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このノードは、X軸とY軸に沿ってソースレイヤの微分を計算します。 この微分は、それらの軸に沿ったピクセル値の変化量を示します。 例えば、これはエッジ検出に役立ちます。
パラメータ ¶
Signature
ソースが受け入れるレイヤタイプ。
Angle
ピクセルがサンプリングされる位置をこの角度で回転させます。 Angleが90度ならば、X微分はAngleが0のY微分と等しくなることを意味します。
Scale
出力値をこの量で乗算します。
Offset
出力値にこの量を加算します。
Read Pixels outside Image
境界での微分を画像外から読み込むのか、それとも画像範囲に制限するのか決めます。 画像外からの読み込みは、Wrapモードでシームレスなテクスチャを構築するのに役立ちます。 しかし、画像範囲に制限することで、外挿のような挙動になるので、Clampモードは境界での微分の人為的な平坦化が回避されます。
Kernel Size
通常では、微分は隣接ピクセルを使って計算されますが、それらの値が遅く変化する場合、滑らかな微分を取得するのに十分なビット深度がありません。 これは、(バッファエレメント内で)距離を延長して微分を計算するので、場合によっては微分から段状のアーティファクトが除去されます。
入力 ¶
source
微分を計算する元のレイヤ。
出力 ¶
dCdx
X軸沿いの微分。
dCdy
Y軸沿いの微分。