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このノードは、変換行列を使って“オブジェクト空間”でソースジオメトリをトランスフォームします。
選択したプリミティブすべてが同じトランスフォームを受け取ります。Pointアトリビュートでトランスフォームに変化を加えるには、Transform By Attribute SOPを使用します。
Note
Vector VDBsは、intrinsicデータ内のtransformヒントに応じて内部値をトランスフォームさせます。
SDF VDBsは、たとえ均一スケールを実行しても、内部値を更新しません。 これは、VDB Combineを使ってA Multiply値をスケール量に設定することで更新することができます。
パラメータ
Group
トランスフォームするジオメトリのサブセット。
Group Type
Groupフィールドで参照されるエレメントのタイプ。
Transform Order
トランスフォームの順番。
Rotate Order
回転の順番。
Translate
XYZ軸毎の移動量。
Rotate
XYZ軸毎の回転量。
Scale
XYZ軸毎の不均一スケール。
Shear
シアー(傾斜)の度合い。3つの値は、それぞれXY平面上のX、XZ平面上のX、YZ平面上のYを意味しています。
Uniform Scale
均一スケール。
Pivot Translate
トランスフォームのローカルピボット空間の移動量。
Pivot Rotation
トランスフォームのローカルピボット空間の回転量。
Attributes
これらのアトリビュートがトランスフォームとしてマークされていれば、トランスフォームされます。
Attribute Createを使用して、それらのアトリビュートのトランスフォームタイプを Position, Vector, Normal, Quaternion, Transform Matrix に設定します。
アトリビュートを非トランスフォームにする場合は、そのタイプを None に設定するか、このリストから除去します。
もし
P
のみがトランスフォームされる場合は、プリミティブのトランスフォームが影響を受けます。
Recompute Point Normals
法線アトリビュートが存在すれば、すべての法線をポイント法線として再計算します。
Recompute Affected Normals
トランスフォームされたポイントとトランスフォームされていないポイントの両方を使用したポリゴンから影響を受ける法線を再計算します。
フルジオメトリや完全に繋がったコンポーネントをトランスフォームする時、その結果は、このオプションをオフにした時と同じになるはずです。
つまり、法線がトランスフォームされるだけで再計算されません。もしP
がトランスフォームされない場合は、これは何もしません。
Preserve Normal Length
法線長さを保持します。
Invert Transformation
変換行列を逆行列にします。これは、指定したトランスフォーメーションを元に戻すトランスフォーメーションです。 このパラメータ以外のパラメータすべてが同じ2つのTransform SOPは、お互いのトランスフォーメーションを打ち消し合います。
Output Attribute
このフィールドが空っぽでない場合、このノードは、適用するトランスフォームを意味した4×4マトリックスの Detail アトリビュートをこの名前で作成します。 例えば、このアトリビュートを使用することで、他の場所で同じトランスフォームを適用したり、後のチェーンで逆トランスフォームをかけることができます。
Combine
既に Output Attribute が存在すれば、これは、このノードによるその既存のアトリビュート値と新しいトランスフォーム値の結合方法を制御します。 “Post-Multiply”は、複数のトランスフォームノードをネットワーク内で相互に接続するのと同じ方法でトランスフォームを適用します。
ローカル変数
CEX, CEY, CEZ
入力の重心。
GCX, GCY, GCZ
入力グループの重心。
XMIN, XMAX
入力の境界ボックスのX座標の範囲。
YMIN, YMAX
入力の境界ボックスのY座標の範囲。
ZMIN, ZMAX
入力の境界ボックスのZ座標の範囲。
SIZEX, SIZEY, SIZEZ
入力の境界ボックスのサイズ。
Examples
ModulusTransform Example for Transform geometry node
このサンプルでは、Transform SOP、Group SOP、剰余演算(%)を使って、周期的なアニメーションを作成する方法を説明しています。
See also |