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オートステレオグラムとは、視点の焦点が画像平面の外側に移った時に奥行きの錯覚を与えることができる2次元画像のことです。
この画像は、繰り返すテクスチャをサンプリングし、depth
入力が考慮されるようにそのサンプル座標に歪みを適用することで形成されます。
このオペレータは、深度マップとサンプリングするテクスチャを与えると、そのような画像を生成することができます。
Note
画像が元からタイル状になっていない場合は、 Border をMirror
に設定します。それによって、画像が継ぎ目なく繰り返すようになります。
画像がタイル状になっている場合は、 Border をWrap
に設定します。
パラメータ ¶
Scale
source
画像のサンプリング周波数。
この値が高いほど、ソーステクスチャが繰り返す数が多くなりますが、周波数が高すぎると、解決できないほどの整合性のないノイズが生成されてしまいます。
Depth Range
depth
画像の値が安定するようにその値をクランプする範囲。
入力の深度値はプラスの値でなければならず、深度が深いほどステレオグラムで押し出された感じになります。
このノードの前にRemap COPを追加することで、深度値を使用可能な範囲に収めることができます。
Border
入力レイヤの境界外のサンプリングの挙動。 レイヤの境界プロパティが自動的に使用されます。
詳細は、境界タイプを参照してください。
Re-Center
中心から外側に向かって歪ませて、対称的な結果を生成します。 無効にすると、左から右へのサンプリングの歪みが適用されます。
入力 ¶
source
ステレオグラムを形成するのにサンプリングされるパターン。
depth
ステレオグラムを生成する深度画像。 この画像内の値が大きい領域ほど押し出された感じになります。
出力 ¶
stereogram
生成されたオートステレオグラム。
Examples ¶
StarAutoStereogram Example for Auto Stereogram Copernicus node
この単純なサンプルでは、ノイズパターンを使用して、星形の自動ステレオグラムを生成する方法を説明しています。