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概要 ¶
人間の髪や動物の毛の色は、 ユーメラニン と フェオメラニン という2つの色素の濃度によって決まります。 それらに関連するこのノードのパラメータが Melanin と Pheomelanin です。
ユーメラニン の濃度は、黒や茶色から金髪に至るまでの髪の色を決定する要因となります。 黒髪は ユーメラニン の濃度が最も高いのに対して、金髪は最も低くなります。 一方、白髪には ユーメラニン が完全に欠如しています。 2つ目の色素である フェオメラニン は、髪にオレンジや赤みを帯びた色調を与えます。
このシェーダは、ファー/ヘアーの色を定義するための2つのモードをサポートしています。
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Physically Based は、 Melanin (ユーメラニン)と Pheomelanin の色素濃度を使用して色を計算します。 適切な値は、科学論文や測定データ(例えば、ここ)から取得することができます。
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Artistic は、 Melanin と Redness のパラメータを使用して色を計算します。 Redness は、髪に赤みを加えます。
Physically Based モードは、純粋に Eumelanin と Pheomelanin に基づいています。 そのため、色をオレンジや赤に変化させたい場合、適切な Pheomelanin の値を見つけるのが難しい場合があります。 1枚目の画像は、 Pheomelanin (=グラデーションの垂直方向)を増やすと、赤成分だけでなく髪の輝度も変化することを示しています。
手動で見た目を調整したい場合、 Artistic モードの方が直感的です。 なぜなら、より赤みがかった色に変化させても輝度が上がらないからです(2枚目の画像)。 少なくとも、このノードの Physically Based オプションを使用した場合ほど顕著ではありません。
このノードには、 color と absorption の2つの出力があります。
デバッグ目的で最終的な色を可視化するには、 color 出力を使用すると良いでしょう。
absorption 入力を持つKarma Furと
Karma Hairのどちらのシェーダでもこの absorption 出力 を使用することを推奨します。
そのままの吸収係数を使用することで、色ずれを回避することができます。
色ずれは、 color の出力を、
Karma Furや
Karma Hairのシェーダの baseColor 入力としてプロモートさせた場合に発生します。
これによって、毛束間で光が複数回反射し、彩度過多の効果が生じます。
パラメータ ¶
Mode
Artistic モードと Physically Based モードを切り替えます。
Melanin
ヘアーの(ユー)メラニン濃度を定義します。
Redness
Artistic モードで Melanin パラメータで定義されたヘアーの色の線形的な赤みの変化の度合いを定義します。
Pheomelanin
Physically Based モードで Melanin パラメータで定義されたヘアーの色の線形的な赤みの変化の度合いを定義します。
Scale
光がヘアーを通過する際に蓄積される距離を示したスケール係数。
出力 ¶
color
カラー値を返します。
absorp
吸収係数を返します。
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