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このオペレーションは、画像を新しいサイズにクロップします。 また、画像を元より大きいサイズに“アンクロップ”することもできます。この場合、新しいピクセル値は境界ルールに応じて与えられます。
Copernicusでは異なる空間を使用することができるので、クロップ操作の解釈の方法がいくつか存在します。
パラメータ ¶
Mode
クロップは、画像の一部を切り抜いて、余計な部分を破棄して、その切り抜いた部分を作業空間の同じ場所に残すものと考えることができます。 その一方で、目的の領域に合うようにパンとズームをさせて作業空間の中心に収まるようにするものと考えることもできます。
Discard Cropped
クロップした領域を破棄して、残りのピクセルを画像空間内のそのままの場所に置きます。
Discard and Reframe to Crop
クロップした領域を破棄しますが、残りのピクセルが画像空間いっぱいに収まるように変更します。
Reframe to Crop
データはクリップの影響を受けません。 代わりに、クロップした残りの領域がディスプレイウィンドウに収まるように画像を変更します。
これは、2Dビューポートでは何も効果がないように見えます。
Border
画像のアンクロップで使用される境界値をオーバーライドします。
Unchanged
入力の境界タイプを使用します。
Constant
境界を0として扱い、その境界外が0になります。
Clamp
境界値をクランプし、その境界値を外側に引き伸ばします。
Mirror
境界を境に反転させます。
Wrap
反対の境界にラップさせます。
Clip
黒の値で塗らずに境界に暗黙的なカットオフを定義します。
Units
クロップの指定方法を制御します。 これは、値の範囲とその値が入力のディスプレイウィンドウやデータウィンドウに関係するかどうかを制御します。
Image
ディスプレイウィンドウ基準でクロップ領域を指定します。 値の範囲は-1から1です。 正方形のサイズなら正方形のクロップになります。
Texture
データウィンドウ基準でクロップ領域を指定します。 値の範囲は0から1です。 ソースが正方形でない場合があるので、正方形サイズは必ずしも正方形のクロップになるとは限りません。
Pixels
クロップ領域を直接ピクセル単位で指定します。
Note
クロップが常にピクセル単位で処理されます。 その結果、ピクセルスケールを使用したことが原因でピクセルがバッファエレメントに呼応しなかった場合、クロップが丸められます。
Geometry Units
ジオメトリ入力を使用してクロップを駆動させる場合、これは、そのジオメトリの単位を制御します。
Image
ジオメトリは、ディスプレイウィンドウ基準で-1から1の範囲の画像座標を指定します。
Texture
ジオメトリは、データウィンドウ基準で0から1の範囲のテクスチャ座標を指定します。
Pixels
ジオメトリは、0から解像度の範囲のピクセル座標を指定します。
World
ジオメトリは、ワールド座標を指定します。 その結果のクロップ領域は、入力レイヤが持つ3Dトランスフォームを評価します。
Lower Left
画像空間でのクロップの左下。
Upper Right
画像空間でのクロップの右上。
Lower Left
テクスチャ空間でのクロップの左下。
Upper Right
テクスチャ空間でのクロップの右上。
Lower Left
ピクセル空間でのクロップの左下。
Upper Right
ピクセル空間でのクロップの右上。
Aspect Ratio
このアスペクト比になるように最終クロップ値を調整します。
Extract Tile
クロップ領域を正方形サイズのタイルに分割し、それらのタイルのどれかにクロップします。 タイルが決まった後にPixel Paddingが実行されるので、そのPixel Paddingを使用してタイル周囲のバッファを確保することができます。
Tile Counts
画像を各軸に分割するタイルの数。
Tile Number
抽出するタイル番号。
この番号は左下から0
で始まり、右に向かって増えます。
Minimum Resolution
クロップ領域が最低でもこのピクセル数を含むように拡大されます。
Limit Resolution
Maximum Resolution を設定してサイズを制限することができます。
Maximum Resolution
クロップ領域が最大でこのサイズまでクランプされます。 これは、動的なクロップにおいて予期せずに入力が過度に大きなテクスチャを生成しないようにするのに役立ちます。
Pixel Padding ¶
Left/Right
クロップされた画像の左側と右側に詰める追加ピクセル数。
Top/Bottom
クロップされた画像の上側と下側に詰める追加ピクセル数。
入力 ¶
source
クロップするレイヤ。
size_ref
出力画像のサイズを決定し、メタデータを制御する標本レイヤ。
bounds
クロップのサイズ決めに使用する参照ジオメトリ。
出力 ¶
crop
クロップされた画像。
See also |