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このノードは、入力レイヤを歪ませます。 固定された方向(強度を可変させることもできます)または入力UVレイヤのベクトルに追従させることで、歪みを実行させることができます。
Tip
Distort By Slopeレシピは、Distort COPとSlope Direction COPを配置し、そのSlope Direction COPの出力そのDistort COPの
dir
入力に接続します。
これは、勾配を制御するMonoレイヤの大きい値から小さい値の方へソース画像を押し出すことで、そのソース画像を歪ませます。
パラメータ ¶
Signature
ソースが受け入れるレイヤタイプ。
詳細は、シグネチャを参照してください。
Border
入力レイヤの境界外のサンプリングの挙動。 レイヤの境界プロパティが自動的に使用されます。
詳細は、境界タイプを参照してください。
Filter
ソースレイヤのサインプリングに使用するフィルタリングメソッド。 歪みによって大きな領域を収縮させた際にノイズが気になるようであれば、エリア系フィルタ( Box 以降)のどれかを使用することを検討してください。
詳細は、フィルタを参照してください。
Mask
元の値に混ぜる新しい値の量。この値が大きいほど、新しい値が混ざる量が多くなります。この値が小さいほど、新しい値があまり混ざらなくなります。1
の値は、このノードが新しい値のみを使用することを意味します。
デフォルト値は1
です。詳細は、マスクを参照してください。
Direction Type
レイヤを歪ませる方向を指定します。
ここには、単位が度の角度(Angle
)、または、画像空間(Coordinates
)のXとYの方向を示した2成分ベクトルを指定することができます。
Direction
Direction Type をCoordinates
に設定した場合、画像空間内のXとYの方向を指定します。
Normalize Direction
有効にすると、 Direction が正規化されます。
Angle
Direction Type をAngle
に設定した場合、歪みの角度を指定します。
0の値は、画像空間のプラスX方向に相当します。
Scale
歪み全体の強度。 マイナス値は、トレース時に方向を逆にします。
Streak
軌道沿いのサンプルを結合することで、歪ませる方向に画像を擦りします。
dir
入力を接続しなかった場合、これはStreak Blur COPと同様の処理になります。
Pixels per Step
無効にすると、1回の処理で1ピクセルのソース位置が識別されます。 これは高速ですが、方向やスケールが可変する場合に正しくない結果を生成します。 このパラメータを有効にすると、より正確なアルゴリズムを使用して、カーブを描く軌道を追跡します。 指定した値は、その追跡品質を制御します。 Pixels per Stepの値が大きいほど、このノードは1回の処理で多くのピクセルを取ることができます(これは高速に実行されますが、歪み方向の中間のバリエーションを見逃してしまう場合があります)。
Maximum Steps
Pixels per Step が有効な場合に繰り返されるステップ数をクランプします。 歪みが方向に忠実に従わない場合は、このパラメータを上げて(且つ、 Pixels per Step を下げる)と良いでしょう。 これは、特に Streak が有効な時に顕著です。
入力 ¶
source
歪ませる元のレイヤ。
dir
この入力を接続する場合、ここには、歪ませるピクセル単位の方向を指定します。
scale
この入力を接続する場合、ここには、ピクセル単位のスケール量を指定します。 このレイヤの値は、 Scale パラメータの乗数として作用します。
mask
Mask パラメータでスケールされるピクセル単位のオプションのマスク量。
出力 ¶
distort
歪ませた出力レイヤ。