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概要
このノードは、1番目の入力の照会ポイントを基に、2番目の入力のサーフェスのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。
これは、それぞれの照会ポイントがサーフェス内に入っている度合いを表現します。
要するに、閉じたサーフェスの中に完全に入っているポイントのWinding Numbers(回転数)がほぼ1
に、閉じたサーフェスの外に完全に出ているポイントのWinding Numbers(回転数)は0
になります。
開いたサーフェスの境界付近のポイントのWinding Numbers(回転数)は、ほぼ0.5
になり、その奥にあるポイントのWinding Numbers(回転数)は0.5
より大きな値になります。
反転させたサーフェスでは、内側にあるポイントのWinding Numbers(回転数)はマイナス値になります。
パラメータ
Query Points
2番目の入力のサーフェスを基準にWinding Numbers(回転数)を計算させたい1番目の入力のポイントのサブセット。
Mesh Primitives
1番目の入力のポイントにおけるWinding Numbers(回転数)を計算するための2番目の入力のプリミティブのサブセット。
Winding Number Type
Winding Numbers(回転数)を計算する空間。
3D
3DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、立体角を4πで除算します。
2D in XY Plane
2DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、弧に対する角度を2πで除算します。2番目の入力のカーブと1番目の入力のポイントをXY平面に投影します。
2D in YZ Plane
2DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、弧に対する角度を2πで除算します。2番目の入力のカーブと1番目の入力のポイントをYZ平面に投影します。
2D in ZX Plane
2DのGeneralized Winding Numbers(一般化回転数)を計算します。つまり、弧に対する角度を2πで除算します。2番目の入力のカーブと1番目の入力のポイントをZX平面に投影します。
Attribute Name
Winding Numbers(回転数)の書き出し先となるPointアトリビュートの名前。
Scale to Solid Angle
有効にすると、2番目の入力で囲まれた立体角を表現できるように、Winding Numbers(回転数)を4πで乗算します。 Winding Number Type は2Dオプションの1つで、2番目の入力のカーブの弧に対する角度を表現できるように、Winding Numbers(回転数)を2πで乗算します。
Negate Value (Reverse)
有効にすると、2番目の入力のジオメトリの反転に相当するように、Winding Numbers(回転数)を-1
で乗算します。
Full Accuracy (Slow)
有効にすると、このノードは、より精度が高いアルゴリズムを使用します。しかし、これは照会ポイント数とサーフェスジオメトリのポリゴン数が多い時は非常に遅くなります。
Accuracy Scale
Full Accuracy を無効にすると、近似精度を使用するように制御することができます。 通常では、値が小さいほどクックが高速になりますが、精度が悪くなります。 12の値は、 Full Accuracy 相当の精度になります。 1の値は、場合によっては精度が非常に悪くなります。 通常では、2の値が十分な精度です。
Examples
WindingPighead Example for Winding Number geometry node
このサンプルでは、Pigheadテストジオメトリに対して色々な方法でWinding Number SOPを使用する方法を説明しています。
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