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このノードは、Rasterize Geometry COP用のジオメトリをセットアップするための一般的な準備を行ないます。
レイヤのデフォルトのカメラは原点にある単位立方体であるため、想定通りのレンダリングを得るには、ジオメトリをフィットさせて揃えることが重要です。
パラメータ ¶
Space
レンダリングする空間。 Rasterize Geometryではなく、ここでUV空間にアンラップすることで、ラスタライズする前にビューポートで正しいかどうかを確認することができます。
Position
そのままのジオメトリであるP
を使用します。
UVs
ジオメトリをUV空間にアンラップします。 UVシームに沿ってポリゴンを分割し、UVをPにコピーしてから、0から1のUV空間を-1から1のカメラ空間に再フィットさせます。
Orientation
デフォルトのカメラはY-Upで、カメラ方向はマイナスZ軸です。 上から下へのラスタライズが必要な場合は、Z-Upに切り替えることができます。
Y-Up
デフォルトのカメラがY-Upでレンダリングするように、ジオメトリを変更せずにそのままにしておきます。
Z-Up
元のZ軸が上を向き、元のY軸がカメラの向きと揃うように、ジオメトリを回転します。
Fit From
入力ジオメトリはカメラ空間にフィットさせることができます。
No Fitting
ジオメトリの空間を調整しません。
Bounding Box
ジオメトリの境界ボックスを、フィットさせるソースシェイプとして使用します。
Reference Box
特定の参照サイズを、フィットさせるソースシェイプとして使用します。 これは、アニメーションソースをフィットさせる際に毎フレームでフィッティングを変更したくない場合、 または、アセンダーやディセンダー(ジオメトリ全体の上下の高さ基準線から上へ伸びる部分や下へ伸びる部分)を無視したい場合に役立ちます。
Reference Size
ターゲットボックスにフィットする参照ボックスのサイズ。
Reference Position
ターゲットボックスにフィットする参照ボックスの中心。
Target Position
フィットするターゲットボックスの中心。
Target Size
フィットするターゲットボックスのサイズ。
Scale to Fit
ターゲットボックスにフィットするように均一スケールを適用します。 そうでない場合は移動のみが行なわれます。
Fit Depth
他の軸に影響を与えることなく、ジオメトリの深度を特定の境界に自動的に押し潰したい場合があります。 これは、結果のジオメトリが拡張される範囲を指定します。
UV Attribute
UVアンラップに使用するアトリビュート。 これはVertexまたはPointアトリビュートです。
Add Normals If Needed
法線がない場合は計算します。 Rasterize Geometry COPは、欠けている法線を計算しないため、可変ジオメトリを接続する場合は重要です。
Add Depth
この名前の深度アトリビュートを追加します。
これをラスタライズして、正規化された1
から0
の深度を取得することができます。
1
はカメラに最も近く、0
は最も遠くなります。
範囲の扱いが難しくなる場合がある実際の深度とは対照的に、これはマスクに便利なセットアップとなる傾向があります。
Original Position
アンラップまたはフィッティング前の元の位置がこのアトリビュートにスタッシュ(貯蔵)されます。 これにより、元の位置をラスタライズすることが可能になります。
入力 ¶
source
ラスタライズのために準備するジオメトリ。
出力 ¶
result
ラスタライズ用にセットアップしたジオメトリ。
See also |