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Since | 20.0 |
このノードは、リグコンポーネントを使用して、APEXキャラクタいわゆるAPEXリグをプロシージャルに拡張します。 リグコンポーネントは、Houdiniに同梱されている事前構築済みのコンポーネント、または、異なるリグで再利用できるように独自に作成したコンポーネントのどちらでも構いません。
パラメータ ¶
Component Source
現在利用可能なリグコンポーネントのリストから選択します。 Use Second Input を選択すると、2番目の入力のリグコンポーネントスクリプトが代わりに使用されます。
以下の事前構築済みコンポーネントが利用可能です:
Component File
使用されるリグコンポーネントのファイルパス。 Component Source からコンポーネントを選択すると、このパラメータは自動的に入力されます。
Edit Source Script as Snippet
Component Source を Use Snippet に設定し、コンポーネントスクリプトのソースコードを取得し、そのコードを Snippet パラメータに挿入します。 これは、(APEX Scriptを使用して生成された)コンポーネントスクリプトをカスタムコンポーネントを作成するための参考コードとして使用したい場合に役立ちます。
Component Output File
Component Source が Use Second Input または Use Snippet に設定されている場合、ここには、 Save to Disk の出力ファイルパスを指定します。
Save to Disk
コンポーネントスクリプトを Component Output File に保存します。 現在のノードのコンポーネントパラメータのレイアウトに加えられた更新は、コンポーネントスクリプトジオメトリ(ComponentScript出力)上のメタデータとして格納されます。 このノードの現在のパラメータ値は、保存されたコンポーネントスクリプトのデフォルトのパラメータ値として使用されます。
Note
コンポーネントスクリプトを$HIP/apexcomponents/
、$HOME/apexcomponents/
に保存すれば、
それが Component Source のドロップダウンに自動的に表示されるため、グラフに直接アクセスする必要なく初心者のユーザでも簡単にリグコンポーネントを使用できるようになります。
Rig Source
キャラクタのリグ要素を追加または変更する場合に実行するオペレーション。
Add or Update
CharacterStream入力内の( Name で指定した)リグを追加/更新します。 リグが存在しない場合、可能であれば作成されます。
From Input
上流の APEX Autorig Component SOP から定義された動作を取得します。
Add or Replace
CharacterStream入力内の( Name で指定した)リグを追加/置換します。
Name
CharacterStream入力内のリグの名前。
Parm Source
コンポーネントスクリプト入力パラメータに使用する設定のソース。
Component
このノードからのパラメータを使用します。
Node
Path パラメータで指定された別のSOPノードから、 Attribute Name パラメータで指定されたparms辞書を使用します。
Path
Parm Source が Node に設定されている場合、ここには、使用するSOPノードのパスを指定します。
Attribute Name
Parm Source が Node に設定されている場合、ここには、使用する辞書アトリビュートの名前を指定します。
Enable Partial Evaluation
有効にすると、以下のグラフの部分のみを実行することで、コンポーネントスクリプトグラフに対して部分的評価の最適化を行なうことができます:
-
変更のあった入力パラメータに依存している。
且つ
-
このノードから要求された出力に寄与している。
Color New Nodes
現在のコンポーネントスクリプトで追加されたすべてのノードを、指定したカラーにします。 このカラーは、出力グラフに追加されます。 簡単に各ノードをソースコンポーネントスクリプトに関連付けることができるのでデバッグ用途に使用すると良いでしょう。
このセクションには、( Component Source で設定されている)現在のリグコンポーネントに固有のパラメータが含まれていて、 その選択したコンポーネントに応じて、このパラメータインターフェースのセクションが変わります。 パラメータは、コンポーネントスクリプトグラフのパラメータ入力から派生します。 つまり、APEX Autorig Component SOPは、コンポーネントスクリプト入力を設定するためのインターフェースとして機能します。
事前構築済みコンポーネントのリンクに関しては、 Component Source パラメータを参照してください。
Reset Animation Parms
このボタンは、コンポーネントスクリプトの入力として使用されているすべてのSpareパラメータを削除します。
Reload Setup Parms
このボタンは、このセクション内のパラメータを現在のコンポーネントのパラメータに更新します。 これは、入力コンポーネントスクリプトのパラメータが変わった場合に役立ちます。
Component Snippet セクションは、 Component が Use Snippet に設定されている時に利用可能です。
Snippet
実行するAPEXスクリプトスニペット。
Inspect Line
有効にすると、 Snippet 内の指定した行番号のコードが赤で表示されます。これはデバッグで役に立ちます。
Debug
有効にすると、スニペットを大元のPythonのast
モジュール構文構造体でプリントします。
Show Traceback
有効にすると、フルのトレースバック付きですべてのエラーメッセージを表示します。
Convert To Snippet
事前同梱済みのコンポーネントスクリプト、または、グラフ入力(このノードの2番目の入力)をAPEXスクリプトスニペットに変換します。 APEXスクリプトスニペットと入力グラフの機能は、まったく同じです。
Keep Node Positions
有効にすると、入力グラフのすべてのノードの位置メタデータが、逆コンパイルされたAPEXスクリプトスニペットに追加されます。 これは、かなりの行数のコードを生成します。
Keep Node Color
有効にすると、入力グラフのすべてのノードのカラーメタデータが、逆コンパイルされたAPEXスクリプトスニペットに追加されます。 これは、かなりの行数のコードを生成します。
Keep Node Names
有効にすると、逆コンパイルされたコード内に特別な関数引数の__name
が維持されます。
有効にすると、スニペットにヘッダーとフッターが追加されます。 ヘッダーとフッターは、現在のスニペットの前後に挿入される事前定義済みのコードスニペットで、スニペットと一緒に実行されます。 ヘッダーとフッターは、共通オペレーション(例えば、ジオメトリ入力をグラフに変換してからそれをジオメトリに戻すオペレーション、パックキャラクタからリググラフを取得するオペレーションなど)を標準化するのに役立ちます。
Template
現在のスニペットに使用するヘッダーテンプレート。
Basic
空っぽのテンプレートを追加します。
Graph
(ヘッダー内で)グラフ入力のどれかにバインドされているジオメトリをグラフに変換し、(フッター内で)そのグラフをジオメトリに書き換えます。
Component
(ヘッダー内で)パックキャラクタジオメトリからリググラフを取得し、(フッター内で)そのパックキャラクタジオメトリをそのリググラフで更新します。
Custom
ユーザ側でヘッダーとフッターを編集することができます。
Add Version
有効にすると、Houdiniバージョンがヘッダーに追加され、使用するAPEX関数のバージョンが設定されます。 これによって、異なる引数を持つ新しいバージョンの関数が追加された場合でも下位互換を保つことができます。 詳細は、特別な関数を参照してください。
Show
有効にすると、ヘッダーとフッターが表示されます。
Edit
有効にすると、ヘッダーとフッターを手動で編集することができます。
ビジュアライザ系オプションは、APEXネットワークビューに表示させるグラフを指定したり、デバッグしやすくするためにハイライトカラーを設定することもできます。 このハイライトカラーは、実際の出力データには適用されません。
Show
APEXネットワークビューに表示させるグラフを定義します。
Rig
パックキャラクタから抽出された結果のリググラフ。
Component Script
キャラクタを修正する現在のコンポーネントスクリプト。
Highlight Added Nodes
有効にすると、新しく追加されたすべてのノードが緑でハイライトされ、その他の既存ノードがグレーアウトされます。 これによって、このリグコンポーネントによってグラフに加えられた変更内容が確認しやすくなります。
Highlight Reconnected Nodes
有効にすると、現在のリググラフから接続が追加/修正/削除されたすべてのノードがハイライトされます。
Layout Graph
有効にすると、現在のリググラフに自動レイアウトが適用されます。
入力 ¶
CharacterStream
修正するAPEXキャラクタジオメトリ。
ComponentScript
コンポーネントに呼び出すためのAPEXグラフを含んだジオメトリ。
Component Parameters のパラメータレイアウトの変更内容は、parmoptions
Detailアトリビュートにメタデータとして格納されます。
出力 ¶
CharacterStream
修正されたAPEXキャラクタジオメトリ。
ComponentScript
呼び出されたコンポーネントのAPEXグラフ。
このAPEXグラフには、(parmoptions
Detailアトリビュートに格納されている)コンポーネントパラメータレイアウトに関する基本情報が入ったメタデータを含んでいます。
参照用として用意されています。
See also |