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このノードは、フェーザカーネルで定義された様々なノイズを生成します。
フェーザカーネルとは、中心点周辺の小さな近傍にサイン波とコサイン波を定義した局所的なフィルタです。
デフォルトでは、波形パターンに似たノイズが生成されます。
Signature をMono以外のチャンネルに設定すると、このノードは、その設定したチャンネルのコンポーネント毎にフェーザノイズを生成し、各フェーザノイズには同じパラメータが適用されます。
例えば、UVチャンネルに設定すると、Uレイヤ用とVレイヤ用にそれぞれ1つのフェーザノイズが生成されます。
Note
このノードが生成するパターンは、シミュレーションベースではなくプロシージャルであるため、 その結果のルックは、リアルタイムシミュレーションのものよりも人工的に見える場合があります。
このノイズは、方向や間隔をより細かく制御することができます。 sin関数やcos関数を使ったOpenCLコードで同様のパターンを生成することもできますが、このノードの方がパフォーマンスに優れています。
例えば、このノードを使用することで、以下の効果を作成することができます:
-
木目模様
-
水面の波紋
-
砂漠の風で揺れるテクスチャ
Tip
他のノイズタイプ(例えば、Fractal NoiseやWorley Noise)を接続することで、 より複雑で固有なパターンを作成することができます。
パラメータ ¶
Signature
ソースが出力するレイヤタイプ。
詳細は、シグネチャを参照してください。
Rotate Channel
Signature がMono以外のチャンネルの場合、ここには、その追加チャンネルのノイズの回転量を指定します。
各レイヤは、異なる角度オフセットで回転されます。
0に設定した場合、出力画像が Signature をMonoに設定した場合と同等になります。
例えば、 Signature をRGBAに設定すると、このノードはそれぞれ固有の回転を持つ4つの独立したフェーザノイズを生成します。
Range ¶
Amplitude
ノイズを乗算する量。 このノードは Center 調整前にこの乗算を適用します。
例えば、0.5の値を設定すると、0.5のピクセル値が0.25になります。
Note
レイヤにはマイナス値や1より大きい値を格納することができるので、これによって範囲外の値が生成される可能性があります。
Clamp COPを使用することで、後でこの範囲を制限することができます。
Center
出力されるノイズ範囲の中心。 これは、ピクセル値をオフセットします。
例えば、0.5の値を設定すると、0.5のピクセル値が1になります。
Noise Contrast
Amplitude パラメータと Center パラメータの前にノイズに適用するコントラストの度合い。
このパラメータを使用することで、0から1の範囲を超えることなく、ノイズをもっと極端な値にすることができます。
Pattern ¶
Type
ノイズのタイプを設定します。
Phasor Waveに設定すると、周期関数(波形タイプ)も設定することができます。
Phasor Wave
Sine、Rectangle、Sawのプロファイルで構成されます。
これらは、サーフェス全体で一貫した波形パターンを生成します。
Phasor Noise
Gabor Noise で定義されます。 Gabor Noise よりも形状が鋭いです。
Gabor Noise
フェーザカーネル値の合計の結果。 これは、カーネル領域が重なり合うと互いに増幅または打ち消し合うことを意味します。 これらの重なり合う領域は、柔らかな灰色の波紋パターンを生成します。
Intensity Field
Phasor Wave および Gabor Noise を定義する強度値セット。 これは、波幅が可変する柔らかな波紋パターンを出力します。 このタイプは、他のノイズタイプよりも有機的で自然な形状を生成することができます。
Phasor Waveに設定した場合、以下の周期関数からどれかを選択することができます:
Element Size
ノイズ内の波の幅のサイズ。
Per-Component Controls ボタンを有効にすると、 Element Scale パラメータを使用してこれをさらに調整することができます。
Warning
このパラメータは、0から1の範囲外の値を使用すると、望ましくない結果を出力する可能性があります。
Element Scale
Per-Component Controls ボタンが有効な場合、ここには、エレメントサイズの軸別のスケーリング係数を指定します。
Offset
ノイズ関数全体を画像座標でオフセットさせる量。
Tile Size
ノイズの単一タイルのサイズ。 ノイズは、このサイズで周期的に繰り返されます。 このサイズは画像座標で指定するので、デフォルトは正準座標(Canonical Coordinates)全体が対象となっています。 正方形以外の画像を使用する場合、ここをアスペクト比に合わせてください。
Note
これを有効にすると、 Element Size などのパラメータ値が有効な範囲に丸め、または、制限されます。 これは、これらのタイプのパラメータがノイズをタイル化可能にするために特定の条件を満たす必要があるためです。
Wave Bias
Type がPhasor Waveの場合、ここには、各周期関数のピーク位置を指定します。
bias入力が接続されている場合、その値が Wave Bias の代わりに使用されます。
Blending Radius
フェーザカーネルの半径。 値が高いほどフェーザカーネルの半径が大きくなるので、フェーザカーネルがより重なり合います。 値が低いほど半径が小さくなるので、各フェーザカーネル間の間隔が広がります。
Seed
乱数ジェネレータが使用するシード。 このパラメータを変更すると、カーネルに対して新しい位置が生成されます。
Kernels
プライマリサイン波およびプライマリコサイン波が定義される円盤状の局所領域の数。
Bias ¶
以下のパラメータは、bias入力が接続されていて、 Type がPhasor Waveの時に適用されます。
Blur
入力画像をブラーする量。 ブラーによって、バイアス境界が柔らかくなります。
Strength
バイアスブレンドの強さ。
0に設定すると、これは、元のノイズを表示し、バイアスブレンドを適用しません。
Scale ¶
これらのパラメータは、scale入力を接続した際に適用されます。
この入力の値は、 Element Size と乗算されます。
Blur
入力画像をブラーする量。 ブラーによって、スケール境界が柔らかくなります。
Strength
スケールブレンドの強さ。
0に設定すると、これは、元のノイズを表示し、スケールブレンドを適用しません。
3D Noise ¶
3D Noise
ノイズを3D空間で評価します。 最初の2つの座標は画像内の位置で、3つ目の座標は別に制御されます。
Animate
3つ目の座標に暗黙的に時間を追加します。
Pulse Length
3Dにおけるノイズのパルス間隔の長さ(秒)。 値が小さいほどノイズの外観が変化する速度が速くなり、値が大きいほど変化速度が遅くなります。
Time Offset
開始フレームに追加される時間量(秒)。
Time Scale
開始フレームを乗算する時間量(秒)。 値が大きいほどノイズの外観が切り替わる速度が速くなり、値が小さいほどその速度が遅くなります。
Loop Length (sec)
これは、ノイズを繰り返し再生する時間(秒)。 これは、他のオプションを制限し周期的な挙動を強制します。 これを有効にすると、シームレスにループするアニメーションが生成されます。
無効にすると、アニメーションは通常、一定時間経過後に繰り返されません。
Rotate ¶
Rotate Pattern
フェーザカーネルを回転させる量。
Uniformの場合、これは、各フェーザカーネルに均一な初期角度を設定します。
Set Varyingの場合、これは、 Rotation Varying を設定して各フェーザカーネルの初期角度をランダムにすることができます。
Note
各フェーザカーネルには特定の角度が設定されています。 カーネルが回転すると、ノイズパターンも回転します。 カーネルの交差は回転に応じて変化するため、標準の画像回転とは異なる挙動をします。
Rotation Varying
Rotate Pattern がSet Varyingの場合、これは、フェーザカーネルのランダムな初期角度を設定します。
0に設定すると、均一な初期角度が表示されます。
Use Secondary Rotation
セカンダリフェーザカーネルを、プライマリフェーザカーネルと同じ位置に設定します。
Rotate Pattern
追加のフェーザカーネルを回転させる量。
Uniformの場合、これは、各セカンダリフェーザカーネルに均一な初期角度を設定します。
Set Varyingの場合、これは、 Rotation Varying を設定して各セカンダリフェーザカーネルの初期角度をランダムにすることができます。
Rotation Varying
Rotate Pattern がSet Varyingの場合、これは、セカンダリフェーザカーネルのランダムな初期角度を設定します。
0に設定すると、均一な初期角度が表示されます。
Post Processing ¶
Note
このノードは、リストされている順序でポスト処理を適用します。
Fold
ノイズ値を絶対値に設定します。
例えば、-2のピクセル値は2になります。
Note
値がプラスの値しかない場合、このパラメータは、出力に影響を与えません。
Complement
ピクセル値xを1 - xに設定します。
Note
このメソッドは、0から1までの範囲の値に対して動作します。
この範囲外の画像に対してComplementを使用すると、マイナスの値または範囲外の値が生成されます。
Bias
中間グレー値(0.5付近の値)を( Bias が1未満の場合は)0または( Bias が1より大きい場合は)1に偏らせる度合い。
Bias 値が0.5の場合は、ノイズ値に影響はありません。
Gain
中間グレー値(0.5付近の値)を中央に引き寄せ、一方で、0付近や1付近の値を外へ引き離す度合い。
Gain 値が0.5の場合は、ノイズ値に影響はありません。
Gamma
生成されたノイズの全体的なガンマ値。
1より大きい値は、元々明るい領域の値の範囲を広げ、ノイズを暗くします。
1未満の値は、元々暗い領域の値の範囲を広げ、ノイズ全体の明るさが増します。
Contrast
トーン値全体の範囲を拡大または縮小させる度合い。
各ノイズ値は、( Contrast が1未満の場合)中間グレー値(0.5付近の値)の方へ引き寄せられ、( Contrast が1より大きい場合)中間グレー値から引き離されます。
Note
これは Noise Contrast と同じではありません。 Noise Contrast は一部のノイズノードで用意されていて、そのノイズ関数がノイズを生成する過程でコントラストを適用します。
Clamp Minimum
指定した閾値未満の値をクランプします。
Clamp Maximum
指定した閾値を超えた値をクランプします。
入力 ¶
size_ref
出力画像のサイズを決定し、メタデータを制御する標本レイヤ。
pos
ノイズに対してピクセルの画像座標の代わりに使用される値を指定したオプションのUVレイヤ。
time
各ピクセルが時間として使用する値を指定したオプションのレイヤ。
bias
Phasor Waveノイズタイプの各周期関数のピーク位置に使用される値を指定したオプションのレイヤ。
これを接続すると、その値が Wave Bias の代わりに使用されます。
この値をブラーするには、 Bias パラメータを使用します。
scale
Element Size に乗算される値を指定したオプションのレイヤ。 この値をブラーするには、 Scale パラメータを使用します。
direction
フェーザカーネルの初期角度を設定するオプションのUVレイヤ。
出力 ¶
noise
計算されたノイズ。
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