On this page |
このノードは、対称ジオメトリの片側から反対側にアトリビュートをコピー・反転します。 Mirroring Method メニューにはいくつかのオプションが用意されていて、 Plane 、 Topology 、既存ミラーの Mapping を使用することができます。
サンプル ¶
テクスチャツールを使用して、対称モデル(例えば、人間のキャラクタ)の片側にテクスチャを付けてから、
AttribMirror
を使用して、そのモデルの反対側にUVテクスチャ座標を自動的にミラー化します。
パラメータ ¶
Group
ソースまたはターゲットとして使用するミラー用のジオメトリのサブセット。
Group Type
Groupフィールドで参照されるエレメントのタイプ。
Use Group As
ソースとしては、グループの要素がミラー平面を基準に残りのジオメトリ上にミラーされます。 ターゲットとしては、残りのジオメトリの要素がミラー平面を基準にグループの要素上にミラーされます。
Attribute
ミラーするアトリビュート。
Color
とTexture UV
が用意されています。
他のアトリビュートを指定するには、Other Attribute
を選択して、 Attribute Name にアトリビュート名を入力します。
Attribute Names
Other Attribute
を選択した時に、ミラーするアトリビュートの名前を指定します。
アトリビュート名は、スペースで区切ります。
各アトリビュートは、Group Typeパラメータで指定したジオメトリ要素上に存在しなければなりません。
何もアトリビュートを指定しなかった場合、すべてのアトリビュートがコピーされます。
Mirroring Method
これは、ジオメトリの両側の間にミラーを確立するためのメソッドを決めます。
Plane
モデルのソース側のジオメトリは、それをターゲット側にミラーさせた位置から最も近くにあるターゲット側のジオメトリに対してアトリビュートがミラーされます。
ジオメトリ間の近接度は位置で定義されます。 プリミティブの位置は、その境界ボックスの中心となります。 Vertexアトリビュートは、まず最初にミラープリミティブを検索してから、そのプリミティブ内のミラーポイントを検索することでミラーされます。
このミラー平面は、ターゲット側にあります。 2つのジオメトリエレメントをミラーするには、1つのジオメトリがソース側に、もう1つのジオメトリがターゲット側になければなりません。
Topology
Mirroring Edge で指定されたエッジを基準にジオメトリの頂点が反対方向に走査されます。 片側の頂点がもう片側の頂点をミラーします。 この頂点ペアと各頂点のプリミティブ間で共有されているポイントをミラーすることもできます。
ミラーエッジ上のポイントは、ミラーのどちら側にも属さないものとみなされます。
Use Mapping
ミラーは、 Element Mapping Name アトリビュートから読み込まれたペアから再生成され、 そのミラーのターゲット側は Destination Group に含まれているエレメントでマークされます。
Tolerance
ミラーする距離がこの許容値内にある場合にのみ、ミラージオメトリを合わせます。
Origin
対称平面の原点。
Distance
対称平面を動かす距離。
Direction
対称平面の法線方向。
Mirroring Edge
Mirroring Method がTopology
の時、ここには、ミラーとして使用するエッジグループを指定します。
離れたミラーリングエッジを複数指定することができます。
Source Side Hint
Mirroring Method が Topology の時、ジオメトリのソース側となるプリミティブグループを指定します。 このヒントを与えなかった場合、または、ヒントが矛盾している場合、最も小さいプリミティブ番号を使用して、ソース側がマークされます。
Connectivity Attribute
Mirroring Method が Topology の時、ここには、エレメントと隣接エレメントの間でアトリビュート値が同じでなければならないアトリビュートのリストを指定します。
Element Mapping Name
Mirroring Method が Use Mapping の時、ここには、ミラー用マッピングが読み込まれるアトリビュートを指定します。 ターゲットエレメント毎に、そのアトリビュート値がソースエレメントと同じである必要があります。 アトリビュートは整数でなければなりません。
Destination Group
Mirroring Method が Use Mapping の時、ここには、ターゲット側に含めるすべてのエレメントのグループを指定します。 ソースエレメントは、 Element Mapping Name アトリビュートから取得されます。 無効なソースエレメントが存在したり、ミラーペアが Group にない場合は、一部のエレメントが含まれない可能性があります。
Element Mapping
エレメントマッピングのアトリビュートを指定します。 すべてのミラーペアに対して、このアトリビュートは、ソースエレメントとターゲットエレメントの値をマッチさせます。
Note
指定したアトリビュートが既に存在する場合、それが整数でなければなりません。
既存のアトリビュートがクリアされた後に、マッピングが作成されます。
ミラーリングに含まれないエレメントの値は-1
になります。
Source Group
作成するソースグループの名前を指定します。 このグループには、ミラーのソース側のすべてのエレメントが含まれます。
Destination Group
作成するターゲットグループの名前を指定します。 このグループには、ミラーのターゲット側のすべてのエレメントが含まれます。
Transform
アトリビュートをトランスフォームさせます。 これは、浮動小数点アトリビュートにのみ効果があります。
No Transformation
変更なしでアトリビュートがコピーされます。
UVs
アトリビュートが指定したUVミラー基準線を使ってミラーされます。 これはテクスチャアトリビュートで役に立ちます。
Vectors
Mirroring Method が Plane の時、アトリビュートがミラー平面を使ってミラーされます。
Mirroring Method が Topology の時、ローカル座標系を使用したトランスフォームによって、ベクトルアトリビュートがミラーされます。 これはNormalアトリビュートのミラーで役に立ちます。
Points
アトリビュートがミラー平面を使ってミラーされます。 これは移動成分を含み、Rest Position(静止位置)などのアトリビュートで役に立ちます。
String Replace
有効な時、ミラーする文字列値を検索して置換します。
Search For
String Replace
が有効な時に、ミラーする文字列値内の名前を変更したい文字列。
パターンマッチングルールは、Attrib String Editの例と同じです。
Replace With
String Replace
が有効な時、Search For
パターンに合致したミラー文字列がこの値に置換されます。
パターンマッチングルールは、Attrib String Editの例と同じです。
See also |