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Since | 18.5 |
このノードは、参照軸の向きをスケルトンのジョイントの子ジョイントの方に向けることで、そのジョイントのtransform
アトリビュートを再計算します。
このノードは、LookAtメソッドを使用して、階層のルートから向きの計算を行ないます。
このノードは、2番目の入力で指定された既存の参照ポーズからtransform
アトリビュートを再計算することもできます。
Warning
ジョイントとその子ジョイントがワールドのY軸に平行なケースは、Look Atメソッド( Use Up Vector が有効な時)では対応していません。 そのようなケースでは、 Reference Point Attribute for Lookat オプションを使用してください。
パラメータ ¶
Orient Group
向きを変更するジョイントのリスト。
Targets Group
考慮する子ジョイントのリスト。 ジョイントが2つ以上の子ジョイントを持っている場合、すべての子ジョイントの平均位置が使用されます。 このグループフィールドにエントリーを追加すると、ジョイントは他の子ジョイントではなく、ここに追加したエントリーの方へ向くようになります。
Reference Vector
子ジョイントの方へ向かせたいポイントのトランスフォームのローカル空間ベクトル。
Up Vector
極ベクトル方向へ向けたいポイントのトランスフォームのローカル空間ベクトル。 これは、ジョイントの捻りを決めます。
Reference Point Attribute for Lookat
有効にすると、指定したマトリックスPointアトリビュートがLook AtのUp参照として使用されます。 現行ジョイントの向きを決めるのに使用されるUpベクトルは、現行ジョイントとこのアトリビュートのトランスフォーム間の方向として設定されます。 このパラメータは、 Up Vector が有効な場合に利用可能です。
Note
現行ジョイントのマトリックスPointアトリビュートの移動値が現行ジョイントのワールド位置と同じだった場合、 そのLook Atはデフォルトの軸を使用します。 つまり、ジョイントの現行ワールドトランスフォームをマトリックスPointアトリビュートとして指定すると、 何の効果もありません。 これは、ジョイントのサブセットに対して独自のLook Atを用意したい場合にのみ役立ちます。
Note
Look Atメソッドで使用されるUpベクトルは、 Up Vector パラメータと同じではありません。 Look Atは、指定された軸セット(Look At方向とUpベクトル)から初期方向を生成して、ジョイントが子ジョイントの方へ向くようにします。 そして、この結果の向きを制御し、 Reference Vector と Up Vector に基づいて軸の向きを変更します。
Use Parent to Orient Leaf Joints
有効にすると、子ジョイントを持たないジョイントに対して、親ジョイントを使用してそのジョイントの整列を計算します。
Orient Overlapping Joints
有効にすると、ジョイントが子ジョイントすべてに重なった場合、このノードは、現行ジョイントが向きの参照として利用可能な親ジョイントまたは子ジョイントの検索を試みます。 まず最初に、このノードは、現行ジョイントと重なっていない子ジョイントを検索します。 そのような子ジョイントが見つかった場合、そのジョイントが参照として使用されます。 その結果、 Reference Vector はその見つかった子ジョイントの方へ向きます。 そのような子ジョイントが見つからなかった場合、このノードは、現行ジョイントを重なっていない親ジョイントの検索を試みます。 そのような親ジョイントが見つかった場合、そのジョイントが参照として使用されます。 有効な子ジョイントも親ジョイントも見つからなかった場合、向きは変更されません。
入力 ¶
Skeleton
向きを変更するジョイントを持つスケルトン。
Reference Skeleton
ゼロから向きを計算するのではなく、使用したい向きを持ったオプションの参照スケルトン。
出力 ¶
Skeleton
ジョイントの向きが変更されたスケルトン。
See also |