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Since | 20.5 |
How to ¶
To... | Do this |
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ブラシのサイズを変更する |
⌃ Ctrl + ⇧ Shiftを押したまま |
ブラシの強度と減衰を調整する |
⌃ Ctrl + ⇧ Shiftを押したまま水平方向に |
ブラシの効果を反転させる |
⌃ Ctrlを押したままストロークを描画します。 |
スムースブラシを一時的に有効にします |
⇧ Shiftを押したままストロークを描画します。 |
ブラシを切り替える |
0-9のキーを使用すると、もっとも人気のあるブラシに切り替えることができ、CキーですべてのブラシのRadialメニューにアクセスすることができます。 |
ブラシストロークを取り消す |
⌃ Ctrl + Zを押します。 |
指定したマスクを使ってスカルプトする |
Sculptノードは、 Use Mask Attribute が選択されている時に使用する |
パフォーマンスTips ¶
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最良のパフォーマンスを得るには、ビューポートシェーディングモードを MatCap Shaded または Smooth Shaded に設定し、モデルからすべてのマテリアルを除去してください。
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ハイポリのモデルの場合、現在のところ、OpenGLビューポートの方がVulkanビューポートより大幅に高速です。
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Use Mask Attribute を有効にするとパフォーマンスに若干影響が出るので、不要な場合は、これを無効にしておくのが良いです。
スカルプトの挙動 ¶
このノードは、スカルプトした編集内容を最小限のアトリビュートセットを使って内部の Sculpt Stash に保存します。 この Sculpt Stash は、ユーザがスカルプトを開始した時に作成され、 Reset Sculpt/Mask ボタンで消去することができます。 出力のアトリビュートは、(ユーザ定義のアトリビュートとグループが格納される)入力ジオメトリ間で分割されます。 Sculpt Stash には、位置やマスク値などのアトリビュートが格納されます。
入力とSculpt Stashのトポロジが同じ場合、完全な出力を簡単に用意することができますが、トポロジが同じでない場合、Sculpt Stashを入力に直接適用することができません。 この場合、(Sculpt Stashから作成された)元のスカルプトジオメトリが出力され、新しい入力のアトリビュートが Attribute Transfer を介して出力に転送されます。 Force Output to Update を有効にすることで出力を強制的に更新することができますが、期待した結果を生成しない可能性があるため注意が必要です。
また、このノードは、出力されるスカルプトモデルを入力の変更内容に応じて変形させることもできます。 この変形は、入力とSculpt Stashのトポロジが同じである限り、自動で行なわれます。
パラメータ ¶
Operation ¶
Brush
Clay
ブラシヘッド下に丸く膨らんだ粘土を追加し、表面を押し出して細かいディテールを埋めます。
Clay Strips
Clay に似ていますが、ブラシ方向に向いた正方形のスタンプを使用して、プラシヘッド下に連なった粘土を追加します。
Inflate
ポイントを法線方向に押し出して、サーフェスが膨らんだように見えるようにします。
Move
ブラシヘッド下に最初にあったポイントをビュープレーンに沿って接線方向に動かします。
Flatten
ブラシヘッド下にあるポイントを共通平面に向かって押し出します。
Crease
ブラシヘッドの中心に寄せた鋭い折り目をメッシュ内に作ります。
Pinch
ブラシヘッド下にあるポイントをそのブラシヘッドの中心へ引き寄せます。
Relax
Pinch の逆。 ポイントを表面沿いに動かすことで、形状に影響を与えずにメッシュのトポロジを滑らかにします。
Smooth
ポイントを隣接ポイントの平均位置に向かって移動させることで、メッシュを滑らかにします。
Smooth Approximate
Smooth に似た実験的なブラシで、高密度なメッシュに対して上手くスケールがかかります。 現在のところ、これは少し遅くて、メッシュに引裂が発生する場合があります。
Erase
ブラシ下のポイントを元の入力ジオメトリの位置とブレンドして、編集状態で編集内容を実質的に消去します。
Alpha
指定したテクスチャのスタンプをブラシヘッド下に配置します。 スタンプはストローク方向に整列します。
Paint Mask
Use Mask Attribute が有効な時、上記のブラシが影響を与えない領域をペイントします。
Grab – Shot Sculpt
ブラシヘッド下の領域を掴んで、それがまるで単純な弾性素材かのような表面の変位を模倣します。
Scale – Shot Sculpt
Grab – Shot Sculpt に似ていますが、代わりにブラシヘッド下の領域をスケールします。
Pinch – Shot Sculpt
Grab – Shot Sculpt に似ていますが、代わりにブラシヘッド下の領域を摘みます。
Twist – Shot Sculpt
Grab – Shot Sculpt に似ていますが、代わりにブラシヘッド下の領域を捻ります。
Adapt
頂点を曲率の大きい領域へ移動させます。これは、低解像度サーフェス上のジオメトリ的にギザギザな不具合(例えば、低解像度メッシュ上の鋭い Crease )を修正するのに役立ちます。
Alpha Image File
Alpha ブラシが選択されている場合、そのブラシで使用する画像ファイルを設定します。
Stroke
Dots
マウスのドラッグした経路に沿って等間隔にスタンプを配置します。 この間隔は、 Spacing パラメータで指定することができます。
Spray
ブラシ領域下に複数の小さなサブスタンプをランダムに散布します。 Dots と同様に、このサブスタンプクラスタの分布も Spacing パラメータで指定することができます。
Linear Spray
ブラシ領域下にサブスタンプラインを散布します。 サブスタンプの各ラインは、ストローク方向に整列します。
Drag Dot
フレーム毎にカーソル下に1個のスタンプを配置します。 Linear Spray とは違って、このストロークタイプは、直近のマウス位置と現在のマウス位置の間にスタンプを追加しません。
Drag Rect
マウスドラッグの長さで決まる半径とそのマウスドラッグの方向に整列した向きを使って1個のスタンプを配置します。
Count
フルスタンプ毎に生成されるサブスタンプの数。
Radius
各サブスタンプの半径。
Random Radius
有効にすると、各サブスタンプの半径が0から Radius の範囲でランダム化されます。
Count
散布するサブスタンプラインの数。
Radius
各ライン内の各サブスタンプの半径。
Random Radius
有効にすると、各サブスタンプの半径が0から Radius の範囲でランダム化されます。
Length
サブスタンプの各ライン内のスタンプの数。
Allow Overflow
サブスタンプラインがフルスタンプ半径外にはみ出すことを許容します。
Brush ¶
Radius
ブラシヘッドの半径。
Strength
ストローク操作の効果の強さ。
Spacing
Dots 、 Spray 、 Linear Spray を使用した場合のスタンプ間の間隔。
Falloff
スタンプのエッジ付近のポイントに対するブラシの効果を制御します。 値が小さいほど、そのエッジ付近の輪郭が鮮明になり、値が大きいほど、エッジが柔らかくなります。
Radius Pressure
スタイラスからの圧力入力がブラシの半径に与える影響力を制御します。 0の値は影響なし、1の値は完全な影響を意味します。
Strength Pressure
スタイラスからの圧力入力がブラシの強度に与える影響力を制御します。 0の値は影響なし、1の値は完全な影響を意味します。
Falloff Pressure
スタイラスからの圧力入力がブラシのフォールオフに与える影響力を制御します。 0の値は影響なし、1の値は完全な影響を意味します。
Show Maximum Radius
スタイラスの圧力で半径が影響を受けるように設定されたタブレット上でスカルプトを行なう時、ブラシビジュアライザは、その可能な最大半径を表示します。
Show Brush During Stroke
ストローク中にブラシビジュアライザを表示します。
Show Falloff
ブラシビジュアライザ上にフォールオフ半径を表示します。
Stroke ¶
Lazy Mouse
ブラシがマウスの現在位置の後を、指定した Distance だけ離れて追従し、ストロークの形状にスムージング効果を生成します。
Distance
Lazy Mouse が有効な時、ブラシがカーソルの後にどれだけ離れて追従するのかを制御します。
Speed
Lazy Mouse が有効な時、ブラシが遅延したマウス位置に追従するために移動する速さを制御します。
Mask ¶
Facing
All Faces
ポイントがブラシヘッドの方に向いているかどうか関係なく、ブラシヘッド下のすべてのポイントがブラシの影響を受けます。
Front-Facing Only
ブラシヘッドの方に向いているポイントのみがブラシの影響を受けます。
Back-Facing Only
ブラシヘッドに背を向けているポイントのみがブラシの影響を受けます。
Mask Disconnected
ヒットポイントからトポロジ的に繋がっていないメッシュ部分にストロークが影響を与えないようにします。 これは、眼球に影響を与えずに瞼を動かしたい場合に役立ちます。
Use Mask Attribute
入力メッシュ上のmask
Pointアトリビュートを使用して、ストロークの影響範囲を絞り込むことができます。
0.0の値は、ブラシからの影響を受けません。
1.0の値は、ブラシから完全に影響を受けます。
このアトリビュートは、 Paint Mask や Erase Mask のブラシ操作を使用してペイントすることもできます。
Color
mask
が有効な領域を視覚化する際に使用されるカラー。
Symmetry ¶
Mirror Strokes
Origin と Direction で定義された平面を基準にストロークを対称化するかどうか。
Origin
Mirror Strokes が有効な時、ストロークが対称化される平面の原点を指定します。
Direction
Mirror Strokes が有効な時、ストロークが対称化される平面の法線方向を指定します。
Distance
Mirror Strokes が有効な時、ストロークが対称化される平面のオフセット量を指定します。
Edits ¶
Force Output to Update
スカルプトが実行された後に入力のトポロジが変更されたかどうかに関係なく、入力を使用して強制的に出力を更新します。
Reset Sculpt
ポイント位置に加えた編集内容をリセットします。
Reset Mask
マスクに加えた編集内容をリセットします。
Geometry File
内部のSculpt Stashの保存先。 無効にすると、スタッシュはhipファイル内に保存されます。
Move Stash to New File
Sculpt Stashを新しい外部ファイルに移します。 Sculpt Stashが内部で保存されている場合、これは、その内部スタッシュデータを外部ジオメトリファイルに移します。
Load Stash from File
指定した Geometry File からSculpt Stashを読み込んでスタッシュを編集できるようにします。
See also |