Denoise TVD Copernicus node

画像からホワイトノイズを除去します。

On this page

Denoise TVDは、画像のHeight Field表現内の曲率を減らすことで、画像のノイズを除去します。その結果、高周波の斑点が除去され、ブラー効果とは異なり、シェープなエッジを維持することができます。

Note

テクスチャのディテールは、ノイズとして扱われ、抑制されます。

まず最初にFractal Noise COPを使用して画像にホワイトノイズを追加してから、Denoise TVDを数十回繰り返して適用することで、絵画のような効果を表現することができます。

パラメータ ¶

Signature

ソースが受け入れるレイヤタイプ。

Mask

元の値に混ぜる新しい値の量。値が大きいほど新しい値がもっと混ざるようになります。値が小さいほど新しい値があまり混ざらなくなります。また、このノードの効果が適用されるRGBA チャンネルを設定することもできます。

デフォルト値は1で、このノードが新しい値のみを使用することを意味します。詳細は、マスクを参照してください。

Iterations

画像に対して実行されるノイズ除去の反復回数を制御します。実行時間は、この反復回数に比例します。反復回数を増やすと、細かいディテールが失われますがノイズの除去量が増えます。

Speed

反復の度に適用される拡散量のスケール係数。拡散量の合計は、この値に Iterations 値を乗算した値です。しかし、この値を大きくしすぎると、処理が不安定になり、良い結果に収束しなくなる場合があります。

source

ノイズ除去するレイヤ。

speed

ピクセル単位でノイズ除去の速度を可変させるMonoレイヤ。ピクセルは互いに影響し合うので、拡散が遅い領域が拡散の速い領域にブレンドされます。これは、Speedパラメータで乗算されるので、不安定にならないように1未満に維持してください。

mask

Mask パラメータでスケールされるピクセル単位のオプションのマスク量。

denoise

ノイズ除去された画像。