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このノードは、入力レイヤ(通常では画像)にグロー効果を加えます。 このノードは、レイヤ内の高 輝度 領域(明るい領域)を識別して、その領域にグロー効果を加えます。 このノードは、レイヤに現実っぽさを加えるのに役立ちます。
例えば、このノードを使用することで、ネオン照明や爆発を作成することができます。
Note
このGlowノードのサブネットワーク内にあるBlur COPsは、ぼかしやかすみを加えることで、グロー効果を焦点が合っていない不鮮明なものにしています。 このGlowノードの Units 、 Size 、 Filter 、 Aspect のパラメータを使用することで、このブラー半径を制御することができます。
パラメータ ¶
Signature
ソースが受け入れるレイヤタイプ。
Mask
元の値に混ぜる新しい値の量。この値が大きいほど、新しい値が混ざる量が多くなります。この値が小さいほど、新しい値があまり混ざらなくなります。1
の値は、このノードが新しい値のみを使用することを意味します。
デフォルト値は1
です。詳細は、マスクを参照してください。
Output Glow Only
グロー効果のみを出力し、そのグロー効果のプレビューを表示します。 グロー効果を別のAOVに出力したり、ソースレイヤ上に合成する前にさらに調整したい場合には、これを有効にしてください。
例えば、このパラメータを有効にし、このノードの出力をAddノードのfg入力に接続し、ソースをそのAddノードのbg入力に接続します。
Glow ¶
Glow Threshold
輝度値がこの閾値を超えているピクセルにグロー効果が適用されます。 これによって、ソースレイヤの高輝度領域のみにグローを加えることができます。
デフォルト値は0.75
です。
Brightness
グロー効果に適用する明度。 値が高いほど明度が増して、グロー効果が明るくなり、広がります。 値が低いほど明度が減って、グロー効果が暗くなり、縮小します。
デフォルト値は2
です。
Saturation
グロー効果に適用する彩度。 値が高いほど彩度が増して、グロー効果の色相が強くなります。 値が低いほど彩度が減って、グロー効果の色相が弱くなって、その結果、色相がなくなります(グレースケールになります)。 レイヤの高輝度の部分は、彩度が弱いことが多いです。
デフォルト値は1
です。
Tint
グロー効果に適用する色味(カラー)。
デフォルト値は1, 1, 1
です。
Units
このGlowノードのサブネットワーク内にあるBlur COPsがグロー効果の半径のサイズを決めるのに使用する測定単位。
Image (デフォルト)
画像空間を使用して、グロー効果の半径のサイズを調整します。
Pixels
ピクセル単位を使用して、グロー効果の半径のサイズを調整します。
Size
Units パラメータで指定された画像空間またはピクセル単位でのグロー効果の半径のサイズ。 値が高いほど半径の円周が広がり、グロー効果の滑らかなぼかしが強調されます。 値が低いほど半径の円周が縮小し、グロー効果のぼかしが減って鮮明になります。
Units がImage
の時のデフォルト値は0.05
です。
Units がPixels
の時のデフォルト値は3
です。
Filter
このGlowノードのサブネットワーク内にあるBlur COPsが使用するフィルタ。
Gaussian (デフォルト)
Box
Scale Size
グロー効果のサイズの異方性スケール。
入力 ¶
source
グロー効果が適用される元のレイヤ。
mask
Mask パラメータでスケールされるピクセル単位のオプションのマスク量。
出力 ¶
glow
グロー効果が加えられたソースレイヤ。 Output Glow Only を有効にすると、これは代わりにグロー効果のみを出力します。