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このノードは、2つの法線マップをブレンドします。
この法線マップには、オフセット法線または符号付き法線を指定することができます(詳細は、法線を参照してください)。
たいていの場合、ベース法線マップ(bg
入力)には、大まかな法線を、ディテール法線マップ(fg
入力)には細かな法線を指定したいことでしょう。
Note
両方の法線マップの値は、同じ空間(例えば、接線空間またはワールド空間)でなければなりません。
さらに、同じタイプでなければならないので、両方の法線マップはオフセット法線または符号付き法線のどちらかに合わせてください。
Convert Normal COPを使用することで、法線マップを別のタイプに変換することができます。



法線マップでない2つのレイヤをブレンドしたい場合は、Blend COPを使用してください。
パラメータ ¶
Mask
元の値に混ぜる新しい値の量。 値が大きいほど、新しい値が多く混ざります。 値が低いほど、新しい値があまり混ざらなくなります。
デフォルト値は1
で、このノードが新しい値しか使用しないことを意味します。
詳細は、Maskを参照してください。
Normal Type
入力法線マップのタイプ。 出力は、この入力タイプに合わせて更新されます。
Signed
入力が符号付き法線マップで、その値の範囲は-1
から1
です。
Offset
入力がオフセット法線マップで、その値の範囲は0
から1
です。
Combine Method
bg
とfg
の法線マップのブレンドに使用されるメソッド。
Whiteout
XコンポーネントとYコンポーネントは加算するのに対して、Zコンポーネントは乗算します。
UDN
ベース法線マップのZコンポーネントを使用しながらXコンポーネントとYコンポーネントを加算します。 これは、 Whiteout メソッドよりも高速ですが、平坦な法線ほどディテールがなくなってしまいます。
Reoriented
ディテール法線マップをベース法線マップの方へ回転させます。 これは、両方の法線マップの強度を維持します。 たいていの場合、このメソッドは、より正確な結果を生成するものの、パフォーマンスが低下します。
入力 ¶
bg
ベース法線マップ。これは、ブレンドされて合成される背景レイヤです。
fg
ディテール法線マップ。これは、ブレンドの上位/ソースレイヤとなる前景レイヤです。
mask
Mask パラメータでスケールされるピクセル単位のオプションのマスク量。
出力 ¶
blend
bg
レイヤとfg
レイヤがブレンドされた結果。
See also |