Since | 18.0 |
このノードは、 File パラメータと Primitives パラメータで指定されたUSD Primsを読み込みます。 読み込まれたPrimsはUSDパックPrimsとして表現されます。このUSDパックPrimsはオプションで通常のHoudiniジオメトリにアンパックすることができます。
USD Primのパスを1つ以上選択したり、プリミティブパターンを使用して、読み込みたいPrimsを指定します。 オプションで、USD階層をもっと深く走査して、特定の基準を満たしたPrimsの子Primsを読み込むことができます。
パラメータ
File
読み込み元となるUSDファイル。
Time Offset (in Frames)
ファイルのすべてのタイムサンプルをオフセットします。 これを使用することで、参照したファイルのアニメーションの時間を変更することができます。
Time Scale
ファイルのすべてのタイムサンプルをスケールします。 これを使用することで、参照したファイルのアニメーションの時間を変更することができます。
Reload
USDファイルの内容をリロードします。
Set Variants
有効にすると、指定したPrimsのバリアントセット内の現在選択されているバリアントに切り替わります。
Set Variantを参照してください。
Number of Variants
1個のSet Variantノードで複数のバリアント選択を実行することができます。 作成したいバリアント選択の数をここに設定するか、または、プラスとマイナスのボタンを使ってバリアント選択を追加/削除します。
Choose Variant Set by Index
これが有効な時、名前の代わりに、アルファベット順でソートされたバリアントセットのリスト内のバリアントセットのインデックスを表現した数値を使ってバリアントセットを指定します。 乱数ジェネレータを使ってバリアントセットを選択するといったことをしたいのであれば、名前よりもインデックスでバリアントセットを扱う方が簡単です。
Variant Set
バリアントの選択元となるバリアントセットの名前。
Variant Set Index
Choose Variant Set By Index が有効な時、(Prim上のアルファベット順でソートされたバリアントセットのリスト内の)バリアントセットのインデックスを指定します。
Choose Variant Name by Index
これが有効な時、名前の代わりに、アルファベット順でソートされたバリアントのリスト内のバリアントのインデックスを表現した数値を使ってバリアントを指定します。 乱数ジェネレータを使ってバリアントを選択するといったことをしたいのであれば、名前よりもインデックスでバリアントを扱う方が簡単です。
Variant Name
インデックスでバリアントを選択しない場合、このパラメータには、指定したバリアントセット内で選択されるバリアントの名前を設定します。
この値が空っぽの文字列の場合、アクティブレイヤーで指定されている既存のバリアント選択すべてがクリアされます。
これによって、弱いレイヤーで編集されたすべてのバリアント選択オピニオンが“露出”するようになります。
この値に<block>
特殊文字列を設定した場合、明示的な空っぽのバリアント選択が作成され、弱いレイヤーからのすべてのバリアント選択オピニオンをブロックして、何もバリアントが選択されることなく、選択されたバリアントセットのままにします。
Variant Name Index
インデックスでバリアントを選択する場合、このパラメータには、アルファベット順でソートされたバリアントのリスト内で選択されるバリアントのインデックスを設定します。
Primitives
取り込むUSDプリミティブ。 このパラメータは、USDのプリミティブパターンに対応しています。
Traversal
オプションで、USD階層をもっと深く走査して、特定の基準を満たした選択 Primitives の子Primsを読み込むことができます。
Note
プリミティブパターン(例えば、descendants
自動コレクションを使用)でも同様のことが可能です。
No Traversal
Primitives パターンに合致したUSDプリミティブ毎にUSDパックプリミティブを作成します。
Components
Kindがcomponent
のプリミティブ毎にUSDパックプリミティブを作成します。
Gprims
GPrim毎にUSDパックプリミティブを作成します。
Groups
group
タイプのプリミティブ毎にUSDパックプリミティブを作成します。
Create Path Attribute
有効にすると、オリジナルのUSD Primのシーングラフパスを含んだSOP Primitiveアトリビュートが作成されます。
Create Name Attribute
有効にすると、オリジナルのUSD Primの名前を含んだSOP Primitiveアトリビュートが作成されます。
Import Frame
LOPノードがクックされるフレーム。
アニメーションジオメトリを取り込む時は、ここに$FF
を設定すると良いでしょう。
静的ジオメトリに関しては、ここに$RFSTART
といった定数値を設定した方が非常に効率的です。
Display As
USDパックプリミティブをビューポートに表示する方法。
Full Geometry
フルジオメトリがビューポートに表示されます。
Point Cloud
ジオメトリのポイントのみが表示されます。これはメモリをあまり消費せず、レンダリングが速いです。
Bounding Box
ジオメトリの境界ボックスのみをビューポートに表示します。
Centroid
境界ボックスの中心に単一ポイントを表示します。
Pivot Location
パックプリミティブのポイント位置を指定します。
Centroid
USD Primの境界ボックスのワールド位置の中心を使用します。
Origin
USD Primの原点のワールド位置を使用します。
Purpose
USD階層の区分をマークしてそれを特定の目的で使用することができます。 USDパックプリミティブをアンパックした時に、デフォルトのPurposeまたは指定したPuroposeのどれかにマークされた区分のみが走査されます。
Unpack
パックUSD Primsを、通常のHoudiniジオメトリまたは子PrimsのパックUSD Primsにアンパックします。
Geometry Type
抽出したUSD Primsを新しいUSD Packed Primとして出力するか、Houdiniポリゴンジオメトリとして出力するか指定します。
See also |