相当する親サブネットノードの入力に接続されたノードを返します。
    parent()オブジェクトと、このオブジェクトのnumber()メソッドを使用することで、このノードを見つけることもできますが、この単一メソッドを使用した方が便利です。
    ノードが接続されていなければ、Noneを返します。
inputConnections()
  → tuple of hou.NodeConnection
        
空っぽのタプルを返します。このメソッドは、hou.Nodeやhou.NetworkDotと同様のメソッドをミラーするためにあります。 これによって、Pythonコード内でそれらのネットワークアイテムを同様の方法で扱うことができるようになります。
Methods from hou.NetworkItem ¶
networkItemType()
  → hou.networkItemType
        
このオブジェクトで表現されたネットワークアイテムのタイプを示した列挙値を返します。
    この値は、isinstanceビルトインPython関数でそれに一致したクラスを使用することと等価です(例えば、hou.networkItemType.Connectionはhou.NodeConnectionと等価です)。
Methods from hou.NetworkMovableItem ¶
name()
  → str
        
このノードの名前を返します。hou.NetworkMovableItem.pathも参照してください。
setName(name, unique_name=False)
        
このノードの名前を設定します。その新しい名前に英数字、.、-、_以外の文字が含まれている場合、hou.OperationFailedを引き起こします。
    ノードの名前を変更できなかった場合(例えば、他のノードで同じ名前が既に使用されていたり、そのノードがルートノードまたはトップレベルマネージャ(例えば、/obj)だったり、そのノードがロックアセット内にある場合)は、hou.OperationFailedを引き起こします。
    unique_nameパラメータをTrueに設定すると、指定した名前が既存ノードの名前と被らないように変更させることができます。
digitsInName()
  → int
        
ノードの名前の最後の桁の値を返します。 桁がなければ0を返します。
例えば、geo102ノードは102、light12to34ノードは34を返します。
path()
  → str
        
ネットワーク内のこのノードのフルパス(つまり、/から始まります)を返します。
relativePathTo(base_node)
  → str
        
他のノードオブジェクトを基準として、このノードの相対パスを返します。
>>> box1 = hou.node("/obj/box_object1/box1") >>> sphere1 = hou.node("/obj/sphere_object1/sphere1") >>> box1.relativePathTo(sphere1) '../../sphere_object1/sphere1' >>> hou.node("/obj").relativePathTo(box1) 'box_object1/box1' >>> box1.relativePathTo(box1) '.'
parent()
  → hou.Node
        
このアイテムを含んだノードを返します。
そのアイテムがルートノード(つまり、/)であれば、このメソッドはNoneを返すことに注意してください。
>>> hou.node("/obj/box_object1").parent() <hou.Node at /obj> >>> print hou.node("/").parent() None
parentNetworkBox()
  → hou.NetworkBox or None
        
このアイテムを含んだ親のネットワークボックスを返します。それがネットワークボックスに含まれていなければNoneを返します。
isPicked()
  → bool
        
hou.NetworkMovableItem.isSelectedをコールする事と等価です。
setSelected(on, clear_all_selected=False, show_asset_if_selected=False)
        
このアイテムを選択または選択解除します。オプションで、このネットワーク内で選択されているアイテム以外すべてを選択解除することができます。
    show_asset_if_selectedがTrueで、このアイテムがNodeの場合、このペインは、代わりに選択したアイテムのトップレベルのアセットを表示します。
setPicked(on)
        
すべてのオプションのパラメータのデフォルト値でhou.NetworkMovableItem.setSelectedをコールする事と等価です。
setColor(color)
        
指定したhou.Colorで、ネットワークエディタ内のこのアイテムのタイルのカラーを設定します。
sessionId()
        
指定したHoudiniセッション内でこのアイテムを固有に識別するための整数値を返します。
    このIDは、単一Houdiniプロセス内でのみ固有であることが保証されます。
    このIDは、アイテムの保存、復元、参照をするのが簡単になるので便利です。
    また、このIDは特定のアイテムサブクラスに対しても固有です。
    そのため、NetworkBoxと同じセッションIDを持つNodeが存在することがあります。
セッションIDからノードを取得するにはhou.nodeBySessionId()を、セッションIDからネットワークボックスを取得するにはhou.networkBoxBySessionId()を、 もっと汎用的にセッションIDとアイテムサブクラスを示した列挙値を組み合わせてそのタイプのアイテムを取得するにはhou.itemBySessionId()を参照してください。
position()
  → hou.Vector2
        
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルの位置をVector2として返します。
    move()とsetPosition()も参照してください。
setPosition(vector2)
        
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルの位置を設定します。 アイテムの位置を動かせなかった場合は、hou.InvalidInputを引き起こします。
move(vector2)
        
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルを、指定したhou.Vector2の分だけ動かします。
アイテムを絶対位置で動かすには、setPosition()を使用します。
アイテムの現行グラフ位置を取得するには、position()を使用します。
指定した位置にアイテムを動かせなかった場合は、hou.InvalidInputを引き起こします。
shiftPosition(vector2)
        
hou.NetworkMovableItem.moveをコールする事と等価です。
size()
  → hou.Vector2
        
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルのサイズをVector2として返します。
Methods from hou.IndirectInput ¶
outputConnections()
  → tuple
 of hou.NodeConnection
        
このオブジェクトの出力からノードまでの各コネクションを表現したオブジェクトのタプルを返します。 このメソッドが返すオブジェクトを使って、このオブジェクトに接続されているノードを調べることはできませんが、どの入力に繋がっているのかを調べることができます。
inputOutputIndex()
  → int
        
このオブジェクトの入力側の接続先のノードの出力コネクションのインデックスを返します。
    input関数と同様に、ノードが見つかるまで間接入力遡ります。
    ノードが間接的にでさえも接続されていない場合、0が返されます。
inputItem()
  → hou.NetworkMovableItem
        
この間接入力の入力側に直接接続されているアイテムを返します。
    これは、ノードや間接入力が返され、何も接続されていなければNoneを返します。
    返されるアイテムは、このオブジェクトがhou.SubnetIndirectInputであれば、それと同じ親ネットワーク内でなくなります。
inputItemOutputIndex()
  → int
        
このオブジェクトの入力側に直接接続されているネットワークアイテムの出力コネクションのインデックスを返します。
    何も接続されていなければ0を返します。hou.Nodeがこのオブジェクトに接続されていれば、他のネットワークアイテムすべてが1個の出力コネクタしか持たないので、この値はゼロの値にはなりません。
setColorDefault()
        
このオブジェクトのカラーを間接入力のデフォルトに設定します。
    明示的にデフォルトカラーに設定することで、今後のデフォルトの間接入力カラーの変更によって、このオブジェクトはその新しいカラーを使用するようになります。
    このメソッドは、symbolicColorName設定とuseColorFromOutput設定をクリアします。
setSymbolicColorName(name)
        
このオブジェクトのカラーを現在のHoudiniカラースキームで定義されているシンボリックカラー名を使用するように設定します(hou.ui.colorByNameを参照)。
    このシンボリックカラー名は、そのカラースキームの変更によって、このオブジェクトに新しいカラーが使用されるようにhipファイルに保存されます。
    このメソッドは、useColorFromDefault設定をクリアして、そのcolor値を無視するようにします。
setUseColorFromOutput(use_output_color)
        
この間接入力をこのオブジェクトの出力として接続された1番目の入力コネクタと同じカラーで表示するように設定します。
    Falseに設定すると、このオブジェクトは、hou.NetworkMovableItem.setColorメソッドで返されるカラーで表示されます。
    このメソッドは、symbolicColorName設定をクリアして、そのcolor値を無視するようにします。
symbolicColorName()
  → str
        
setSymbolicColorNameメソッドを使って設定されたこのオブジェクトの表示に使用されているシンボリックカラー名を返します。
    このオブジェクトのカラーがsetUseColorFromOutputまたはhou.NetworkMovableItem.setColorのメソッドを使って設定されていた場合は、空っぽの文字列が返されます。
    そのシンボリックカラー名は、hou.ui.colorFromNameを使ってhou.Colorに変換することができます。
useColorFromOutput()
  → bool
        
このオブジェクトの1番目の入力のカラーに基づいてそのオブジェクトが表示される場合はTrueを返します。
    hou.NetworkMovableItem.colorメソッドで返されるカラーを使ってこのオブジェクトが表示される場合はFalseを返します。