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このノードは、指定した入力ジョイント(空間内で前方にキャラクタを移動させる移動チャンネルを含んだキャラクタスケルトン内のジョイント)からロコモーションを抽出します。 Convert to In-Place を有効にすると、これが使用されて、キャラクタアニメーションから移動を削除して、キャラクタをその場歩きにします。 同様に、 Extract Orientation オプションを使用することで、指定したジョイントから向きを削除することができます。
メインのスケルトン階層とは別に__locomotion__
という名前の新しいジョイント上にロコモーションアニメーションが追加されます。
パラメータ
Locomotion Joint
移動と向きを抽出するために参照として使用する入力スケルトン内のジョイントの名前。
Color
作成される__locomotion__
ジョイントのカラー。
Translation
Method
__locomotion__
ジョイントを作成する時に使用するメソッドを指定します。
これらのオプションのパラメータの詳細は以下を参照してください。
Project On Ground Plane
Locomotion Joint パラメータで指定したジョイントと同じ位置に__locomotion__
ジョイントを作成してから、 Ground Plane パラメータで指定された地面にそのジョイントを投影します。
Note
Rest Skelton入力を接続した場合、__locomotion__
ジョイントはそのRest Skelton入力の地面に投影されます。
Use Joint Position
Locomotion Joint パラメータで指定したジョイントと同じ位置に__locomotion__
ジョイントを作成します。
Ground Plane
地面として作用する平面を指定します。
Shift To Origin
最初のフレームで__locomotion__
ジョイントが原点に位置するようにキャラクタを移動します。
Shift To Origin
__locomotion__
ジョイントを原点の方へシフトさせる軸を選択します。
Convert to In-Place
(原点または Shift to Origin パラメータに応じた最初のフレームの位置を基準とした)__locomotion__
ジョイントの位置だけ減算することで、移動するキャラクタアニメーションをインプレースアニメーション(その場歩き)に変換します。
Convert to In-Place
キャラクタアニメーションから移動を抽出する軸を選択します。
軸を選択すると、キャラクタアニメーションからその軸方向の移動が減算され、その移動が__locomotion__
ジョイントに加算されます。
Orientation
Note
Rest Skelton入力を接続した場合、抽出に使用される向きデータは、アニメーションフレームとそのRest Skelton間の差分になります。 Rest Skelton入力を接続しなかった場合、アニメーションフレームとそのアニメーションの1番目のフレームから向きの差分が計算されます。
Tip
静止ポーズとは異なる方向を向いてキャラクタのアニメーションが開始されていて、その向きを抽出する必要がある場合には、Rest Skelton入力を接続すると役に立ちます。
Method
向きを抽出する軸を指定します。 これらのオプションのパラメータの詳細は以下を参照してください。
None
向きを抽出しません。
Around Up Axis
キャラクタのUp軸を基準に向きを抽出します。 このUp軸は、ビューポートの方向オプションから推測されます。
Around All Axes
キャラクタのすべての軸を基準に向きを抽出します。
Custom
キャラクタの向きを取り出す際に使用したい軸と抽出メソッドをカスタマイズします。
Up Axis
Up軸を基準に向きを抽出する時に使用するメソッドを指定します。
Use Joint Orientation
Locomotion Joint からオイラー角を取り出し、それらの角度を使用して選択した軸を基準に向きデータを抽出することで、向きを抽出します。
Direction Vector Between Joints
追加ジョイントを指定し、 Locomotion Joint と Look At Joint の間に方向ベクトルを描画することで向きを抽出します。 この方向ベクトルは、それに関係する平面に投影され、それを使用して選択した軸を基準に向きデータを抽出します。
Look At Joint
方向ベクトルの先端として作用する追加ジョイントを指定します。
Rotation Order
キャラクタアニメーションから向きを抽出する際に使用する回転順を指定します。
X Axis
X軸を基準に向きを抽出する際に使用するメソッドを指定します。 これらのオプションのパラメータの詳細は上記の Up Axis を参照してください。
Y Axis
Y軸を基準に向きを抽出する際に使用するメソッドを指定します。 これらのオプションのパラメータの詳細は上記の Up Axis を参照してください。
Z Axis
Z軸を基準に向きを抽出する際に使用するメソッドを指定します。 これらのオプションのパラメータの詳細は上記の Up Axis を参照してください。
Trajectory
Visualize Trajectory
__locomotion__
ジョイントのモーション軌跡を視覚化します。
Translate
空間内で__locomotion__
ジョイントを移動させます。
この移動は、__locomotion__
ジョイントが初期化された直後、且つ、 Shift to Origin と Convert to In-Place のオプションの前に適用されます。
Rotate
ワールド原点をピボットとして使用して__locomotion__
ジョイントを回転させます。
この回転は最後に適用されるので、前のオペレーションと干渉しません。
Extraction
Factor Out Translation
移動を取り出すジョイントを選択します。 これらのオプションのパラメータの詳細は以下を参照してください。 この移動は、選択したジョイントとその選択したジョイントのすべての子ジョイントから抽出されます。
Locomotion Joint
Locomotion Joint パラメータで指定したものと同じジョイントを抽出に使用します。
Custom Joint
カスタムジョイントを抽出に使用します。
Factor Out From Joint
移動の抽出に使用するカスタムジョイント。
Factor Out Orientation
向きを取り出すジョイントを選択します。 これらのオプションのパラメータの詳細は Factor Out Translation を参照してください。 この向きは、選択したジョイントとその選択したジョイントのすべての子ジョイントから抽出されます。
入力
Target Skeleton
ロコモーションを抽出する入力スケルトン。
Rest Skeleton
静止入力スケルトン。
これは、 Target Skeleton を Ground Plane からUp方向にオフセットする際に Ground Plane の代わりに Target Skeleton 境界ボックスの底面で__locomotion__
ジョイントを初期化したい場合に役立ちます。
出力
Target Skeleton
入力スケルトンと、ロコモーショントランスフォームが含まれた__locomotion__
ポイント。
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