Pivot Painterは、モデルピボットと回転情報を、Pivot Painter1ではモデルの頂点データと追加UVチャンネルに格納し、Pivot Painter2ではテクスチャに格納します。 その情報をUnrealのシェーダシステム内部で使用することで、インタラクティブなエフェクトを生成することができます。 このツールは、特にUnreal EngineでEpic Games社が提供しているマテリアル関数で動作するように構築されています。 とはいえ、よく使用されるアトリビュートとテクスチャを利用しているのでUnityなどの他のエンジン内でこのエンコードされた情報を使用することが可能です。 https://docs.unrealengine.com/en-US/Engine/Content/Tools/PivotPainter/index.html
Tip
重要なピボットアトリビュートは次のとおりです: Pivot Painter1ではN
とname
。Pivot Painter2ではN
とhierarchy
です。
重量なジオメトリアトリビュートは次のとおりです: Pivot Painter1ではuv
とname
。Pivot Painter2ではuv
とhierarchy
です。
Pivot Painter2で"Selection Order"を利用する場合に使用される重要なオプションアトリビュートはselectionIndex
アトリビュートです。
この整数アトリビュートは0から始まります。
今では、ピボットポイント上にup
アトリビュートを用意することも可能です。
Upベクトルを生成する代わりにこのup
アトリビュートが接線計算に使用されます。
既にUpベクトルが存在すれば、それを指定することを強く推奨します。
Tip
このツールに修正された重要な更新では、このツールを使用する前にもはや入力ジオメトリとピボットを100倍にスケールする必要がなくなりました。 今では、このツールが自動的にそれを行ないます。
パラメータ
Export
このボタンを押すと、すべてのデータが計算されて、必要なファイルがディスクにエクスポートされます。
Mode
指定したジオメトリとピボットのピボット情報をエンコードする際に使用されるメソッドを指定することができます。 この詳細とメソッドの違いはEpic社のUnreal Engineドキュメントを参照してください。
Asset Name
ディスクにエクスポートされるアセットで使用される名前。この名前はFBXやオプションのテクスチャで使用されます。
Output Directory
生成されるアセットがエクスポートされるディレクトリ。
Restore Input Scale
このトグルは、このSOPの出力でジオメトリをHoudini単位に復元させるかどうかを制御します。 これは、このノードのエクスポート処理に影響せず、エクスポートする前にジオメトリにもっと処理を加えたい場合にのみ本当に役立ちます。
Data Packing Method
このメニューでは、このツールがPivotPainter情報をデフォルトの方法またはカスタム設定のどちらでエンコードするのかを決めます。
Layout Lightmap UVs
これは、このツールがプライマリUVsに基づいて自動的にLightmap UVsを生成させます。
UV Padding
これは、Lightmap UVsを配置する際にそれらのUVに適用される余裕代を制御します。
Range
拡張チャンネルのエンコードに使用されるカスタム範囲。 以前では、これは(3dsMaxと同様に)2048にハードコーディングされていました。 この数値を下げると、もっと良い精度が得られ、この変更はまもなくMaxプラグインにも適用されます。
Texture #
RGB
これらのチャンネル内にエンコードされる情報のタイプを制御します。 選択すべきタイプは、エンジン内のシェーダによって大きく異なります。
A
このチャンネル内にエンコードされる情報のタイプを制御します。 選択すべきタイプは、エンジン内のシェーダによって大きく異なります。
Per Object
Custom Attribute for Random Value
これを有効にすると、ランダムデータを生成する代わりに、指定したアトリビュートが使用されるようになります。
Custom Value Attribute
ランダムスロットの値をエンコードする際に使用される浮動小数点アトリビュート名。
Pivot Position
Pivot Positionをエンコードする際に使用されるアトリビュートコンポーネント。
Forward Axis
Forward Axisをエンコードする際に使用されるアトリビュートコンポーネント。
Random Value
ランダム値をエンコードする際に使用されるアトリビュートコンポーネント。
Motion Mask
Motion Maskをエンコードする際に使用されるアトリビュートコンポーネント。
Hierarchical
Leaf Pivot Position
Leaf Pivot Positionをエンコードする際に使用されるアトリビュートコンポーネント。
Branch Pivot Position
Branch Pivot Positionをエンコードする際に使用されるアトリビュートコンポーネント。
Branch Angle
Branch Angleをエンコードする際に使用されるアトリビュートコンポーネント。
Use Mask
このトグルは、オブジェクトのモーションマスクに頂点カラーの利用を有効化/無効化します。
Input Data
このメニューでは、このツールがピボットポジションの生成を試みるのか、または、独自のピボットポジションを使用するのかを制御することができます。
Branches Group
ブランチジオメトリを含んだプリミティブグループ。
Leaves Group
リーフジオメトリを含んだプリミティブグループ。