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このノードは、各チャンネルを個別にスケールおよび回転させることで、色収差を入力画像に追加します。 色収差とは、カメラレンズの屈折率が原因で発生する、たいていの場合は赤と緑によるカラーフリンジのことです。

レンズシェーダを使用することで、レンダリング時に色収差を模倣することもできます。 これによって、もっと物理的に正確なレンダリング結果が得られますが、レンダリング時間が長くなるので負荷が大きいです。
パラメータ ¶
Signature
ソースが受け入れるレイヤタイプ。
Filter
画像のサンプリングに使用するメソッド。
デフォルト値はBox
です。
詳細は、フィルタを参照してください。
Mask
元の値に混ぜる新しい値の量。
この値が大きいほど、新しい値が混ざる量が多くなります。
この値が小さいほど、新しい値があまり混ざらなくなります。
1
の値は、このノードが新しい値のみを使用することを意味します。
デフォルト値は1
です。詳細は、マスクを参照してください。
Distortion ¶
Pivot
チャンネルをスケールおよび回転させる(画像空間での)基点。
デフォルト値は(0,0
)で、画像の中心に相当します。
Red
赤チャンネルをスケールする(画像空間での)量。 値が大きいほど、チャンネル間のオフセットが大きくなり、赤チャンネルが外側に広がって、より目立つようになります。
デフォルト値は0.15
です。
Green
緑チャンネルをスケールする(画像空間での)量。 値が大きいほど、チャンネル間のオフセットが大きくなり、緑チャンネルが外側に広がって、より目立つようになります。
デフォルト値は0
です。
Blue
青チャンネルをスケールする(画像空間での)量。 値が大きいほど、チャンネル間のオフセットが大きくなり、青チャンネルが外側に広がって、より目立つようになります。
デフォルト値は0.15
です。
Global Distortion Scale
すべての3チャンネルをスケールする(画像空間での)量。
これは、 Distortion Scale Mask パラメータとeffect
入力に基づいてズームのような効果を画像に適用します。
デフォルト値は0.15
です。
Distortion Scale Mask
ピクセルの座標に基づいて歪みをスケールします。
デフォルトでは、ランプは、画像の中心はそのままに画像のコーナーが歪むようにセットアップされています。 ランプの使い方の詳細は、ランプパラメータを参照してください。
Rotation ¶
Red
赤チャンネルを回転させる量(単位は度)。 値が大きいほど、チャンネルは反時計周りに回転し、チャンネル間のオフセットがより目立つようになります。 値が小さいほど、チャンネルは時計回りに回転します。
デフォルト値は0
です。
Green
緑チャンネルを回転させる量(単位は度)。 値が大きいほど、チャンネルは反時計周りに回転し、チャンネル間のオフセットがより目立つようになります。 値が小さいほど、チャンネルは時計回りに回転します。
デフォルト値は0
です。
Blue
青チャンネルを回転させる量(単位は度)。 値が大きいほど、チャンネルは反時計周りに回転し、チャンネル間のオフセットがより目立つようになります。 値が小さいほど、チャンネルは時計回りに回転します。
デフォルト値は0
です。
Rotation Scale
すべての3チャンネルを回転させる量(単位は度)。 これは、 Rotate Scale Mask パラメータに基づいてカーブのような効果を画像に適用します。
デフォルト値は1
です。
Rotate Scale Mask
ピクセルの座標に基づいて回転をスケールします。
デフォルトでは、ランプは、画像の中心はそのままに画像のコーナーが回転するようにセットアップされています。 ランプの使い方の詳細は、ランプパラメータを参照してください。
入力 ¶
source
色収差を適用する元のレイヤ。
effect
ピクセル単位のオプションの色収差スケーリング量。
mask
Mask パラメータでスケールされるピクセル単位のオプションのマスク量。
出力 ¶
aberration
色収差が追加されたソースレイヤ。