このオペレータはフォトンロシアンルーレットを実行します。 フォトン(光子)がサーフェスにあたると、サーフェスにより、拡散的に反射、鏡面的に反射、透過または吸収される可能性があります。 このオペレータにより、反射/透過の確率を指定できます。 サーフェス上に保存されるフォトンについて、確率は合計で1よりも小さい値になります。
指定するカラーも3つあります。 それぞれのカラーにより、反射(または透過)するフォトンを色付けします。
例えば、3つのサーフェスタイプを下記で説明します。
確率 拡散反射 鏡面反射 透過 -------------------------------------------------- 粘土のサーフェス .5 0 0 ミラーのサーフェス 0 1 0 ガラス 0 0.1 0.9
粘土のサーフェスは、フォトンを吸収する確率は50%で、フォトンを反射する確率は50%になります。サーフェスがカラーを他のサーフェスへ流出しにくい場合は、確率は低くなります。
鏡およびガラスのサーフェスはどちらも非常に拡散照明が低いため(存在する場合)、拡散の確率は0に設定されます。 鏡のサーフェスはフォトンを反射しますが、ガラスのサーフェスはフォトンを10%反射し、90%透過します。鏡面反射/透過フォトンのパスはコースティクスの処理に使用されます。
Warning
適切な挙動には、フォトンシェーダにこれらのオペレータのうちの1つだけを設定してください。